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RACE2018.3.21

3/21 田淵浩一の前検日検車レポート(F1)

明日、3月22日から大宮競輪では、
第57回 日刊スポーツ新聞社杯争奪戦(F1)が行われます。

今節も田淵浩一さんが前検日インタビューに行ってきました。

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11R 3番 早坂 秀悟選手(宮城・90期)

スピードある自力勝負で活躍中の早坂選手。

昨年12月伊東で記念初Vを飾り、
近況も松阪・奈良記念で優出と好調キープしての大宮参戦。

大宮バンクの相性は、良くも悪くもなく、
500バンクは、仕掛けどころがあるので、「好き」と言う。

レースでは、前受けが多くなり、カマシ・捲りで戦うケースが多い。
最近は捲りの決まり手が増えたので、
「早めの仕掛けを、心掛ける」と言い、
最終バックを取ることには「拘りがある」とのこと。

練習は、伊豆でナショナルチームのメンバーと共に、
バンクモガキとウエイトトレーニングで、
先行してのペース配分を考えて「勝つ」レースを意識している。

早坂選手のスピードある自力勝負に注目。

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11R 5番 松岡 篤哉選手(岐阜・97期)

先行勝負で実績ある松岡選手。

前回前橋で半年振りの優出と復活の手応え。
昔のフレームを試したら、「軽くて流れて良かった」とのこと。

大宮バンクの相性も500バンクも「苦手ではない」と言う。
レースでは、先行基本の自力勝負で、押さえ先行で逃げ粘るのが理想。
「後手を踏まずに前々に攻める」ことを心掛けている。

練習は、街道モガキ・乗り込みとウエイトトレーニングにワットバイクで、
「勝てるレース」をイメージしている。

松岡選手の先行逃げ切りに期待。

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10R 7番 松本 貴治選手(愛媛・111期)

111期生の大物ルーキー松本選手が、大宮バンク2度目の参戦。

前回12月当所では、A級戦完全Vを飾り、
イメージも良く、直線の長さも「気にならない」と言う。

ルーキーチャンピオンレースを振り返ってもらうと、
「完全な力負け、初の番手戦も勉強になった」と
南潤(和歌山・111期)の強さを感じながら、
自身も成長して、両者の今後の対決が楽しみになった。

レースでは、先行基本の自力勝負。
S級戦も、「力を出し切れば、戦える」と
手応えを感じており、狙うはS級初V。

練習は、バンクモガキとウエイトトレーニングで、
トップスピードを上げる事と末の粘り強化を図る。

松本選手のS級初Vに期待。

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6R 8番 伊藤 慶太郎選手(埼玉・107期)

圧倒的なバック数を誇る、地元期待の伊藤選手。

大宮バンクは、「まだ優出がない」と驚きだが、
12月当所の最終日特選は、「強い!」の一言だった。

近況成績は良かったり、悪かったりと安定してないが、
力は争覇級なのは、間違いない。

前回久留米では、末脚が甘かったので、
きっちり修正して地元戦を戦う。

レースでは、先行基本に流れの中での自力勝負で、
「力出し切って、ラインで決める」ことを心掛けている。

練習は、街道モガキ中心で、今回は、パターンを変え、
工夫して500バンクを想定した練習をしてきたとのこと。
理想の乗り方のイメージとのズレをなくして、
安定した乗車フォームを求めており、S級昇格を目指す。

伊藤選手の先行逃げ切りに期待。

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6R 9番 佐藤 佑一選手(岩手・92期)

今節のA級戦得点トップで、今期V3と格上の存在感を示す佐藤選手。

大宮バンクは久しぶりの参戦で、
500バンクも「苦にならない」と言う。

レースでは、先行基本の自力勝負で、
「行くべきところでしっかり仕掛けて、力を出し切る」ことを心掛けている。
また、自在性もあり、番手戦もこなせるが、
今は、来期S級戦に向けて、「自力で力をつける」ことに重点を置いている。

練習は、冬季移動では、同期で大学の同級生伊藤信(大阪・92期)と共に練習をした。
現在は、地元に戻り、バンクモガキとウエイトトレーニングで、
ナショナルチームの練習メニューを参考に、
セッティングやトレーニング内容を工夫して、
トップスピードを上げる事を意識している。

佐藤選手の自力勝負に注目。

リポーター:田淵浩一