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RACE2023.12.1

<12月2日~4日>大宮競輪 第63回日刊スポーツ新聞社杯 FⅠ「前検日検車レポート」

大宮競輪では、明日12月2日(土)より「第63回日刊スポーツ新聞社杯 FⅠ」が開催されます。
今節も地元埼玉の競輪解説者 田淵浩一さんに前検日インタビューを行っていただきました。
ぜひ、車券購入の参考にご覧ください。

初日 12R 1番 山田庸平(佐賀94期)

今節の競走得点トップでシリーズリーダーを務める山田選手。
前回G1小倉競輪祭について尋ねると「調子が良くない中自転車も落車で壊れてしまい、練習用のフレームを使ったがセッティングが噛み合わなかった。ナショナルチームとの力の差を感じた」と言う。
大宮バンクは、前回記念優出しておりF1戦V歴もあるのでイメージは良く、500バンクは「苦手だが、最近は慣れてきた」とのこと。

戦法は、自力基本の自在戦。
以前よりも縦脚がついてきているので「戦法の幅を広げたい」と言う。
レースでは「レースの状況次第で流れをつかむ」ことを心掛けている。

練習は武雄が改修中の為使えないので、佐世保・久留米に出向きバンクモガキ中心とワットバイクとウエイトトレーニング。
GP出場争いの位置にいるので、来年のGP出場を目指す。

山田選手の自力自在戦に注目。

初日 12R 3番 高久保雄介(京都100期)

パワーある自力勝負が魅力の高久保選手。
近況成績について尋ねると「前回川崎は連戦の疲れが出た感じで、玉野記念は出来過ぎですがあの状態で走りたい」と言う。
大宮バンクは「走りやすくてイメージが良い」と言い、500バンクは「琵琶湖で練習していたので走りにくさはない」とのこと。

戦法は流れの中の自力勝負。
最近は番手戦も増えてきて「だいぶ慣れてきたが勉強することばかり」と言う。
レースでは「あきらめない」ことを心掛けている。

練習は街道モガキ中心とウエイトトレーニング。
番手を回る時の戦い方が課題。

高久保選手の自力勝負に期待。

初日 7R 7番 石井寛子(東京104期)

ガールズトップのオールラウンダー石井選手。
残念ながらガールズGP連続出場が途切れたことについて尋ねると「1年間戦った結果一歩届かず残念でしたが、切り替えて来年のGP目指してスタートします。精一杯1着目指して頑張りますので応援していただければ嬉しいです」と言う。
大宮バンクは過去7戦V6の得意バンク。
イメージは良く500バンクも「好き」と言う。

戦法は自在戦。
レースでは「勝つ」ことを心掛けている。

練習はバンクモガキとウエイトトレーニング。
来年のガールズGP出場が目標。

石井選手の自在戦に注目。

初日 6R 1番 太田美穂(三重112期)

思い切りの良い仕掛けが魅力の太田選手。
前回G1小倉競輪祭女子王座戦について尋ねると「練習中の落車で肺気胸になった影響が残り、結果が出せなかった」と言う。
大宮バンクはV歴もありイメージが良く、500バンクは「好きで走りやすい」とのこと。

戦法は流れの中の自力勝負だが、怪我明けの現状では「長い距離は踏めない」と言う。
レースでは「怪我せず、自分のレースをする」ことを心掛けている。

練習はバンクモガキ中心と、ウエイトトレーニング。
ウエイトトレーニングは妹の太田瑛美(三重120期)選手と一緒にたまにやる程度。
レースを走りながら元の状態に戻すことが当面の目標。

太田選手の自力勝負に期待。

初日 5R 7番 吉田昌司(茨城111期)

強靭な先行力を武器に活動中の吉田選手。
直近6場所V3の成績について尋ねると「運が良く、展開が良いだけ」と言うが、自力選手だけに展開オンリーでは勝てないので状態は良いはず。
大宮バンクは「風が強くて走りづらいイメージ」と言い、500バンクは「嫌い」とのこと。

戦法は先行基本の自力勝負。
レースでは「安全第一に力を出し切る」ことを心掛けている。

練習はバンクモガキとウエイトトレーニング。
全体的な底上げが課題。

吉田選手の先行逃げ切りに期待。

初日 1R 5番 山根慶太(岡山123期)

10月高松で特昇、中国地区期待のルーキー山根選手。
1.2班戦3場所走り優出2回の感想を尋ねると「まだ力が足りません」と言う。
大宮も500バンクも初参戦となり、大宮のイメージを聞いてみると「直線が長いイメージ」とのこと。

脚質はスプリンタータイプ。
戦法は先行基本の自力勝負で、今は内容重視のレースに拘る。
レースでは「仕掛けのポイントが来れば仕掛ける」ことを心掛けている。

練習はバンクモガキ中心とウエイトトレーニング。
ワットバイクは雨の日にやる程度。
長い距離を踏める脚をつけることが課題。

山根選手の先行逃げ切りに期待。