ニュース

topics

RACE2019.10.23

田淵浩一氏の前検日検車レポート【10月23日】

 明日、10月24日(木)より大宮競輪では、
 第18回楽天・Kドリームスカップ【FⅡ】が開催されます。
 
 今節も地元埼玉の元競輪選手 田淵浩一さんに
 前検日インタビューを行っていただきました。
 ぜひ、車券購入の参考にご覧ください。


 初日 10R 7番 菅原 裕太(静岡・100期)

 積極的なレースで安定した成績を残している菅原選手。
 大宮バンクは、今年5月のS級戦以来の参戦となるが、
 「仕掛けやすいイメージがある」と言う。
 戦法は先行基本の自力勝負。
 捌くレースも出来るが、A級戦は縦メインで戦う。
 レースでは、「後手を踏まない」事を心掛けている。
 練習はバンクモガキと街道乗り込み、
 そして、ウエイトトレーニング。
 今回特進の可能性がある坂井選手について尋ねると、
 「特進阻止したい」と力強く答えてくれた。
 菅原選手の自力勝負に期待。


 初日 9R 9番 坂井 洋(栃木・115期)

 在校成績第1位、ゴールデンキャップ獲得の
 注目ルーキー坂井選手が大宮初参戦。
 現在2場所連続完全V中で、
 今節S級特進の可能性がある。
 大宮バンクは大学時代に走ったこともあり、
 「直線が長いイメージがある」と言い、
 500バンクもホームバンク宇都宮なので、
 「不安はない」と言う。
 特進について尋ねると、
 「意識せずに自分のレースをしたい」とのこと。
 脚質はスプリンタータイプだが、
 長い距離を踏むレースも苦にしない。
 戦法は、先行基本に流れの中での自力勝負。
 練習はバンク・街道・ウエイトトレーニング。
 全体的な底上げを図り、
 競輪で結果を出してから競技に行き
 「パリ五輪を目指したい」と言う。
 坂井選手のスピードある自力勝負に注目。


 初日 7R 5番 伊藤 慶太郎(埼玉・107期)

 先行力を武器に活躍中の地元伊藤選手。
 大宮バンクの相性は、
 「特別、良くも悪くもない」とのこと。
 近況について尋ねると、前回の小倉は
 「自転車と身体が合ってなかった」と言い、
 「中4日でやれることはやってきたが、
 探りながらですかね」と言う。
 戦法は、先行基本の自力勝負。
 レースでは「距離に関係なく、
 行ける処で仕掛ける」ことを心掛けている。
 練習はバンクモガキと
 ウエイトトレーニングだが、
 今は立川・京王閣に出稽古に行っており、
 全体的な底上げを図る。
 伊藤選手の自力勝負に期待。


 初日 5R 4番 朝倉 智仁(茨城・115期)

 在校中からバック数多く、
 近況成績抜群の朝倉選手。
 500バンクは初参戦。
 イメージも特になく、
 指定練習で確かめる。
 デビュー後の成績について尋ねると、
 「出来過ぎです」と言うが、
 24戦20勝3連対率100%は立派の一言。
 脚質は地脚で、長い距離を踏める脚が
 セールスポイント。
 レースでは「力を出し切り、
 レースを作る」ことを心掛けている。
 練習は、バンクモガキとウエイトトレーニング。
 トップスピードを上げることと
 ダッシュ力強化が課題。
 目標は「特別昇班したい」と
 前回に続き、完全Vを目指す。
 朝倉選手の完全Vに期待。


 初日 4R 5番 磯島 成介(青森・115期)

 デビュー後7戦中 4Vと
 勝負強さを見せる磯島選手。
 大宮バンクはデビュー戦完全Vを飾り、
 イメージは良い。
 2場所目の静岡で落車して、
 一時期調子を崩したが、
 今は完調に戻っている。
 脚質は地脚。
 戦法はレースの流れの中での自力勝負。
 デビュー直後は先行にこだわっていたが、
 師匠であり実兄の磯島康祐(青森・105期)に、
 「勝てるレースをするように」と
 アドバイスをもらって、
 無理な先行争いよりも
 行ける処からの仕掛けになったとのこと。
 レースでは「力を出し切る」ことを心掛けている。
 練習はギアをかけてのバンクモガキと
 ウエイトトレーニング。
 パワーアップとダッシュ力強化が課題。
 磯島選手の自力勝負に注目。