田淵浩一氏の前検日検車レポート【12月15日】
明日、12月16日(月)より大宮競輪では、
第65回サンケイスポーツ杯【FⅠ】が開催されます。
今節も地元埼玉の元競輪選手 田淵浩一さんに
前検日インタビューを行っていただきました。
ぜひ、車券購入の参考にご覧ください。
自力基本に安定感ある稲垣選手。
大宮バンクは昨年の記念決勝戦3着以来、
久しぶりの参戦となるが、
いつも冬場に来ることが多いので、
「重いイメージがあるが、
好きなバンク」と言う。
戦法は先行含みの自力自在戦で、
最近は近畿地区の若手先行選手の
後ろを回る事が多くなってきた。
レースでは「与えられた位置での
仕事をしっかりやる」ことを心掛けている。
1月頃からヘルニアを発生して、
今年一年は腰痛に悩まされて、
トレーニング方法や
乗車フォームを変えて対応してきた。
練習はバンクと街道半々に
ウエイトトレーニングで
腰の状態を確かめながら、
筋力強化を図る。
稲垣選手の自力自在戦に注目。
破壊力ある捲りが武器の山崎選手。
大宮バンクは今年の記念でも
2勝を挙げており
「1着が多く良いイメージがある」と言う。
戦法は自力自在戦。捲りが主戦法も、
ペースが緩めば仕掛けていく。
レースでは「力を発揮して、
自分らしいレース」を心掛けている。
現在は練習拠点を沖縄に置いているが、
来年の4月からは、いわきに戻るとのこと。
練習は街道モガキとウエイトトレーニング。
怪我に気をつけて、
力を出し切る事がテーマ。
山崎選手の豪快な捲りに注目。
積極性ある走りで、
売り出し中の地元森田選手。
大宮バンクは3度目の参戦となり、
地元Vはまだないがホームバンクなので、
走り慣れている。
すでにF1戦V2を飾り、
ヤングGP出場権を獲得した。
ヤングGPについて尋ねると、
「目標が出来て良かった。
自分のレースをする」と
舞台でも先行を示唆した。
戦法は先行勝負で主導権は渡さない。
レースでは「最終ホーム・バックを取って、
ラインで決める走り」を心掛けている。
練習は街道モガキ中心に
バンクモガキも取り入れている。
レースの組み立てと末脚強化が課題。
森田選手の先行逃げ切りに期待。
スピードある自力で、
1着多い注目ルーキー外田選手。
大宮は初参戦となり、
500バンクも1戦だけだが、
高知で合宿しており不安はない様子。
脚質はスプリンタータイプで
カマシ先行が得意だが、
長い距離を踏むレースも苦にしない。
戦法は、先行基本の自力勝負。
レースでは「見過ぎずに、
仕掛けのポイントが来たら仕掛ける」ことを
心掛けている。
練習はバンクモガキとバイク誘導に
ウエイトトレーニングのほか、
ワットバイクも取り入れて、
レースの組み立てと自分の力をレースで
発揮出来るようにすることが課題。
外田選手の自力勝負に注目。
今期V5と高いレベルで
成績安定している笠松選手。
好調の要因を尋ねると、
約1年前から高校の先輩である
平原康多(埼玉・87期)選手と一緒に
練習させてもらって、
「自転車の乗り方やセッティング、
練習方法を教えてもらった」と言い、
自転車も平原選手のフレームを使用している。
大宮バンクは今年2戦V2と相性は抜群。
戦法は、先行基本の自力勝負。
レースでは「必ず仕掛ける」ことを心掛けている。
練習はバンクモガキとウエイトトレーニングで、
トップスピードを上げ、
「もっと優勝出来るようになりたい」と語る。
笠松選手の地元Vに期待。