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RACE2024.1.20

<1月21日~23日>大宮競輪 第12回日本シンライサービス杯 FⅡ 「前検日検車レポート」

大宮競輪では、明日1月21日(日)より「第12回日本シンライサービス杯 FⅡ」が開催されます。
今節も地元埼玉の競輪解説者 田淵浩一さんに前検日インタビューを行っていただきました。
ぜひ、予想の参考にご覧ください。

初日 12R 2番 山本勝利(東京117期)

前期S級、長期欠場明け初戦を迎える山本選手。
欠場理由を尋ねると、
「練習中に左膝を骨折してしまい、練習できるようになったので参加を決めたが、まだ完調までは…」と言う。

大宮バンクは2度目の参戦となり、昨年6月S級戦、1勝を挙げていて、
「軽かったイメージ」と言い、
500バンクは、「成績悪くない」とのこと。

戦法は先行含め前々攻めるスタイル。
レースでは、「悔いないレースをする」ことを心掛けている。
練習はバンクモガキとウエイトトレーニング中心だが、
今節の直前は街道で乗り込んできた。
復帰戦なのでまずは状態を戻す事が課題。
山本選手の自力勝負に注目。

初日 12R 7番 五十嵐綾(福島121期)

昨年後期、欠場期間もある中でV4の成績を残す五十嵐選手。
近況成績について尋ねると、
「優勝できているが、魅せるレースができていない。前期はS級点取れたので、今期もいろいろ試しながらS級の点数を確保したい」と言う。
大宮バンクは3度目の参戦となり、
「直線長く、リカバリーが効くイメージ」と言い、
500バンクは、「落ち着いて走れる」と歓迎の様子。

戦法はレースの流れの中の自力勝負だが、近況は捲りが多く、
「バック数を増やしたい」とのこと。

レースでは、
「レースの流れに逆らわず仕掛ける」ことを心掛けている。
練習は街道モガキ中心にウエイトはたまにやる程度。
全体的な底上げが課題。
五十嵐選手の自力勝負に期待。

初日 7R 2番 山原さくら(高知104期)

昨年V12、断然の戦歴を残している山原選手。
昨年1年について尋ねると、
「怪我で走れない時期もあったが、年間通して、やれる事やれたかな」と言う。
大宮バンクは3度目の参戦となり、
「直線長くは感じる。まだ優勝がないので優勝したい」とV宣言。
500バンクはホームバンクが高知なので、
「大丈夫です」とキッパリ。

戦法は先行基本に流れの中の自力勝負で、
「後手を踏まない」ことを意識している。

レースでは、
「最終バックを取る」ことを心掛けている。
練習は防府と高知半々で、
防府ではバンクモガキ中心、高知では街道モガキ中心に体幹トレーニング。
ガールズGP出場が目標。
山原選手の自力勝負に注目。

初日 6R 7番 藤田まりあ(埼玉116期)

近況、力をつけてきた地元藤田選手。
昨年新設されたG1戦について尋ねると、
「力が違った。自分に足りない部分がわかり、今年は頑張りたい」と言い、
前回松戸で優出逃した事については、「体調良くなかった。今回は頑張る」と言う。

大宮バンクはデビュー戦以外全て優出しており、
イメージは良く、500バンクは「走り慣れている」とのこと。

戦法は自力自在戦。
レースでは、「常に確定板入りを目指し、車券に貢献する」ことを心掛けている。
練習は山信田学(埼玉83期)選手グループで、森田優弥(埼玉113期)選手や兄の藤田周磨(埼玉117期)選手と一緒に、
バンク・街道モガキ半々とウエイトトレーニングは週一程度。
地元Vと優勝回数増やす事が目標。
藤田選手の地元初Vに期待。

初日 5R 3番 石田典大(東京123期)

徹底先行で売り出し中の石田選手。
本格デビュー後V5の成績について尋ねると、
「思った以上に走れている」と言う。
大宮バンクは初参戦となり、イメージを聞いてみると、
「直線長いが、直線長いバンクは好き」と言い、
500バンクは「経験少なく、難しい」とのこと。

脚質は、地脚タイプで長い距離を踏むレースが得意。
戦法は、脚質的にも持ち味を生かす為にも、先行に拘っている。
レースでは、
「力を出し切り、ラインで決める」ことを心掛けている。

練習は、バンクモガキとワットバイクとウエイトトレーニング。
ダッシュ力強化とスピードの立ち上げが課題。
石田選手の先行逃げ切りに期待。

初日 4R 3番 児玉虎之介(岐阜123期)

素早いスタートと先行力を武器に活躍中の児玉選手。
前回久留米で、本格デビュー後初の優出失敗したことについて尋ねると、
「スイッチを入れ直す」と気合いは満々。
まだV歴がないので、「そろそろ欲しい」と本音もチラリ。

大宮バンクは初参戦となり、イメージを聞いてみると、
「カントが浅く、直線長い」と言い、500バンクも初めてで、
「周長は、特に気にせず、いつも通りのレースをする」とのこと。

脚質はスプリンタータイプだが、最近は地脚もついてきて、長い距離を踏む練習もしている。
戦法は、先行基本に流れの中の自力勝負。
レースでは「力を出し切り、ラインで決める」ことを心掛けている。

練習は、父の児玉利文(岐阜76期)選手と一緒に街道乗り込み・モガキ中心とウエイトトレーニング。
全体的な底上げが課題。
児玉選手の自力勝負に期待。