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RACE2019.1.24

田淵浩一氏の前検日検車レポート【1月24日】

明日、1月25日より大宮競輪では、
第8回 日本シンライサービス杯争奪戦【FⅡ】が開催されます。

今節も元競輪選手の田淵浩一さんに
前検日インタビューを行っていただきました。

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初日 12R 1番 高木 隆弘(神奈川・64期)

4度のG1優勝歴ある高木選手が、
約30年振りにA級戦を走る。
前回京王閣を走った感想を尋ねると
「甘くないのとタイミングの取り方が難しい」と言う。
大宮バンクは昨年の大宮記念で失格をして、
無念のA級落ちとなった苦い思い出がある。
戦法は追い込み。
レースでは踏み出しに集中して、
A級戦の流れに乗れるよう心掛けている。
練習はバンク・街道モガキとウエイトトレーニングで、
コンスタントに無理をせず練習することと
若手の育成にも力を入れて、
自身も刺激を受けているとのこと。
高木選手の熟練の捌きに期待。

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初日 12R 3番 伊藤 太一(山梨・91期)

自力基本に活躍中の伊藤選手。
降級初戦の宇都宮を準Vと
順調なスタートを切ったが、
本人は「A級戦は厳しい。余裕はあるが、
展開生かせず優勝出来なかったことが悔しい」と言う。
大宮バンクの相性は普通で、
冬場の重いバンクも大丈夫。
戦法はレースの流れの中での自力勝負。
レースでは「自分の仕掛けるポイントで、
しっかり仕掛ける」ことを心掛けている。
練習は街道モガキとウエイトトレーニングで、
トルクを上げることが課題。
伊藤選手の自力勝負に注目。

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初日 12R 7番 武藤 篤弘(埼玉・95期)

昨年1年間、S級戦を経験した地元武藤選手。
降級初戦の奈良ではいきなり落車してしまったが
幸い軽傷とのこと。
地元戦の今節、新車も導入して、
仕切り直しの一戦となる。
大宮バンクの相性は良くも悪くもなし。
地元優勝はまだないので今節は地元初Vを狙う。
戦法は、追い込み。
レースでは「力を出し切って目標不在のレースでも
突っ込むレースがしたい」と言う。
練習は街道モガキとウエイトトレーニングで、
トルクを上げることが課題。
武藤選手の地元初Vに期待。

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初日 7R 1番 尾崎 睦(神奈川・108期)

3年連続ガールズグランプリ出場と実績上位で、
今節のシリーズリーダー尾崎選手。
大宮バンクは2度目の参戦。
前回7月当所では完全Vを飾り、
自身500バンクで戦える
自信をつけたシリーズでイメージは良い。
前々回、玉野のガールズコレクショントライアルでは、
力を出し切り先行して2着と
権利を取れたことは良かったが、
優勝した児玉碧衣(福岡108期)選手との
着差があったので、課題は残った。
戦法は、先行基本の自力勝負。
レースでは「自分の行ける処から仕掛ける」ことを
心掛けている。
練習はバンクモガキとウエイトトレーニングで、
「自分に負けないこと、
思い切りのいいレースをしたい」と言う。
尾崎選手のパワー溢れる自力勝負に注目。

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初日 7R 7番 細田 愛未(埼玉・108期)

キレのいい自力で活躍中の地元細田選手。
大宮バンクは2度目の参戦。
前回3月当所は、1.1.4着と
決勝戦敗退も悪くないイメージ。
地元優勝がまだないので今節待望の初Vを狙う。
前回川崎のガールズコレクショントライアルでは
「人任せで失敗した。
上位選手との瞬発力の差を感じた」と言うが、
予選2の7番手捲りは圧巻で、
確実にスピードは上がっている印象だった。
戦法は、レースの流れの中での自力勝負。
レースでは「ペースが緩めば、
仕掛けて力を出し切る」ことを心掛けている。
練習は、バンクモガキ、バイク誘導、
ウエイトトレーニングでトップスピードを上げることと
ダッシュ力強化が課題。
細田選手の地元初Vに期待。

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初日 6R 6番 中川 諒子(熊本・102期)

スピードある自力勝負が魅力の中川選手。
大宮バンクは2度目の参戦。
前回7月当所では、1.1.3着とイメージは良い。
500バンクも地元熊本が500バンクなので、
苦手意識はないが「寒さと重いバンクは苦手」とのこと。
年末から調子が上がってきており、
前回玉野のガールズコレクショントライアルでは、
自分のレースが出来ず、悔しい思いをした。
戦法は、レースの流れの中での自力勝負。
レースでは「ペースが緩めば仕掛ける」ことを心掛けている。
練習はバンクモガキ中心にトップスピードを上げることが課題。
中川選手のスピードある自力勝負に期待。

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初日 5R 3番 嵯峨 昇喜郎(青森・113期)

現在2場所連続完全V、
今節、特別昇班の可能性のある嵯峨選手。
特進について尋ねると
「もう4回(レインボーカップ含む)失敗してますから、
平常心で優勝狙います」と笑顔で答えた。
今節、ライバルとなる同期生不在で、
嵯峨選手には最大のチャンスになりそう。
大宮バンクは初参戦。
イメージは「直線が長いイメージ」と言い、
冬場の重いバンクも「大丈夫です」とキッパリ。
戦法は先行基本の自力勝負だが、
近況は積極的なレースが目立つ。
「意識的に先行して、自信をつけたい」とのこと。
レースでは「最終ホーム、バックを取って、
ラインで決める走り」を心掛けている。
練習は、バンクモガキとウエイトトレーニングで、
長い距離を踏める脚をつけることが課題。
嵯峨選手の3場所連続完全V、特別昇班に期待。

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初日 4R 7番 田村 武士(新潟・84期)

今節、チャレンジ戦競走得点トップの田村選手。
前期1.2班戦でも、優出するなど実績は上位。
降班2場所走り、感想を尋ねると
「2場所決勝戦に乗れているので、問題ない」と言う。
事実、前回川崎の決勝戦では、
113期生3人相手に先行しており、
縦脚で勝負できる状態。
大宮バンクの相性は
「良くも悪くもなく、500バンクも苦手ではない」とのこと。
現在、弥彦の開催指導員をしており、
冬場の開催のない今の時期は、練習する時間が出来、
また精神的にも楽なので、調子は上がるとのこと。
戦法は、先行基本の自力勝負。
レースでは「前々に踏んで、仕掛ける、位置には拘らず、
順番が来れば仕掛ける」ことを心掛けている。
練習は街道モガキ中心に、
ナショナルチームのメニューを参考に
インターバルやギアをかけての練習内容で
パワーアップを図る。
田村選手の自力勝負に注目。