RACE2018.3.16
田淵浩一の展望記事3月22日~24日開催分
田淵 浩一展望記事 3.16 |
第57回日刊プロスポーツ新聞社杯争奪戦 FⅠ |
S級展望 |
今節、大宮F1戦は、ウィナーズカップ開催により、
主力選手が手薄になるかと思われたが、力ある選手が揃い激戦模様。
【早坂秀悟選手】
主役は、早坂秀悟(宮城90期)に期待する。
ダッシュを生かした先行は、輪界トップクラスで、
近況成績も12月伊東記念で念願の記念初Vを飾り、今年も
松阪記念・奈良記念で優出と引き続き好調をキープしている。
マーク和田圭(宮城92期)も、1月大垣F1戦を、強い勝ち方で優勝を
飾り、前回玉野記念での動きも良かった。宮城ライン強力で本線。
【松本貴治選手】
対するは、松本貴治(愛媛111期)。
実績で2番手評価としたが、むしろ上昇度では松本貴治のほうが上か。
前回玉野のルーキーチャンピオンレースでは、
愛媛トリオの連係を南潤(和歌山111期)に粉砕されるもG前は、
差をつめていた。
前々回向日町F1では、準VとF1優勝は、もはや時間の問題。
12月当所でのA級戦完全Vは記憶に新しい。
バンク相性も考えて逆転候補NO1。
マーク三宅達也(岡山79期)も前々回玉野F1で地元優勝を飾り好調で、
中四国ラインも互角の勝負。
【松岡篤哉選手】
中部ラインは、先行力ある松岡篤哉(岐阜97期)に
近藤龍徳(愛知101期)が続く。
近況は両者ともに好調とは言えないが、実績あるので、怖い存在。
【嶋津拓弥選手】
あとは、南関東ラインが充実している。
機動力ある嶋津拓弥(神奈川103期)簗田一輝(静岡107期)に、
マーク戦堅実な白戸淳太郎(神奈川74期)や、レインボーカップ優勝し、
S級復帰後も順調な福田知也(神奈川88期)がおり、
勝ち上がり次第では、面白い存在。
【河野通孝選手】
関東ラインは、河野通孝(茨城88期)軸になる。
同県の堀内昇(茨城95期)が好調なので、同乗なれば一発可能。
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A級展望 |
【佐藤佑一選手】
A級戦は、機動力ある佐藤佑一(岩手92期)が中心。
前期S級戦でも優出し、今期降級後も3連覇するなど実績上位。
前回川崎は、アクシデントで優出失敗したが、初日最終日の
動きは、問題なし。
小橋明紀(青森73期)等、北日本マーク陣も豊富で、
援軍揃う今節は、V候補筆頭。
【山田和巧選手】
山田和巧(神奈川87期)が対抗格。
今期S級降級後、優勝こそないが抜群の安定感。
南関東ラインで、遠藤雅也(千葉100期)が病欠中なので、どう戦うか
注目だが、目標不在でも、大宮の長い直線、自ら捌いて抜け出し可能。
【伊藤慶太郎選手】
関東ラインは、地元の伊藤慶太郎(埼玉107期)が、復調している。
徹底先行タイプで、成績以上の力はある。
12月当所では優出失敗も、最終日の特選は強かった。
ベテランマーカー川口満宏(東京58期)、黒崎直行(栃木57期)の援護を
受けて逃げ切り期待。
【牧田賢也選手】
あとは、牧田賢也(福島111期)に注目。
昨年10月に特別昇班を果たし、1.2班戦初戦も優出するなど順調
だったが、2場所目の川崎で落車欠場。
しかし、長期欠場後、2場所目の小田原では準Vと復調ムード。
前回玉野のルーキーチャンピオンレースにも出場した期待の新人。
大駆けあっても不思議ではない。
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【S級戦】実績で早坂秀悟-和田圭の宮城ライン上位と
みるも、注目ルーキー松本貴治で逆転も。
【A級戦】佐藤佑一の機動力上位とみる。