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RACE2019.10.4

田淵浩一氏の前検日検車レポート【10月4日】

 明日、10月5日(土)より大宮競輪では、
 第18回日本トーター杯【FⅡ】が開催されます。
 
 今節も地元埼玉の元競輪選手 田淵浩一さんに
 前検日インタビューを行っていただきました。
 ぜひ、車券購入の参考にご覧ください。


 初日 12R 1番 高橋 築(東京・109期)

 今節の競走得点トップで、
 前期はS級でも勝ち星があった高橋選手。
 今期のA級戦について尋ねると
 「自分の走りをして、
 結果も出せている」と言う。
 大宮バンクの相性も良く、
 500バンクも「仕掛け処が多く走りやすい」とのこと。
 戦法は、先行基本の自力勝負。
 レースでは「自分でレースを作る」ことを
 心掛けている。
 練習はバンクモガキとウエイトトレーニング。
 自分のレースをして「勝つ」ことが課題。
 高橋選手の自力勝負に注目。


 初日 12R 7番 齋藤 和伸(埼玉・91期)

 ゴール前の鋭い差し脚が魅力の地元齋藤選手。
 大宮バンクは、V歴もあり相性は良い。
 夏場に新車と練習方法を変えてみたが、
 効果が出なかったので、
 前回取手からフレーム戻して優出を果たした。
 戦法は追い込み。
 レースでは「最後まであきらめずに、
 コースを探して突っ込む」ことを心掛けている。
 練習は街道乗り込みとウエイトトレーニング。
 夏場にバンクでスピード練習をしたが合わず、
 長所である地脚強化を図る。
 齋藤選手の直線強襲に期待。


 初日 11R 9番 小原 佑太(青森・115期)

 前々回和歌山で特別昇班を果たし、
 前回前橋で1.2班戦初戦を
 1.1.④着の成績だった、
 期待のルーキー小原選手。
 1.2班戦初戦を振り返ってもらうと、
 「決勝戦は仕掛けに迷いがあった。
 車間を開けて踏めば行けたと思う」と言う。
 現在、ナショナルBチームに所属しているが、
 今は、Aチームと練習をしていて、
 この後はワールドカップに参戦し、
 ケイリンとスプリントに出場予定。
 脚質はスプリンタータイプで、
 カマシ先行が得意。
 レースでは先行基本に
 「積極性を忘れずに走る」ことを
 心掛けている。
 小原選手のスピードある自力勝負に注目。


 初日 7R 5番 柳原 真緒(福井・114期)

 在校成績第1位で卒記クイーンの
 柳原選手が大宮初参戦。
 500バンクも前回高知に続いて、
 2回目の参戦で
 「仕掛け処が難しい」と言う。
 脚質はスプリンタータイプで、
 ダッシュを生かした、
 カマシ・捲りが得意だが、
 長い距離を踏むことも苦にしない。
 戦法はレースの流れの中の自力勝負。
 レースでは「力を出し切る」ことを
 心掛けている。
 練習は街道モガキとワットバイクに
 最近ウエイトトレーニングも始ている。
 トップスピードに上げてからの
 加速をつけることが課題。
 柳原選手の自力勝負に注目。


 初日 6R 1番 長澤 彩(愛知・106期)

 自力自在戦で高いレベルで
 安定している長澤選手。
 大宮バンクは2度目の参戦になり、
 前回は3日間先行しての1.1.③着。
 大宮も500バンクも「333よりは好き」とのこと。
 戦法は自力基本に何でもやるスタイル。
 レースでは「自分でレースを組み立て、
 力を出し切る」ことを心掛けている。
 練習はバンクモガキと
 ウエイトトレーニング中心。
 トップスピードを上げることが課題。
 長澤選手の自力自在戦に注目。


 初日 6R 4番 久米 詩(静岡・116期)

 適性出身の新人ながら、
 6場所中4回決勝戦に進出している久米選手。
 デビュー後の感想を尋ねると
 「力を出し切れたら戦えますが、
 仕掛けに迷いがあることがあります」と言う。
 大宮も500バンクも初参戦となり、
 イメージも特になく、指定練習で確かめる。
 脚質は地脚。
 戦法は自力基本に何でもやるスタイル。
 レースでは「力を出し切る」ことを心掛けている。
 練習はバンクモガキとウエイトトレーニング。
 「積極的な走りをして勝てるレースをする」ことが課題。
 久米選手の自力自在戦に期待。


 初日 5R 3番 原田 亮太(千葉・115期)

 積極的な自力勝負で売り出し中の原田選手。
 デビュー6戦中、すでに500バンク3戦しており、
 大宮バンクも2回目の参戦となる。
 前回8月当所1.2.⑤着で、
 決勝戦単騎カマシで見せ場を作ったが、
 本人も「課題が残ったレース」と言う。
 脚質はスプリンタータイプで、
 ダッシュを生かしたカマシ先行が得意だが、
 今は「押さえ先行で力をつけたい」とのこと。
 戦法は、先行主体の自力勝負。
 レースでは「しっかり先行して、
 力を出し切る」ことを心掛けている。
 練習は、バンク・街道モガキと
 低酸素室でのパワーマックスのほか、
 初動負荷などあらゆるトレーニングを行う。
 レースの組み立てが課題。
 原田選手の自力勝負に期待。


 初日 4R 7番 鈴木 薫(東京・115期)

 デビュー戦の取手で、
 いきなり鎖骨骨折と厳しい洗練を受けた鈴木選手。
 約2ヶ月後の復帰戦のいわき平では準V。
 復帰戦を走った感想を尋ねると、
 「思ったよりも走れました。状態も自分の中では、
 落車する前と同じくらいの感触があります」と言う。
 大宮も500バンクも初参戦となるが、
 脚質が地脚タイプで、
 長い距離を踏める脚があるので苦にはならない。
 戦法は、先行基本に流れの中の自力勝負。
 レースでは「力を出し切るレースがしたい」と
 闘志満々の様子。
 練習はバンクモガキ中心に
 ダッシュ力強化とトップスピードを上げることが課題。
 鈴木選手の自力勝負に期待。