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RACE2020.7.14

<7月15日~17日>大宮競輪 第21回アサヒビール杯Fll「前検日検車レポート」

明日、7月15日(水)より大宮競輪では、
第21回アサヒビール杯【Fll】が開催されます。

今節も地元埼玉の元競輪選手 田淵浩一さんに
前検日インタビューを行っていただきました。
ぜひ、車券購入の参考にご覧ください。


初日 9R 3番 隅田 洋介選手(栃木・107期)

前走青森G3を優勝して大宮参戦する隅田選手。
優勝の感想を尋ねると
「嬉しい。なんとしても競輪祭に出たい」と
答えてくれた。競輪祭に出場するには、
8月末までに特進するしかない。
狙うは完全Vのみ。
大宮バンクは過去2戦良績はないが、
「別に意識していない」とのこと。
戦法はレースの流れの中での自力勝負で、
今節は「勝ち」にこだわる。
レースでは「後手を踏まない」ことを
心掛けている。
練習は街道での先頭交代で心肺機能を高め、
バイク誘導ある日はバンクに入り、
スピード練習をしている。
隅田選手の完全Vに期待。


初日 9R 4番 金子 幸央選手(栃木・101期)

スピードある自力勝負が魅力の金子選手。
久しぶりのA級戦となった前回青森では、
自身の状態があまり良くなく、
惜しくも優勝逃したが、今節は疲れも取れて、
状態も良く「楽しみ」とのこと。
大宮は久しぶりの参戦となり、
「直線は長いがイメージは悪くない」と言う。
戦法は先行含みの自力勝負で何でもやるスタイル。
レースでは「積極的に仕掛けて、
力出し切って勝つレース」を心掛けている。
練習は隅田選手と一緒に街道・バンクモガキで、
公私ともに仲が良く
「隅田選手とワンツーを決めたい」と語る。
金子選手の自力勝負に注目。


初日 9R 6番 山崎 寛巳選手(新潟・93期)

近況成績上昇中の山崎選手。
好調の要因を尋ねると
「練習方法を変えた」とのこと。
大宮バンクは「夏場は軽くて好きです」と言う。
戦法はレースの流れの中での自力勝負で、
脚を使って位置を取るよりは、
ひと踏みにかけるタイプ。
レースでは「バックを踏まずに
仕掛ける」ことを心掛けている。
練習はバンクモガキとワットバイク、
ウエイトトレーニングを行い、
「総合力を高める」ことを意識している。
山崎選手の自力勝負に期待。


初日 3R 2番 太田 龍希選手(埼玉・117期)

地元大宮で待望のデビュー戦を迎える太田選手。
地元デビューについて尋ねると
「地元を走れる喜びを感じています。
落ち着いてます」とのこと。
ルーキーシリーズを振り返ってもらうと
「試したい事は出来た」と言う。
大宮バンクは練習バンクで、
500バンクも不安はない。
父で師匠の太田真一(埼玉・75期)からは、
「力出し切って来い」と送り出された様子。
脚質は地脚タイプ。
戦法は先行主体に流れを見ての自力勝負。
練習は街道メインにバンクモガキも取り入れて、
「トップスピードを上げる」ことが課題。
太田選手の地元優勝に期待。


初日 1R 5番 原 大智選手(宮城・117期)

モーグルとの二刀流で話題のルーキー原選手。
ルーキーシリーズを振り返ってもらうと
「自分で動けないと駄目、力不足、
勉強になりました」とのこと。
デビュー戦を迎えることは
「緊張しますが、ライン戦は楽しみです」と言う。
大宮バンクも500バンクも初めてで、
「どう走っていいかわかりません」と不安の様子。
脚質は地脚タイプ。
戦法はレースの流れの中での自力勝負。
注目のモーグルとの二刀流について尋ねると、
先月から週一で練習を再開し、
約一年半先の北京五輪を目指し、
12月から始まるワールドカップで
出場権を取りたいと意欲満々だ。
まずは、競輪選手原大智をアピールしたい。
原選手の自力勝負に注目。