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RACE2019.9.1

田淵浩一氏の前検日検車レポート【9月1日】

 明日、9月2日(月)より大宮競輪では、
 第92回スポーツニッポン新聞社杯争奪戦【FⅠ】が
 開催されます。
 
 今節も元競輪選手の田淵浩一さんに
 前検日インタビューを行っていただきました。
 ぜひ、車券購入の参考にご覧ください。


 初日 11R 2番 菅田 壱道(宮城・91期)

 スピードある自力勝負で、
 もはやG1制覇も夢ではない菅田選手。
 前回の名古屋オールスターでは決勝戦、
 北日本ラインの先頭で、
 新田祐大(福島90期)の優勝に貢献し、
 本人も納得の走りが出来たようだ。
 大宮バンクは昨年記念V含め、相性は良く、
 夏場の軽いバンクは「好き」と言う。
 戦法はレースの流れの中での自力勝負。
 レースでは流れに応じて、
 位置取りや仕掛けどころを
 対応することを心掛けている。
 練習は街道モガキとウエイトトレーニング。
 一走一走を大事にして、
 レース後に「何かを得る」ことを考えている。
 「外国人選手は強いが、日本代表として頑張る」と
 力強く宣言してくれた。
 菅田選手の自力勝負に注目。


 初日 9R 2番  テオ・ボス(オランダ)

 外国人選手トップクラスの
 航続距離の長さを誇るボス選手。
 8/23-25に行われたジャパントラックカップでは、
 200mのタイムが自己ベストに近いタイムが出たので、
 「グッドコンディション」と笑顔で答えてくれた。
 大宮は今年4月1.5.1以来、3回目の参戦。
 前回の大宮時はシーズンの始めで、
 まだコンディションが上がってなかったようで、
 今節は万全の状態で戦える様子。
 戦法は、先行・捲り。
 500バンクも「ノープロブレム」と一言。
 好きな食べ物はカレーライス。
 リフレッシュ方法は、映画鑑賞とのこと。
 ボス選手の先行逃げ切りに期待。


 初日 8R 5番 デニス・ドミトリエフ(ロシア)

 爆発的なスピードが魅力のドミトリエフ選手。
 8/23-25に行われたジャパントラックカップでは、
 スプリント準Vを果たし、
 グレーツァー(オーストラリア)と
 「ハイレベルな戦いが出来た」と言う。
 8/24には第2子となる女の子が生まれて
 「ベリーハッピー」と喜んでいた。
 今節終了後に一時帰国して、
 愛娘に会うことを心待ちにしている。
 大宮バンクは2017年7月1.4.1以来、2回目の参戦。
 前回の大宮は準決勝戦、
 内に包まれ敗れた事を覚えており、
 同じ轍は踏まない。
 戦法は先行・捲りで、
 近況は新しい戦い方を模索しているようで、
 より積極的なレースを心掛けている。
 ウォーキングが趣味で、
 マグロとサーモンの刺身が好物とのこと。
 ドミトリエフ選手のスピードある自力勝負に注目。


 初日 6R 9番 小川 祐司(愛媛・96期)

 約8年振りにA級戦を走る来期S1の小川選手。
 A級戦の感想を尋ねると
 「若くて強い新人もいるので難しい。
 S級戦の時のほうが動けていた」と言う。
 大宮バンクは特に印象はないようで、
 500バンクは好きではないが、
 ルール改正は「苦手意識ない」とのこと。
 戦法は先行基本に流れの中での自力勝負。
 レースではあまり深くは考えず、
 「流れに沿ったレースをする」ことを心掛けている。
 練習はワットバイクとウエイトトレーニングで、
 身体の使い方を意識している。
 小川選手の自力勝負に注目。


 初日 5R 9番 笠松 将太(埼玉・100期)

 近況成績抜群で、
 絶好調で地元戦を迎える笠松選手。
 前回小倉の最終日に落車したが、
 軽症で元気な姿を見せてくれた。
 大宮バンクは今年5月に逃げ切りVを決め、
 その後はVラッシュと別人のような戦歴を残している。
 好調の要因を尋ねると
 1年前から高校の先輩である平原康多(埼玉87期)と
 一緒に練習させてもらって、
 「自転車の乗り方やセッティングを
 教えてもらった事が大きい」と言う。
 戦法は先行基本の自力勝負。
 レースではスピードが出る感覚があるので、
 「あわてず仕掛ける」ことを心掛けている。
 練習はバンクモガキとウエイトトレーニングで、
 トップスピードを上げることが課題。
 笠松選手の逃げ切りVに期待。