1/7 田淵浩一の前検日検車レポート(F2)
明日、1月8日から大宮競輪では、
第22回 テレ玉杯争奪戦(F2)が行われます。
今節も田淵浩一さんが前検日インタビューに行ってきました。
10R 3番 小原 唯志選手(茨城・101期)
今節、競走得点トップ実績最上位の小原選手。
落車・失格でA級降級になったが、
前回取手を走り、「特に戸惑いはない」と言う。
大宮バンクの相性は、A級戦V歴もあり良い方で、
500バンクも「嫌いじゃない」とのこと。
レースでは、先行基本の自力勝負。
ペースが緩めば仕掛けることを心掛けている。
位置取りに拘るより、「力勝負をする」と頼もしい一言。
練習は、師匠の武田豊樹選手(茨城88期)、
兄弟弟子の吉澤純平選手(茨城101期)と
バンクモガキ中心にウエイトトレーニングや
ワットバイクもおこなう。
目標は、「S級特進!」
小原選手の自力勝負に注目。
10R 5番 堀 兼壽選手(岐阜・105期)
前期S級、大宮バンク初参戦の堀選手。
大宮バンクのイメージも特になく、
500バンクは「あまり好きではない」と言い、
「指定練習で確かめる」とのこと。
レースでは、先行基本の自力勝負でカマシ先行が得意。
「力を出し切ること」を心掛けている。
練習は、街道練習での乗り込みとバンクモガキ、
ウエイトトレーニングで、身体作りとメンテナンスを意識している。
堀選手の自力勝負に期待。
10R 6番 野中 祐志選手(埼玉・98期)
近況、成績安定している地元の野中選手。
大宮バンクは前回準Vと相性は良い。
まだ、地元優勝がないので、目指すは地元V。
昨年は落車が多く、なかなか流れに乗れなかったので、
「今年は落車をなくしたい」とのこと。
レースでは、流れの中での自力勝負。
最近は、「積極性に欠けているので、積極的に仕掛けたい」と言う。
練習は、街道モガキとウエイトトレーニングで、
身体の状態をチェックする。
野中選手の地元初Vに期待。
5R 4番 菱沼 元樹選手(埼玉・111期)
近況、成績急上昇中の地元の菱沼選手。
大宮バンクはデビュー戦の3.7.7以来のリベンジ戦。
好調の要因を尋ねると、
「レース自体に慣れてきて、仕掛けのタイミングもわかってきた」と言う。
レースでは、先行勝負で主導権は渡さない。
「内に包まれないことと、スピードの緩急をつけること」を心掛けている。
練習は、街道モガキとウエイトトレーニングで、
ダッシュ力強化とトップスピードを上げることを意識している。
菱沼選手の地元初Vに期待。
4R 3番 高橋 大輝選手(秋田・111期)
徹底先行で売り出し中の高橋選手。
大宮バンクは前回先行して準Vも「直線が長かった」と言う。
レースでは、先行勝負に拘り
「最終バックを取ること」を心掛けている。
現在、冬季移動中で京王閣で練習中。
一人暮らしも慣れてきたが、練習環境が街道練習中心から、
バンクモガキ中心に変わって、本人も戸惑っているとのこと。
「スピードはついてきたが、末が甘くなってきた」と仕掛けどころも考える。
高橋選手の先行逃げ切りに期待。
リポーター:田淵浩一