田淵浩一氏の前検日検車レポート【2月19日】
明日、2月20日(水)より大宮競輪では、
第14回ブリヂストンサイクル杯争奪戦【FⅡ】が開催されます。
今節も元競輪選手の田淵浩一さんに
前検日インタビューを行っていただきました。
ぜひ、車券購入の参考にしてみてください。
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目下3場所連続優勝中と絶好調で、
大宮参戦する岡本選手。
大宮バンクの相性は、
「調子の悪かった時に1着取れたので、
いいイメージがあるが、500バンクは難しい」と言う。
近況成績について尋ねると
「目標にした選手のおかげと
7車立ても大きい」と謙遜するが、
前々回西武園の走りをみると縦横無尽の走りで、
圧巻のパフォーマンスを披露していた。
戦法は、追い込み基本も、
目標不在の時は、自在戦。
レースでは「レースの中での瞬時の判断を
しっかりできるようになる」ことを心掛けている。
練習は、バンクモガキとウエイトトレーニングで、
身体の使い方と回転力を上げることが課題。
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前期S級の実力者、伊藤選手が
地元のエースとして大宮参戦する。
大宮バンクはまだ優勝こそないが、
常に決勝戦進出しており、相性は良い。
昨年1年間、S級戦を経験して、
「ポジティブになれる。
来期S級に戻れそうだし、
今期も頑張りたい」と言う。
戦法は、追い込み。
レースでは「深く考えず、
身体の動くままに感性で走る」事を
心掛けている。
練習はバンクモガキとワットバイクに
ウエイトトレーニングで、
高校の同級生・平原康多(埼玉・87期)選手と
一緒に練習するようになってから成績上昇しており
「モチベーションが上がります」と語る。
伊藤選手の地元Vに期待。
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S級降級後、4場所走り、
優勝2回準優勝1回と
抜群の安定感ある柴田選手。
大宮バンクはブフリ選手に更新される前の
バンクレコードタイ記録保持者であり相性は良い。
現在、通算199勝で今節200勝を決めたい。
戦法は追い込み基本も目標不在なら、自在戦。
レースではA級戦は人気になるので、
「3日間連対出来るよう、番手戦なら仕事をして、
任されれば力出し切る」事を心掛けている。
練習は、街道乗り込み中心に、
モガキとウエイトトレーニングで、地脚強化を図る。
柴田選手のダッシュを生かした自在戦に注目。
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先行基本に成績上昇中の伊藤選手。
大宮バンクはデビュー戦以来2度目の参戦。
前回7月当所1.6.1と優出ならずも
2勝を挙げた。
大宮バンクのイメージを尋ねると
「直線が長い」と言う。
戦法は先行基本の自力勝負。
脚質は地脚。
レースでは「いったん前に出て、主導権取って、
ラインで決める走り」を心掛けている。
練習はバンク・街道モガキとウエイトトレーニングで、
ダッシュ力強化が課題。
伊藤選手の先行逃げ切りに期待
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圧倒的な先行力を武器に活躍中の眞杉選手。
大宮バンクは初参戦で高校時代に走った経験はあるが、
イメージはなく、指定練習で確かめる。
500バンクは4回目。
いつも練習している地元宇都宮も
500バンクなので、不安はない。
戦法は先行基本の自力勝負。脚質は地脚。
レースでは練習仲間の
隅田洋介(栃木107期)選手のような
先行スタイルを目指し、力を出し切って、
押し切るレースを心掛けている。
練習は、バンク・街道モガキと
最近ウエイトトレーニングも始め、
パワーアップとダッシュ力強化を図る。
眞杉選手の先行逃げ切りに期待。