永倉通夫の前検日検車レポート11.28
明日11月29日から大宮競輪では東日本大震災被災地支援競輪
第41回東京中日スポーツ杯争奪戦(F2)が行われます。
今節も永倉通夫氏(元埼玉競輪選手)が大宮の選手前検日インタビューに行ってきました。
初日 12R 1番 芝田 和之選手(埼玉77期)
地元代表はこの男です。
番手を回った時の仕事には自力型から絶大の信用が有る。
地域的には西村選手辺りを目標が最善なのですが、
単騎でも的確なコース取りからの突っ込みにセンスを感じる。
地元バンクで流石と思わせるレースを期待します。
初日 12R 2番 山城 光央選手(静岡64期)
64期のベテランながら向上心が衰えず戦う気概は素晴らしい。
同時に後進の指導にも力を入れて静岡支部の将来も見据えている。
同期のトップクラスに追い付く迄は…。
直付けのレースも敢行するが
前々場所の落車失格が足枷にならねばが唯一の不安材料では有る。
初日 12R 5番 中野 良選手(北海道83期)
とにかく安定した成績を残す選手の代表格です。
今開催は自力型が手薄なので組立が難しく成る。
それでも前々から捌き好位飛び付きいざと成れば捲りの隠し技を繰り出すのかも？
優勝候補で有る事は間違い無しです。
初日 2R 3番 小川 辰徳選手(埼玉100期)
大宮初登場の今回はデビュー戦の西武園で見た時よりも可成り落ち着き
成績も安定して来ました。
鳩山高時代に走り慣れているので500バンクには愛着も有る。
好成績を納めて長い選手生活の地元バンクデビューを飾って欲しい。
初日 1R 2番 太刀川 一成選手(千葉100期)
新人100期の同期6人の対決に興趣が湧きます。
その中では安定したレース捌きで安心して観て居られる一番手です。
先行に拘ら無い自在戦ですがベテラン級の立ち回りは名前と同じです。
イタリアンシェフからの転身は異色ですが優勝候補の筆頭です。
リポーター：永倉通夫