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RACE2024.3.17

<3月18日~20日>大宮モーニング競輪 オッズパークのオズパ祭杯 FⅡ 「前検日検車レポート」

大宮競輪では、明日3月18日(月)より「オッズパークのオズパ祭杯FⅡ」モーニング12R制が開催されます。
今節も地元埼玉の競輪解説者 田淵浩一さんに前検日インタビューを行っていただきました。
ぜひ、予想の参考にご覧ください。

初日 12R 1番 磯川勝裕(東京113期)


パワー溢れる自力勝負で活躍中の磯川選手。
近況の状態面について尋ねると
「昨年の落車でフレームが壊れてしまい、身体と上手くマッチせず、試行中です。
直近も2月に体調崩して、思うように走れていない」と言う。
大宮バンクは久しぶりの参戦となるが、前回記念で準決勝戦進出しているのでイメージは良く、500バンクは「好き」と言い、モーニングは5年振りで「好きではない」とのこと。
戦法は、先行基本に流れの中の自力勝負。
レースでは「前々攻めて、力を出し切る」ことを心掛けている。
練習はパワーマックスとウエイトトレーニング中心に、バンクは調整程度。
メンタル強化が課題。
磯川選手の自力勝負に期待。

初日 12R 2番 菅原裕太(静岡100期)


位置取り厳しく、自在性が魅力の菅原選手。
近況の状態面について尋ねると
「川崎で優勝した後にギックリ腰になり、伊東と岐阜は良くなかった。今回は上積みはありそう」と言う。
大宮バンクは良くも悪くもなく、500バンクは「嫌いではない」と言い、
モーニングは「苦手だが、時間的に問題はない」とのこと。
戦法は自力自在になんでもやるスタイルで、位置取りは重視している。
レースでは「後手を踏まない」ことを心掛けている。
練習はバンクモガキとウエイトトレーニング中心に、街道はたまに乗る程度。
来期もA級なので、まずは今期S級点獲得が目標。
菅原選手の自力自在戦に注目。

初日 12R 3番 渡邉豪大(福岡107期)


今期V3、13勝の実績を残すシリーズリーダー渡邉選手。
今期の成績について尋ねると
「状態普通でも、思ったほど勝てていない。人の後ろは難しい」と言う。
大宮バンクは久しぶりの参戦となるがイメージは良く、500バンクもモーニングも「好きではない」とのこと。
戦法は、今は追い込みにシフト。
レースでは
「前を回る選手の援護と自分の踏む位置を確保する」ことを心掛けている。
練習は、バンクモガキとウエイトトレーニングとワットバイク。
一昨年と昨年の前期に失格してA級になっているので、まずは失格せずにS級点確保が目標。
渡邉選手の直線強襲に期待。

初日 5R 2番 荒川達郎(埼玉123期)


在所成績第一位、卒業記念チャンピオン、埼玉期待の新人荒川選手。
本格デビュー後の成績について尋ねると
「脚は問題ないが、考えすぎて、うまく走れていない」と言う。
大宮バンクは本格デビュー戦準V以来2度目の参戦となり、デビュー戦で敗れた望月湧世(静岡123期)選手も参戦しているので
「リベンジしたい」と言い、500バンクは練習しているので、走り慣れていて問題はない。
モーニングは初めてで「朝は得意ではないので心配です」とのこと。
脚質はスプリンタータイプ。
戦法は、先行基本に流れの中の自力勝負。
レースでは
「中途半端なレースせず、力を出し切り、ラインで決める走り」を心掛けている。
練習は、バンクモガキとウエイトトレーニング。
決勝戦勝ちきり、特別昇班が当面の目標。
荒川選手の地元Vに期待。

初日 1R 1番 保田浩輔(岡山123期)


先行力を武器に活躍中の保田選手。
本格デビュー後、V8の成績を残している現状について尋ねると
「出来過ぎです」と言い、前々回小倉で2回目の特昇失敗した事については「力不足」と一言。
大宮バンクは初参戦となり、イメージも特になく指定練習で乗って確かめる。
500バンクは本格デビュー戦の高知で準決勝戦で敗れていて、
イメージ良くなかったが2回目に完全Vを飾り
「仕掛け処はわかった」と言い、モーニングは「苦手」とのこと。
脚質はスプリンタータイプも、最近は長い距離も踏めるようになってきた。
戦法は先行基本の自力勝負。
レースでは
「最終ホーム・バック取って、ラインで決める走り」を心掛けている。
練習はバンクモガキ中心に、雨の日とバンク使えない時はワットバイク。
シッティングでのスピードの立ち上げが課題。
保田選手の先行逃げ切りに期待。