RACE2018.3.4
田淵浩一の展望記事3月9日~11日開催分
田淵 浩一展望記事 3.4 |
第13回ブリヂストンサイクル杯争奪戦 F2 |
A級展望 |
【金澤竜二選手】
1.2班戦の主役は、金澤竜二(福島91期)が務める。
先行基本の自力勝負で、前回京王閣では優勝を飾り、
今年すでにV2、昨年後期もV5と戦歴上位。
12月当所では、準決勝戦敗退も、目標共倒れで
初日最終日は捲って2勝しており、仕掛けどころは知っている。
今節のV候補筆頭。
マーク高橋紀史(秋田91期)との北日本同期ライン本線。
【阿久津修選手】
対するは、阿久津修(栃木88期)。
前期S級でも決勝戦進出しており、降級後も安定した成績を残している。
確かなマーク技術と差し脚ある追い込み型で、格上的な存在。
関東ラインで鈴木雄一朗(東京94期)目標に出来れば逆転候補。
【渡邊秀明選手】
南関東ラインは、渡邊秀明(神奈川68期)が、近況好調だ。
追い込み型ではあるが、目標不在でも、
自ら踏み上げるレース内容は評価が高い。
病気欠場中の齋藤友幸(静岡90期)がどうか?だが、
出走してくれば、V争いに加わってくる。
【その他】
遠征勢は、前期S級の坂田章(高知93期)が前回松阪で優勝しての参戦。
目標となりそうな紀井孝之(岡山96期)は、前回高知では乱調だったが、
立て直してくれば、力あるので怖い。
あとは、徹底先行タイプの111期生藤原俊太郎(岡山111期)に注目。
特別昇班初戦の地元玉野でいきなり優出と未知数だが、魅力ある。
岡山両者と連係する中四国ラインも強力。
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A級チャレンジ展望 |
チャレンジ戦は、111期生3人と
目下連続優勝中と好調な高橋明久(宮城98期)の争い。
【伊藤稔真選手】
中心は、伊藤稔真(三重111期)。
前回四日市は痛恨の決勝戦1着失格だったが、近況成績は抜群。
優勝歴は2回だが、積極的なレース内容で将来が楽しみ。
大宮の長い直線も押し切り期待。
【染谷幸喜選手】
染谷幸喜(千葉111期)も差がない。
前回武雄は、準決勝戦で蕗澤鴻太郎(群馬111期)に敗れたが、
単騎戦で厳しい戦いだった。
近況成績も安定しており、昨年V2と戦歴は互角。
【猪野泰介選手】
猪野泰介(山形111期)は、近況優出失敗も多いが、
昨年V3で今節の111期生の中で優勝歴は一番。
近況成績で3番手評価としたが、互角の勝負可能。
【高橋明久選手】
高橋明久(宮城98期)は、徹底先行タイプだが、前々回西武園では捲り、
前回平では、猪野泰介の番手から差して優勝と器用なレースを見せた。
今節も打倒111期生一番手。
【その他】
あとは、自在性ある吉松賢二(群馬90期)と
積極的なレースする斎藤敦(大阪103期)も圏内。
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L級ガールズ展望 |
【高木真備選手】
ガールズ戦は、高木真備(東京106期)の戦歴上位。
目下12連勝中で、京王閣決勝戦以外の全てのレースで
バックを取る積極的な内容。
昨年はガールズグランプリに出場し、今年も2連対率100%と完璧。
あえて死角を探せば、初の大宮で長い直線がどうか?
【細田愛未選手】
対抗格は、地元の細田愛未(埼玉108期)。
今年すでにV2、1月静岡では、高橋真備を差して完全Vを飾るなど、
確実に力をつけてきた。
ガールズ開催2回目の今節、参加選手全員が大宮初参戦の中、
ホームバンクのアドバンテージは大きい。
地元3割増、逆転に期待する。
【加瀬加奈子選手】
あとは、元祖先行職人加瀬加奈子(新潟102期)。
先行数こそ減ったが、前々回立川では捲って優勝を飾り、
成績も安定している。
【中村由香里選手】
さらに、第2回ガールズグランプリを優勝した中村由香里(東京102期)までが
V候補。
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【 A級戦 】 金澤竜二の機動力上位。
【 A級チャレンジ戦 】 111期生伊藤稔真に期待も激戦。
【 L級ガールズ戦 】 高木真備の戦歴上位とみる。