<10月6日~8日>大宮競輪 日刊スポーツ杯争奪戦 F1「シリーズ展望」

競輪解説者 井上善裕さんによる「大宮競輪 レース展望【S級戦】」


北日本の中心は竹内智彦(宮城84期)。
差し脚が切れる追い込み型で
前々回の佐世保F1では
準優勝するなど好調。
前回の武雄では予選敗退となったが
展開が悪かっただけで
調子に問題はなさそう。
同県の後輩で徹底先行の
木村佑来(宮城119期)がいるのは
竹内にとってプラス材料。
木村は近況コンスタントに
1着を取れていて好調。
自力選手なので大敗もあるが
連対率が50%を超えているのはすごい。
B数も多く、大宮バンクでも
スタイルは変わらないはず。
関東勢の中心は地元埼玉の
若手エース・森田一郎(埼玉125期)。
先行、捲りを使い分け
一時は調子を落としていたが
近況は積極性も戻り
本来の力強い走りが戻ってきた。
前回の富山G2では
本来の力を発揮できなかったが
F1戦では好走が多く
地元優勝を期待したい。
ほかでは、森田と同期の福田稔希(栃木125期)が
メキメキと調子を上げてきた。基本は先行だが
捲りの威力もあるのでダークホースになる選手。
前回の弥彦F1戦でも「1・1・2」と
好走しているので、注目の一人。
地元埼玉の久木原洋(埼玉97期)も
1着は少ないがマークは堅実。
森田や福田と連携できれば、チャンスは十分。
南関勢の中心は渡邉雅也(静岡117期)。
今回の点数リーダー。前回の岐阜G3は
失格で3日目以降欠場となったが
近況は好調。捲りのスピードは一線級。
先行数も増えていて
南関の若手エースになりうる選手だけに
優勝候補の一人。
7月の大宮F1戦では準決勝で失敗したが
初日と最終日は好走しており
苦手意識はないはず。
渡邉のスピードある捲りが見られるのは
楽しみで、好走を期待したい。
もう一人注目は北井佑季(神奈川119期)。
先行、捲りで近況の連対率も高く好調だが
前々回の弥彦F1で2日目以降欠場、
前回の岐阜G3も欠場しているので心配。
ただ、参加してくれば
力強い走りを見せてくれるはず。
中部勢は、捲りが強烈な栗山和樹(岐阜125期)。
7月の防府F1で優勝するなど
優勝争いに絡める力を持っているが
8月の名古屋F1での落車から
調子を落としているので
復調具合が気になるところ。
前回の富山G2の走りを見ると
まだ本調子ではなさそうだ。
近畿勢の中心は南潤(和歌山111期)。
近況は積極性が戻り、岐阜F1、立川F1と
連続優参で好調。前回大宮に来た時は
初日に失敗したが
2日目以降は最終Bを取り「2・1」と
大宮バンクとの相性も良さそう。
中国・四国勢の中心は湊聖二(徳島86期)。
近況4場所は優出を逃しているが
コンスタントに連対しているほか
1着もあるので調子は問題なさそう。
展開が向けば
きっちり結果を出してくれるはず。
九州勢の中心は
自在性のある阿部将大(大分117期)。
8月の松戸G3で優出。近況は
Gレースが連続しているため大敗も多いが
F1戦では安定して優出しており
決勝戦での成績も良い。
直線の長い大宮バンクは
自在性のある阿部にとってプラス材料。
阿部の走りにも注目したい。
今回の大宮はガールズ選手も参加。
中でも注目は、地元埼玉の太田りゆ(埼玉112期)。
現在9連勝中で、強さにさらに磨きがかかった。
どこまで連勝記録を伸ばすのかにも期待したい。