<7月1日~3日>大宮競輪 第71回報知金杯 F1「シリーズ展望」

競輪解説者 井上善裕さんによる「大宮競輪 決勝戦展望【S級戦】」


並び予想
1 72 53 64
ラインは⑤嵯峨昇喜郎(青森113期)に
③佐藤友和(岩手88期)の東北ライン。
⑥棚瀬義大(岐阜123期)に
④山口富生(岐阜68期)の岐阜ライン。
⑦福永大智(大阪113期)に
②村上博幸(京都86期)の近畿ライン。
①長島大介(栃木96期)は単騎を選択。
スタートが速いのは佐藤と福永。
先行意欲が強いのは嵯峨と棚瀬の2人。
福永は捲りがにまわりそうなうな決勝戦。
3つのラインがそれぞれライン2車ずつなので
後ろ攻めは嫌なはずでS取りになりそうだが
枠順的に村上もS取りに行くと
前受けは近畿ライン、中団に北日本ラインで
後ろ攻めは岐阜ラインになりそうで
先ずレースを動かすのが棚瀬。
棚瀬は連日先行、3日連続で
山口との連携になるし
準決勝で山口の職人技とも言える
ブロックを見れば
何が何でもで先行したいはず。
準決勝同様の先行が出来れば
番手から山口が抜け出して
S級最年長優勝を決めるか。
出来の良さは東北ラインの2人。
番手の佐藤は連日厳しい横の動きを
出していて伸びも良く好調。
特に準決勝で脇本の強烈な捲りを止めた
技術と脚力は本当凄かった。
嵯峨が先行でも捲りでも
最終4コーナーまで頑張ってくれれば
直線長い大宮バンクなら
G前突き抜けていきそうだ。
嵯峨は連日積極的な走りで好調。
タイムも仕掛けるポイントも良く
棚瀬との先行争いにならなければ
チャンスは充分ある出来の良さ。
決勝戦は捲りになりそうだけに
福永より前で走れるかが
ポイントになりそうだ。
2・2での勝ち上がりだが
調子や組み立てに納得していな福永。
決勝戦で納得いく
レースが出来るかがポイント。
捲り主体の組み立てなので
中団を取れれば
番手の村上とのG前争いも充分。
ただ出来の良さと積極性は
嵯峨と棚瀬のほうが上回る。
特選を制した村上は
連日落ち着いた走りで優出。
コース選びは抜群な選手なので
福永が納得いくレースが出来れば
G前内外的確なコース取りで
優勝争いに絡んできそうだ。
単騎になった長島だが出来は悪くない。
単騎戦も苦にしていないので
中団先捲りか、捲りラインに乗って
G前大外伸びて優勝争いに絡んできそうだ。
激戦で見応えあった準決勝から
勝ち上がってきた7人だけに
全員にチャンスがある決勝戦。
スタート争いから始まり先手争い中団争い
そして最終4コーナーからの優勝争いと
とても楽しみな決勝戦になりそうだ。
競輪解説者 井上善裕さんによる「大宮競輪 レース展望【S級戦】」


北日本の中心は佐藤友和(岩手88期)。
コンスタントに1着が取れていて
2月和歌山F1で3連勝するなど安定感ある走り。
前回の岸和田G1では見せ場を作れなかったが
F1戦では存在感を見せるはず。
捲り中心だが近況好調で6月岐阜G3でも優出した
嵯峨昇喜郎(青森113期)との連携から優勝を狙う。
関東勢の中心は
埼玉のエース武藤龍生(埼玉98期)。
前回の岸和田G1では
武藤らしい走りが見れなかったが
函館G3や武雄全プロなど
近況は動きは良かった。
武藤は地元戦の前に落車して
万全の状態でないことが多かったが
近況では落車もなく万全の状態で
参加してくる今節は優勝候補筆頭。
ムラはあるが積極的な走りの
橋本瑠偉(栃木113期)や
近況番手戦が増えたが捲りも打てる
長島大介(栃木96期)との連携から優勝を狙う。
地元勢でもう一人
注目したいのが中田健太(埼玉99期)。
12月の大宮F1戦で優勝。
前期は失格でA級に落ちたが
A級では優勝こそ3回だが
無双の強さを発揮していた。
半年ぶりのS級戦での中田の走りに注目したい。
南関勢の中心は岸和田G1で
素晴らしい走りをした渡邉雅也(静岡117期)。
5月別府F1戦で3連勝するなど
絶好調なのではないか。
スピードある捲りは素晴らしく
G1最終日の捲りも強烈だった。
大宮G3でも2・9・1・1と結果を残しているので
大宮バンクとの相性も良く優勝候補の一人。
ほかでは先行捲りで安定した成績を残している
菅原大也(神奈川107期)と
塩島嵩一朗(神奈川125期)の2人。
同県のこの二人が連携すると
他地区の選手にとっては脅威になるはず。
中部勢は大ベテランの山口富生(岐阜68期)。
近況もコンスタントに優出していて
衰えを感じさせない走り。
6月久留米G3と京王閣F1を
欠場しているのが気になるが
大ベテランなので参加するからには
キッチリ調整してくるはず。
同県の後輩で徹底先行の
棚瀬義大(岐阜123期)との連携から優出を狙う。
近畿勢の中心はベテランの村上博幸(京都86期)。
前回岸和田G1では目立った走りはなかったが
F1戦では安定成績を残している。
時に捲りも打てる脚力の持主。
また村上にチャンスが多い理由が
今節の近畿勢に協力な自力選手が揃ったこと。
中でも脇本勇希(福井115期)の機動力は侮れない。
脇本は近況も好調で、特に宇都宮G3での
積極的で力強い走りは印象に残った。
ほかでは自在性もある大石崇晴(大阪109期)や
2班だが捲り強烈で
近況連続で優出している福永大智(大阪113期)や
大ベテランで今だに自力を出している
中村一将(兵庫86期)。この様に自力選手が揃った
近畿勢はやはり注目したい。
中国四国勢の中心は柏野智典(岡山88期)。
前回岸和田G1での動きも良く好調。
絶妙なコース選びをする柏野なら
直線長い大宮バンクなら
4コーナー後方でも突っ込んでこれるのでは。
ほかでは大ベテランの藤田昌宏(岡山82期)。
51歳になっても自力にこだわる走りは魅力的。
前期A級でほとんどの開催で優出して
4回の優勝は本当に素晴らしい。
S級でも変わらない藤田の走りにも注目。
九州の中心は差し脚きれる
追い込みの中村圭志(熊本86期)。
近況コンスタントに優出。
6月玉野G3でも2勝するなど好調。
大宮バンクは中村との相性も
良さそうで注目したい一人。
ほかでは徹底先行の田村大(宮崎119期)。
優出こそないがコンスタントに
連対していて侮れない一人。
今節の大宮F1は
地元のエース武藤龍生を中心に
近況好調な選手やベテランが揃った
見応えあるレースが予想される。