＜4月27日～29日＞大宮競輪 第27回アサヒビール杯 F2「前検日検車ﾚﾎﾟｰﾄ」
明日、4月27日（土）より大宮競輪では
｢第27回アサヒビール杯F2｣が開催されます。
今節も地元埼玉の競輪解説者 田淵浩一さんに
前検日インタビューを行っていただきました。
明日からのレース予想の参考にご覧ください。
初日 12R 4番 菅原 裕太 選手（静岡・100期）
前回の小田原でV奪取、
総力戦が魅力の菅原選手。
近況の状態面について尋ねると
｢大きな着もあるがぼちぼち走れている。
小田原は自分らしさが出たレース内容だった。
小田原が終わってすぐに左肘に水が溜まり
5日間休んだが間隔空いていたので
大丈夫｣と言う。
大宮バンクは良くも悪くもなく
500バンクは｢嫌いではない｣とのこと。
戦法は自力自在になんでもやるスタイルで
位置取りは重視。レースでは
｢後手を踏まない｣ことを心掛けている。
練習はバンクモガキと
ウエイトトレーニング中心に
街道はたまに乗る程度。
来期もA級なので
まずは今期S級点獲得が目標。
菅原選手の自力自在戦に注目。
初日 12R 5番 室井 蓮太朗 選手（徳島・121期）
直近4場所中V3、高いレベルで
安定している室井選手。
好調の要因について尋ねると
｢前回の松山は自分が行こうと
思ったところで6番選手が
駆けてくれたのでラッキーだった。
近況も調子が良いというよりは
展開が良いだけ｣と言う。
大宮バンクは初参戦となり
指定練習で乗って確かめる。
500バンクは｢好きじゃない｣とのこと。
戦法はレースの流れの中の
自力勝負でなんでもやるスタイル。
レースでは｢ペース緩めば仕掛ける｣
ことを心掛けている。
練習はワットバイクオンリー。
来期S級戦を見据えた
走りをすることが課題。
室井選手の自力勝負に注目。
初日 11R 4番 中山 拓人 選手（埼玉・121期）
近況成績上昇中の地元中山選手。
1.2班戦のV歴はまだないが
近況の状態面について尋ねると
｢決勝には乗れているが
脚力が足りていない｣と言う。
大宮バンクは昨年8月以来の
久しぶりの参戦となるが
ホームバンクで走り慣れているので
問題はない。
戦法は先行基本の自力勝負。
バック数と逃げの決まり手が多いが
特に拘りはない様子。
レースでは｢行けるタイミングで行く｣
ことを心掛けている。
練習はバンク・街道モガキ半々と
ワットバイクは雨の日に乗る程度。
全体的な底上げが課題。
中山選手の1.2班戦初Vに期待。
初日 5R 5番 佐藤 壮志 選手（熊本・123期）
本格デビュー後、
ルーキーシリーズプラスを含めV8、
今節のシリーズリーダーを務める佐藤選手。
近況のレース内容について尋ねると
｢高松が終わってから追加を2本受けて
練習量が少なく決勝戦で勝ち切れていない。
今回は1週間空いたので
練習はできました」と言う。
大宮バンクは前回昨年10月完全Vを飾り
イメージは良く｢今回も勝ち切りたい｣とV宣言。
脚質は地脚タイプ。
戦法は先行基本に流れの中の自力勝負。
レースでは｢冷静に立ち回る｣ことを心掛けている。
練習は嘉永泰斗(熊本113期)選手や
中本匠栄(熊本97期)選手達と一緒に
街道モガキ中心に
ウエイトトレーニングとワットバイク。
レインボーカップ含め、特別昇班が目標。
佐藤選手の自力勝負に注目。
初日 4R 3番 神尾 敬冬 選手（静岡・123期）
ダッシュを生かした自力勝負が魅力の神尾選手。
近況成績について尋ねると
｢最近になってやっと気持ちの入った
レースができるようになってきて
成績が安定してきた｣と言う。
大宮バンクも500バンクも初参戦となり
｢仕掛け処がわからず不安はある」と言い
指定練習で乗って感覚を確かめる。
脚質はスプリンタータイプで
カマシ・捲りが得意。
戦法は先行基本の自力勝負。
レースでは｢消極的にならず
確定板入りを目指す｣ことを心掛けている。
練習は、バンク・街道モガキ中心。
メンタル強化が課題。
神尾選手の自力勝負に期待。
