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RACE2023.11.6

<11月4日~6日>大宮競輪 第28回テレ玉杯 FⅡ モーニング7「レース展望」※11/6更新

競輪解説者 田淵浩一氏による「A級決勝戦展望」

A級決勝展望
【並び】
 157  24  36

西日本ラインは
熊本の吉田悟に高知の赤松。
関東ラインは
地元の吉田晏生に
準決勝戦同様茂木が番手を回り、
3番手に初日吉田晏生と連係した
神田が付きライン3車の地元ライン。
茨城の松田後位には
東京の清水が付き関東別線となり、
2対3対2の3分戦となった。

ライン的に関東5車なら
別線は当然と言えるが、
吉田晏生は前々回の富山で
松田の番手を回って優勝しており、
今回も連係あるか?注目されたが、
前検日の宣言通り別線自力を選択した。

自力型3車の比較は、
吉田晏生が連日逃げ切り勝ちと内容は1番。
松田は初日逃げ切り、
準決勝戦捲り勝ちも
車番的に前受けができなかっただけで、
連日ラインを連れ込めているので問題はなく、
力強さは1番に感じる。
吉田悟は初日先行するも
池邉の捲り追い込みが届き2着。
準決勝戦は先行しに行くが、
吉田晏生に合わせられるも
3番手にうまく入れて3着と
展開に助けられている印象。

先行は3人ともに主導権は取りたいが、
タイプ的には松田が1番先行に拘りそう。
ただ、基本的に前受けからの
突っ張り先行が得意だが、
車番が悪いのが気になる。
車番とライン3車の
アドバンテージある吉田晏生の先行が自然。
前受けから松田を一旦は突っ張り、
強引に叩きにくるようなら、
引いて3番手からでも十分間に合うだろう。
追い込み陣は、
地元の茂木と神田は
地元割増で気合いの入ったレースをしている。
吉田晏生が突っ張るレースなら連候補。
清水は連日伸びが良く、
赤松は連日番手ながらも
連勝での勝ち上がりは立派。
力的に123期2人が抜けている。
地の利とラインの厚みある
吉田晏生の地元Vに期待したい。
松田の逆転も互角。
力勝負とみて123期両者のV争いとみる。

田淵浩一

競輪解説者 田淵浩一氏による「3日目最終日(11/6)の推奨レース」

★第3レース A級チャレンジ選抜
「佐藤の戦歴上位」
並び
 ◎○ 注 ×△
 41 7 253 6

★第6レース A級チャレンジ選抜
「石川の逃げ切り有力」
並び
  ○△  ◎×  注
  371 542 6


【データ引用:keirin.jp】

競輪解説者 田淵浩一さんによる「大宮競輪 レース展望」



大宮チャレンジ戦展望

123期生5人揃い
今シリーズの中心になるが
積極性NO1の松田昂己(茨城123期)
機動力がややリードしている。
本格デビュー後V1ながらも
500バンクの宇都宮を逃げ切りV
ルーキーシリーズ宇都宮を
捲ってV奪取と潜在能力は高い。
前受けからの突っ張りや
早めの主導権取りで
ライン決着が多く
航続距離も長い。
大宮初参戦だが
宇都宮3戦V2の戦歴を残しており
不安はないとみて
V候補筆頭に挙げる。

地元の吉田晏生(埼玉123期)
差がなく続く。
本格デビュー後V3の実績は
今節のNO1。
前々回富山では
松田昂己目標からの
差し切り勝ちと器用な面も見せるも
V3中逃げ切りは函館だけなので
次位の評価とした。
松田同様、
航続距離が長く
末脚もしっかりしているが
ダッシュ力不足か
気持ちの問題なのか
先行態勢に入ってから
出られるケースがあり
そこが解消されると
一皮剥けるだろう。
大宮はホームバンクなので
他の同期生達よりも
アドバンテージがあり
地元Vを狙う。

石川航大(宮崎123期)
前々回松阪で初Vを飾り
近況は積極的なレースが多く
結果も出ている。
捲りの決まり手も多いが
仕掛けは早く
最終バックは取るレースが多い。
500バンク未経験なので
仕掛け処の難しさがあり
大宮の長走路は不安あり。

池邉聖(神奈川123期)
優勝こそまだないが
航続距離が長く
ルーキーシリーズでも
捲って2勝を挙げており
V圏内だが8月富山で落車。
2ヶ月負傷欠場後の
前回前橋では
まだ本調子の動きではなかった。
一走してどのくらい立て直してくるか?
500バンクも未経験なので
まずは初日の動きに注目したい。

楠本政明(福岡123期)
ルーキーシリーズで落車。
長期欠場後3場所走るも
予選突破もできていない。
適性出身で
自転車競技歴もなく
前回別府では
積極的なレースはできたが
末脚甘く
現状では厳しそうだ。

123期生以外では
今年V2の久保光司(佐賀119期)
近況成績良く
V争いに加わってくる。
徹底先行タイプではないが
先行基本の組み立てでレースを作り
来期2班昇班も決まり
力はついてきている。
V2の決まり手は
捲りと差しで
決勝戦を力で押し切るには
トップスピードが足りてない印象。
大宮初参戦となるが
500バンクは
高知で2回走り
1回目には初Vを飾っており
レース内容も悪くなく
心配はなさそう。
九州ラインで
石川航大と連係なら
チャンスもあるか。
縦脚ある徳吉正治(福岡89期)
徹底先行タイプで
今年7月大宮逃げ切り
連勝で勝ち上がった岡崎克政(岡山92期)
争覇圏内だが
正直走り過ぎなのが気になる。
北日本ラインは
近況好調の島田茂希(北海道92期)
自在性ある田村純一(福島92期)
同期コンビの一発に魅力を感じる。
追い込みタイプでは
ベテランマーカー時松正(熊本67期)
安定感ある。
前回7月大宮では
落車明けながらも2勝を挙げており
今節は九州ラインで目標あるので
チャンスは十分。
力的にも123期生の松田昂己と
吉田晏生と石川航大のV争いとみる。
富山同様
関東連係なら
吉田の地元Vに期待する。
石川航大は九州ラインで
勝ち上がりを決めれば
ラインの総合力もあり
互角の勝負になるとみる。

田淵浩一

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