<7月27日~7月29日>大宮競輪 なぜTIPSTARなのか杯FⅡ「レース展望」※7/29更新
競輪解説者 田淵浩一氏による「A級チャレンジ決勝戦展望」
並び
1 27 36 54
中国ラインは岡山の岡崎に広島の石黒。
九州ラインは福岡の吉田に長崎の田山。
千葉コンビは初日予選同様に米倉に藤田。
地元の注目ルーキー熊崎は単騎戦となり、
2対2対2対1の細切れ戦となった。
自力型4車中、連日先行で勝ち上がったのは、
熊崎と岡崎と米倉。
熊崎は初日、竹元の捲りに屈したが、
準決勝戦は突っ張り、先行逃げ切りと修正に成功。
岡崎は連日、
123期生相手に逃げ切り勝ちで満点のレース内容。
米倉は、初日予選は石黒に差され2着、
準決勝戦は吉田に捲られながらも
2着と粘り強い走り。
吉田は、初日予選は捲り追い込み届かず3着。
準決勝戦は、中団取り切っての捲り快勝と
前回完全Vの勢いは感じられる。
先行は、岡崎か米倉のどちらか。
熊崎は本格デビュー後、全て先行しているが、
元来はルーキーシリーズでも見せたような
器用さもあり、単騎戦のここは
好位キープからの捲り狙いか。
状態が良さそうなのは、
岡崎と石黒の中国コンビ。
石黒は初日予選4番手外並走から突き抜け、
準決勝戦は熊崎の3番手も、
番手競り負けた天沼にからまれ、
一度脚を使ってからも番手野口に伸び勝った。
吉田も初日予選は
組み立ての失敗だけで、脚の状態は悪くない。
単騎戦なら勝つレースをするとみて、
地元熊崎の初Vに期待。
逆転候補は吉田。
好調岡崎に乗る石黒の抜け出しもV圏内とみる。
競輪解説者 田淵浩一氏による「3日目最終日(7/29)推奨レース」
★第1レース A級チ一般「伊藤の逃げ切り期待」
◎○△ ×
531 2 4
★第6レース A級チ選抜「佐々木の連勝期待」
◎○注 △×
156 4372
大宮A級チャレンジ戦展望 ※7/25作成
実力未知数ながら、
地元のルーキー熊崎麻人(埼玉123期)に期待する。
在所成績は、0勝の41位。
タイムも目立たないが、
ルーキーシリーズを2戦して4勝。
差し中心もレースセンスを感じさせる内容だった。
本格デビュー戦初戦の静岡1.1.③着。
3日間前受けからの突っ張り先行、
決勝戦は同期尾方祐仁(岐阜123期)に捲られたが、
レース内容は熊崎の方が上。
地脚タイプで長い距離も踏めそうで、
大宮はホームバンクのアドバンテージもあり、
中心に推す。
もう1人の123期生
佐々木祐太(岩手123期)が相手筆頭格。
ルーキーシリーズを2戦して
バック数4本と積極的なレースを見せた。
本格デビュー戦の大垣は1.1.③着、
前回の伊東では1.1.④着と優勝はまだなく、
“切れ”よりは“粘り”のある走りが印象的なイメージ。
500バンクはルーキーシリーズ宇都宮で
経験しているのはプラス。
大宮初参戦も、
夏場の軽いバンクなら主導権取れば好勝負必至。
123期生以外では、
吉田勇気(福岡117期)が123期生相手に
前回取手で完全Vと仕上がりは抜群。
準決勝戦はラインに切り替えられて、
最終バック7番手からの鋭い差し脚は、
インパクト大の走りだった。
先行力もあるが、どちらかと言えば
切れのある捲り・追込みの方が合う印象。
大宮は昨年10月に1.2班戦で7.5.6着。
正直、力負けの印象も
チャレンジ戦なら勝負になる。
今年V3は、121期生、123期生相手にも
スピード負けしておらず、
まとめて負かせば吉田の一発か。
徹底先行タイプの田村裕也(徳島113期)は、
7月降班後未だ未勝利ながらも、
前期1.2班で5勝と力はある。
永田隼一(福岡95期)は点数以上の評価は筆頭。
今期V1、今年6月の大宮3.1.⑤着の動きは良かった。
同県吉田勇気との連係なら面白い存在。
岡崎克政(岡山92期)の機動力も勝負になる。
出走数も多いが、今年25勝は立派。
大宮は今年3月3.5.1着で、
最終日は逃げ切り勝ちと長走路も苦にしない。
あとは、降班組の石黒健(広島81期)は、
自力基本にイン粘りも見せているが、
チャレンジ戦に戸惑っている印象。
藤本龍也(長野98期)は、
前期の後半からは復調気配。
野口修平(神奈川105期)は、
長い距離踏むと末脚に課題が残るが、
航続距離が短くなれば勝負になる。
松本大地(熊本81期)は縦脚あるので、
目標次第も軽視はできない。
時松正(熊本67期)は前回の落車がどうか?
正直、評価が難しいが、
熊崎麻人と佐々木祐太の123期生対決が有力。
逆転候補は、吉田勇気のスピードある捲り追い込み。
降班組は自力タイプの石黒健と
実績ある松本大地がV争いに加わってくる。
田淵浩一