NEWS2010.12.12
永倉通夫の前検日検車レポート12.12
12月13日から大宮競輪では第4回日本トーター杯争奪戦が行われます。
今節も永倉通夫氏(元埼玉競輪選手)が大宮の選手前検日インタビューに行ってきました。
9月松戸での落車以降、近況は目立った活躍は無い。
しかし大宮の実績や脚質から活躍が期待出来る1車で有る。
捲った時の出脚や機動力は今節の№1だろう。
配当も余り低くは成らない。今こそ狙い撃ちで追っても損は無い筈。
父・長井賢人選手、弟・長井妙樹選手のみならず、
祖父祖母まで競輪選手という競輪一家。
徹底先行の戦法で大宮の直線は辛い面も有るが
逆に追い込み選手の信頼は絶大で有る。
結局は後ろの援護で押し切ってしまう。
そんな本物の競輪を実践する走りに魅力を感じてしまう!
ついに特別昇班を果たした地元期待の新鋭である。
兄・平原康多選手はグランプリに向けて調整に入ったが、
地元戦で好成績を納めて兄にエールを送りたいであろう。
兄譲りの先行捲りで格上げ初戦から大活躍を期待したい。
八王子高校・神奈川大学ではバスケットボール選手として活躍したが、
その瞬発力を生かした先行捲りが持ち味である。
同支部の近藤寛央選手を全幅的に信頼しており
福島VS東京の戦いを見据えて今回は作戦を立ててくる。
必ず見せ場を作る走りにファンは魅了される事は間違いない。
前々場所に続き大宮競輪に登場となったが優勝は記憶に新しい。
前場所の前橋では別戦から飯山泰行をも撃破した。
先行だけで無く捌きも出来るし中田選手・佐藤選手の同県と同乗しても
上手に並びを決められる統率力も持つ。
小さな巨人の7回目の優勝なるか?注目したい。
リポーター:永倉通夫