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RACE2019.8.15

田淵浩一氏の前検日検車レポート【8月15日】

 明日、8月16日(金)より大宮競輪では、
 第20回アサヒビール杯争奪戦【FⅡ】が開催されます。
 
 今節も元競輪選手の田淵浩一さんに
 前検日インタビューを行っていただきました。
 ぜひ、車券購入の参考にご覧ください。


 初日 12R 1番 末木 浩二(山梨・109期)

 先行力を武器に活躍中の末木選手。
 大宮バンクは久しぶり2回目の参戦となる。
 前回はチャレンジ戦Vとイメージは良い。
 戦法は押さえ先行基本に
 流れの中での自力勝負。
 レースでは「一旦前に出て、
 中途半端なレースをしない」ことを
 心掛けている。
 練習は街道モガキと
 ウエイトトレーニングで、
 全体的な底上げを図る。
 末木選手の先行逃げ切りに期待。


 初日 12R 3番 土屋 壮登(埼玉・101期)

 切れのいい自力が魅力の地元・土屋選手。
 久しぶりのA級戦を走ってみた感想を尋ねると
 「思ったよりは走れている」とのこと。
 大宮バンクは地元V歴もあり、相性は良いが、
 前回失格してしまったので、
 今節はリベンジ戦となる。
 戦法はレースの流れの中での自力勝負。
 レースでは「位置取りにこだわらず、
 自分のタイミングで仕掛ける」ことを
 心掛けている。
 練習はウエイトトレーニング中心に
 ダッシュ力強化を図る。
 土屋選手の地元Vに期待。


 初日 10R 1番 佐々木 堅次(福島・113期)

 7月に1・2班戦に昇班してきた、
 売り出し中の新人・佐々木選手。
 1・2班戦を走った感想を尋ねると
 「1・2班戦は難しいが、
 9車立は気にならない」とのこと。
 大宮バンクは初参戦だが、
 500バンクは「悪いイメージはない」と言う。
 脚質は地脚で長い距離を踏めるタイプ。
 戦法は先行基本の自力勝負。
 レースでは「最終バックを取って、
 ラインで決める走り」を心掛けている。
 練習は街道モガキとウエイトトレーニング。
 トップスピードを上げることが課題。
 先月、同期の藤根俊貴(岩手・113期)と合宿をして、
 「いい練習が出来た」と言い、感触は良い様子。
 佐々木選手の先行逃げ切りに期待。


 初日 7R 3番 新井 美菜(埼玉・116期)

 埼玉期待の新人・新井選手。
 デビュー3戦して、前回初勝利を挙げた。
 感想を尋ねると
 「展開が良く勝つことが出来ました。
 ホッとしています」と言う。
 地元戦を迎えるにあたり、
 「不安しかない」とのこと。
 脚質は地脚で、
 「自力で勝てるレースをしたい」と言い、
 レースでは「怪我をしないで頑張りたい」と語る。
 練習は街道モガキとバイク誘導。
 ダッシュ力強化が課題。
 新井選手の地元初勝利に期待。


 初日 7R 4番 大久保 花梨(福岡・112期)

 今節、競走得点断とつトップの大久保選手。
 オールスター組不在の今節は、
 負けられない一戦となる。
 大宮バンクは昨年2月に2着.3着.決勝6着以来、
 2度目の参戦。
 500バンクのイメージを尋ねると
 「直線が長く、良いイメージはない」と語り、
 走り方が難しい様子。
 戦法はレースの流れの中での自力勝負。
 レースでは「メンバーと展開を考えて、
 組み立てる」ことを心掛けている。
 練習はバンクモガキとバイク誘導に
 ウエイトトレーニングで、
 トップスピードを上げることが課題。
 大久保選手の自力勝負に注目。


 初日 6R 2番 鈴木 樹里(愛知・116期)

 在校成績2位、
 卒業記念チャンピオンの鳴り物入りで
 デビューした鈴木選手。
 デビュー3戦をした感想を尋ねると
 「自分のレースが出来てない。
 レースの感覚がつかめない」と
 思った走りが出来てない様子。
 脚質はスプリンタータイプで捲りが得意。
 レースでは「自力で勝てる走り」を
 心掛けている。
 練習は街道・バンクモガキ。
 一周くらいは先行出来る
 脚をつけることが課題。
 鈴木選手のスピードある捲りに注目。


 初日 5R 3番 高橋 晋也(福島・115期)

 現在6連勝中で、
 今節、特別昇班の可能性がある高橋選手。
 500バンクは初参戦で、
 イメージを尋ねると
 「カントがなくて直線が長い」と言う。
 スピードスケート出身で、
 武田豊樹(茨城・88期)の
 高校の後輩ということで、
 競輪選手を目指したとのこと。
 脚質はスプリンタータイプで、
 捲り・カマシが得意。
 レースでは「落ち着いて仕掛けて、
 力を出し切る」ことを心掛けている。
 練習は現在、
 伊豆でナショナルチームに入っており、
 ダッシュ系と持久系練習に
 ウエイトトレーニング。
 ミドルスピードをキープして、
 長い距離を踏める脚をつけることが課題。
 高橋選手のスピードある自力勝負に注目。


 初日 4R 7番 寺沼 拓摩(東京・115期)

 在校時から先行にこだわってきた
 ルーキー寺沼選手。
 大宮も500バンクも初参戦で、
 イメージも特になく、
 指定練習で確かめる。
 デビュー3戦をした感想を尋ねると、
 「前回は納得するレースが出来ました」と語る。
 戦法は先行基本の自力勝負。
 レースでは「最終バックを取って、
 ラインで決める走り」を心掛けている。
 練習はバンクモガキとウエイトトレーニングで、
 体を大きくしてダッシュ系のパワーアップを図る。
 寺沼選手の先行逃げ切りに期待。