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RACE2024.2.29

<3月1日~3日>大宮競輪 第65回東京中日スポーツ杯 FⅠ 「前検日検車レポート」

大宮競輪では、明日3月1日(金)より「第65回東京中日スポーツ杯 FⅠ」が開催されます。
今節も地元埼玉の競輪解説者 田淵浩一さんに前検日インタビューを行っていただきました。
ぜひ、予想の参考にご覧ください。

初日 12R 1番 小林泰正(群馬・113期)


近況成績上昇中グレード戦での活躍が期待される小林泰正選手。

前回豊橋Vも前々回全日本選抜2日目に体調崩して
あまり状態が良くない中でのV奪取。

今節は間隔も空いて練習できたので問題ない様子。

好調の要因について尋ねると
「去年の夏頃から、練習量を増やした成果が出ている」と言う。
大宮バンクは成績悪くないのでイメージは良く、
500バンクは普段335バンクで練習しているので
仕掛け処が難しく「好きじゃない」とのこと。
戦法は先行基本に流れの中の自力勝負。
今節は積極的なレースを心掛け
「初日、2日目は最終バックを取りたい」と早めの仕掛けを示唆した。
レースでは「最終バックを取り、ラインで決める走り」を心掛けている。
練習はバンク・街道モガキ半々とウエイトトレーニング。
記念Vが当面の目標。
小林泰正選手の自力勝負に注目。

初日 12R 7番 武藤龍生(埼玉・98期)


昨年は地元西武園オールスターで決勝戦3着。
着実に地位を築いている地元武藤選手。
今節は前検日2日前の追加参戦となるが
「練習できて、追加がたくさん出ていたので準備をしていた。
また、新車を試したかったので追加を受けた」と言う。
大宮バンクはまだV歴がなく
前回昨年9月決勝3着は「力んだ」と言い
500バンクは「好き」とのこと。
戦法は追い込み。
レースでは「自分のできる事と役割を果たす」ことを心掛けている。
練習はバンクモガキとウエイトトレーニング。
一戦一戦、大切に走る事がテーマ。
武藤選手の地元初Vに期待。

初日 11R 7番 野口裕史(千葉・111期)


徹底先行で活躍中の野口選手。
今節は前検日2日前の追加参戦となるが
「追い込んだ練習をしていたので疲れはある」と言う。
大宮バンクは決勝戦中止を含め現在5連勝中。
500バンクは「もがく距離が短いので、直線の長さも気にならない。
大宮は成績が良くイメージは良い」とのこと。
戦法は先行。
レースでは500バンクなので
「最終ホーム、バッグを取る」ことを心掛けている。
練習は街道の上りモガキ中心とウエイトトレーニング、ワットバイク。
スピードの立ち上げが課題。
野口選手の先行逃げ切りに期待。

初日 5R 2番安彦統賀(埼玉・121期)


近況成績抜群の地元安彦選手。
好調の要因について尋ねると
「練習方法を室内練習に変えて、感触が良くなってきた」と言う。
大宮バンクは久しぶりの参戦となり、
チャレンジ戦完全V歴有り、
ホームバンクなので「走り慣れている」とのこと。
戦法は先行基本に流れの中の自力勝負。
レースでは「最終バック取り、ラインで決める走り」を心掛けている。
練習はワットバイク、ズイフトとウエイトトレーニング。
前期はS級点取れたので、今期もS級点確保が当面の目標。
安彦選手の地元Vに期待。

初日 5R 3番 小林則之(静岡・85期)


S級下がり、生涯自力宣言の小林則之選手。
今期降級後の成績について尋ねると
「A級のレベルが上がったと云うよりも、
自分の力が落ちているのを実感している」と言い、
「もう無理」と言いながらも結果は残しており、
年齢的にも「気は楽になった」と言う。
大宮バンクは悪いイメージはなく、
500バンクも「嫌いではない」とのこと。
戦法はレースの流れに応じた自力勝負。
レースでは「年齢を忘れて、力勝負をする」ことを心掛けている。
練習は静岡バンクが使えないので街道モガキ中心。
S級復帰が目標。
小林則之選手の自力勝負に期待。