<7月5日~7日>大宮競輪モーニング7 第12回ニッカン・コム杯 F2「シリーズ展望」※7/7追記
競輪解説者 井上善裕さんによる「大宮競輪 決勝戦展望【A級チャレンジ戦】」
並び
15 27 643
①岩辺陸(静岡127期)に
⑤畠山裕行(神奈川82期)。
②成海大聖(大分123期)に
須永勝太(福島98期)。
⑥水澤秀哉(千葉127期)に
④内田淳(千葉111期)、
③湯浅弘光(千葉74期)の3分戦。
それぞれラインの先頭の動きがよく
どこからでも狙えるが
やはり点数リーダーで
2日間のレース内容もいい成海が
新人2人を相手に経験値の差で
有利に組み立てそう。
成海の番手をまわる須永も動き良く
成海が新人と踏みあうと逆転の可能性も。
準決勝を13.3秒の高速捲りで
後続を引き離し勝ち上がった水澤。
当然優勝候補だが、ただ水澤は後ろに
同県の先輩が2人付くことから
3人の中で一番の積極策が濃厚。
積極先行で押しきり優勝を狙う。
最終ホームを水澤が先頭で通過すると
番手をまわる内田にチャンスが訪れる。
何でも出来る内田は準決勝で
地元の新鋭吉田を捲りで完封。
出来良く水澤が積極先行で
成海や岩辺にあわせて番手捲りや
早めの追い込みが出来れば優勝のチャンスだ。
三番手の湯浅も連日堅実な走りで
決勝戦でも内田を追走からチャンスを伺う。
7人の中でただ1人連勝で勝ち上がった岩辺だが
レース内容は他の2人のほうが良いだけに
決勝戦では積極的な走りが出来れば
当然優勝を狙える脚力の持ち主。
岩辺の番手をまわる畠山は
準決勝では内田の捲りをG前差して1着。
岩辺が抑え先行ならキッチリマーク出来るが
岩辺のダッシュがいいだけに
かまし先行や捲りになった時に
追走するのはキツくなりそうです。
新人2人が力強い走りで準決勝を突破。
中堅やベテランも入り交じり
見応えあるレースが期待される。
競輪解説者 井上善裕さんによる「大宮競輪 レース展望」
北日本の中心は小松剛之(宮城79期)。
前期2班の実力者。
2班戦でも1着を取れているので
調子は良さそうだ。
徹底先行の門馬琢磨(北海道105期)や
本格デビューの三浦生誠(岩手127期)と
連携出来るのは強みになりそうです。
門馬も近況1着多く好調。
三浦の走りは未知数なので
初日の走りに注目したい。
関東勢の中心は
地元埼玉の吉田夢希斗(埼玉127期)。
ルーキーシリーズでは
本来の力を発揮出来なかったが
地元でのデビュー戦だけに
キッチリ仕上げてくるはず。
他では前期2班の天沼雅貴(埼玉96期)。
前期は本来の縦脚が見れなかったが
チャレンジ戦では本来の力を発揮出来るはず。
大越啓介(茨城97期)や
ベテラン川村昭弘(新潟81期)の前期2班の二人。
特に大越は2班戦でも確定板に上がることが
多かったので調子は良さそうだ。
南関勢はルーキー戦で3連勝と
絶好調の岩辺陸(静岡127期)。
前回決勝戦では同期7人いるなかで
逃げ切りで優勝と本当に強い。
タイムも良く今開催の優勝候補の一人。
他では前期2班の内田淳(千葉111期)。
2班戦でも自在性あるレーススタイルで
コンスタントに1着を取れていて
調子は良さそうだ。
中国勢は超ベテランで
今でも自力を出す増成富夫(岡山66期)。
徹底先行で今開催で
最多のB数を誇る岡崎克政(岡山92期)。
前期2班の安本昇平(山口113期)など
魅力的な選手が揃い走りに注目したい。
四国勢は差し脚あり
連対率も良い大林亮介(香川86期)。
中国勢との連携からチャンスを掴む。
九州勢の中心は今開催の優勝候補の一人
成海大聖(大分123期)。
先行力もあり自在性ある選手。
前期1~2班戦でも優出する実力者。
127期との対戦で
経験値の差をみせて優勝を狙う。
他では前期2班でタイトルホルダーの
小野俊之(大分77期)。近況1着は少ないが
堅実なマークで同県成海と連携出来るのは
小野にとってチャンスだ。
今開催は127期の本格デビュー戦。
ベテランや実力者が多く
127期の3人が練習の力を
発揮出来るのか3日間注目したい。