ニュース

topics

RACE2023.3.16

<3月14日~16日>大宮モーニング競輪 第19回e-SHINBUN賞 FⅡ「レース展望」※3/16更新

競輪解説者 田淵浩一氏による「A級決勝戦展望」


並び
714 2 3 56

関東ラインは東京の鈴木に
地元の小田倉か付く埼京ラインに、
関東結束で
群馬の稲村が3番手を固めてライン3車。

南関東ラインは
千葉の小林に江本の千葉両者。
北日本単騎の青森の磯島は単騎自力戦。
西日本単騎の熊本の曽我は
「なんでもやる」と総力戦を示唆して、
3対2対1対1の細切れ戦となった。

状態がいいのは磯島と鈴木。
磯島は初日特選、外並走から捲り快勝。
準決勝戦はホームカマシ
逃げ切り勝ちと内容も良く、
前回岸和田完全Vから
5連勝中と好調をキープ。

鈴木は初日特選、磯島に捲られたが、
最後まで踏み切れており2着を確保。
準決勝戦は、早めのロング捲り快勝
「距離も短く、自信持って行けた」
と仕上がりに問題なし。
曽我は、2月小倉の落車で
肩甲骨と鎖骨骨折しており、
復調途上の様子。

小林は脚の状態は悪くないが準決勝戦、
内に行き立ち遅れた事を反省しており、
身体と気持ちが噛み合ってない様子。
状態一番の磯島の単騎戦がどうか?
本人に聞いてみると
「苦手です」とポツリ。

先行は、鈴木か小林のどちらか。
ライン3車で地元とタイトルホルダーが
付く鈴木の主導権が有力とみる。
山本が先行しても、
巻き返しは早いだろう。
磯島のカマシもなくはないが、
溜めて捲り一発狙いとみる。
曽我は位置取り重視の好位狙い。
山本は同県の先輩付くので、
先行含みの自力勝負になる。
稲村に準決勝戦の鈴木の走りを
聞いてみると「踏み直しも強烈で強かった」
と絶賛していた。
ライン3車の利を生かし、
鈴木の押し切りVに期待する。
鈴木の踏む距離次第では、
地元小田倉の逆転も可能。
単騎戦で割り引いたが、
絶好調の磯島の一発は要警戒。
小林は、好位取れれば面白い。

競輪解説者 田淵浩一氏による「3日目(3/16)推奨レース」

★第4レース A級チャレンジ選抜「倉松の機動力上位」

 ◎○×  △注
 1245 376

★第10レース A級チャレンジ決勝戦「中山の地元V期待」

 ◎○   △×  注
 14 2 536 7

競輪解説者 田淵浩一氏による「大宮競輪 レース展望」


大久保花梨(福岡112期)の
戦歴がリードしている。
今年V2、準V2回、
1月大垣ガルコレTR以外は
5場所中1着10回、2着4回と
抜群の安定感。強烈な捲りが
主戦法となり、V争いをリードする。
大宮は久しぶりの参戦となり
2018年2月2.3.⑥着、
2019年8月完全Vと
自分の脚質に合わせて
仕掛け処を修正しているイメージ。
近況の500バンクの
成績も良く中心に推す。

対するは、藤田まりあ(埼玉116期)、
飯田風音(埼玉120期)の地元コンビ。
両者共に大宮はホームバンクで
仕掛け処は熟知している。
藤田まりあは追い込み主体から
近況は捲り兼備の自在戦で
成績は安定してきた。
1月豊橋完全V、前回京王閣準Vと
決め脚は確かだ。

飯田風音は前回取手完全V含め
自力基本に今年V2と本格化の様子。
以前ほどの積極性はなくなったが
得意の捲りで、勝ち星は増えてきた。

大宮は両者共にまだV歴はないが
藤田まりあはデビュー戦以外は
常に好走しており
飯田風音はルーキーシリーズ含め
全て優出も決勝戦の良績はまだない。
戦法の幅が広がった藤田まりあと
本格化してきた飯田風音なら
好勝負必至とみる。

荒牧聖未(栃木102期)も差はない。
ガールズ1期生ながら
常にV争いに加わる捲りの
スペシャリストで戦歴も安定している。
大宮は前回昨年3月失格の
汚名返上を目指す。

122期の新人、
藤原春陽(徳島122期)にも期待したい。
前々回小倉で初Vを飾り
前々攻めるレーススタイルは
新人離れしている。
大宮はルーキーシリーズ1.1.⑥着と
レース内容も良かっただけに要注目。

あとは、
決勝戦良績残す佐伯智恵(愛媛114期)、
先行力ある畠山ひすい(北海道122期)、
欠場明けも力ある
永塚祐子(神奈川118期)も争覇圏内。

今節は競走得点低い選手少なく
優出争いも熾烈になると思われる中
決め脚光る大久保花梨中心に
地元の藤田まりあ、飯田風音の
地元コンビと荒牧聖未のV争いとみるが
伏兵も多く、激戦模様。