<6月8日~10日>大宮競輪 第97回スポーツニッポン新聞社杯 F1「前検日検車レポート」
明日、6月8日(月)より 大宮競輪
「第97回スポーツニッポン新聞社杯 F1」が
開催されます。
今節も地元埼玉の競輪解説者 田淵浩一さんに
前検日インタビューを行っていただきました。
明日からのレース予想の参考にご覧ください。
初日 12R 2番 新田 康仁 選手(静岡・74期)
今節の競走得点トップ、
シリーズリーダーを務める新田選手。
病気欠場や落車欠場が
続いた状況について尋ねると
「昨年末に心臓の手術をして
長期欠場後に落車をしてしまい
肋骨骨折と手の指がえぐれてしまった。
今は心臓の症状も出なくて
練習ができており
感じは良くなっている」と言う。
大宮バンクは良くも悪くもなく
500バンクは「バンクの周長は
気にならない」とのこと。
戦法は追い込みも縦脚の準備はしている。
レースでは「1着を取る最善策を
考えて走る」ことを心掛けている。
練習は室内練習オンリーで
ワットバイク中心にウエイトは
たまにやる程度。
上位戦で戦えるよう
上積み目指して
コツコツやることがテーマ。
新田選手の直線強襲に期待。
初日 12R 3番 久木原 洋 選手(埼玉・97期)
昨年11月松阪で落車、
約半年の負傷欠場後
5場所目となる地元久木原選手。
現在の状態について尋ねると
「鎖骨骨折・肋骨骨折・肺気胸・
上腕の開放骨折をしてしまい
まだ復調途上ですが
練習ではタイムも数値も出ているので
あとはレース勘ですね」と言う。
大宮バンクはA級戦V歴あり
悪いイメージはなく
500バンクは「普通です」とのこと。
戦法はレースの流れの中の
自力勝負だが最近は
番手のレースも増えてきた。
レースでは「与えられた位置で
頑張る」ことを心掛けている。
練習はバンクモガキ中心。
まずは身体の状態を戻すことが課題。
久木原選手の自力勝負に期待。
初日 12R 4番 岩谷 拓磨 選手(福岡・115期)
スピードある自力勝負が魅力の岩谷選手。
前回向日町決勝戦3着について尋ねると
「小倉3人で連係して
北津留翼(福岡90期)さんが
優勝できて良かった。
自分も前回から前に乗っていた
フレームに戻して感じは良い」と言う。
大宮バンクは2度目の参戦となり
前回は鎖骨骨折明けの復帰戦で
あまり覚えていないので
指定練習で乗って確かめる。
500バンクは「高知は得意だが大宮とは
形状が違うのでどうか?」とのこと。
戦法は先行基本に流れの中の自力勝負。
レースでは「早めの仕掛け」を心掛けている。
練習は街道モガキ・先頭交代30〜40km。
点数上げて、G1戦に戻ることが目標。
岩谷選手の自力勝負に注目。
初日 4R 1番 浮島 知稀 選手(群馬・123期)
今節の競走得点トップ、
関東地区期待のルーキー浮島選手。
近況の成績について尋ねると
「毎レース緊張するが
最近は力は出せている。
優勝回数を増やしたい」と言う。
大宮バンクは初参戦となり
イメージも特になく
指定練習で乗って確かめる。
戦法は先行基本に流れの中の自力勝負。
レースでは「力出し切るレースをする」
ことを心掛けている。
練習はバンクモガキ中心と
ウエイトトレーニング週2回程度。
前検前日もバンクとウエイトの
通常メニューをこなし
調整は特にしていない。
全体的な底上げが課題。
浮島選手の自力勝負に注目。
初日 3R 4番 山根 慶太 選手(岡山・123期)
前回別府でS級特進に失敗、
中国地区期待のルーキー山根選手。
前回別府の決勝戦について尋ねると
「特進は狙っていたが力不足だった。
レース内容は満足してます」と言う。
大宮は2度目の参戦となり
前回は1.3.1着と優出に失敗しており
「500バンクは難しい」と言い
500バンクは「直線が長く
得意ではない」とのこと。
戦法は先行基本に流れの中の自力勝負。
レースでは「力を出し切り
自分のレースをする」ことを心掛けている。
練習はバンクモガキ中心に
ウエイトトレーニングは
たまにやる程度。雨の日はワットバイク。
全体的な底上げが課題。
山根選手の先行逃げ切りに期待。