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RACE2017.5.16

5/16 田淵浩一の前検日検車レポート(Fl)

明日、5月17日から大宮競輪では、
第62回 報知金杯争奪戦(F1)が行われます。

今節も田淵浩一さんが前検日インタビューに行ってきました。

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 11R2番 三谷竜生選手(奈良101期)

ダービー王が大宮で初戦を迎える。
ダービー王になった感想を尋ねると「素直に嬉しいです」と語ってくれました。

ダービー王初戦となる大宮戦も
 「祝杯をあげたのは、当日だけで、ダービー後も普通に練習してきました。初レースもいつも通りに走ります」
と自然体で迎える。

大宮バンクは、昨年の記念以来になるが、
 「成績は良くなかったが走りやすいイメージがある」
と言い、リベンジ戦となる。

レースでのモットーは
 「全力で最後まであきらめないこと」
グランプリまで、一戦一戦積み重ね、頑張ると語ってくれました。

ダービー王、三谷選手の王者の走りに期待します。

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 11R3番 吉澤純平選手(茨城101期)

落車続きで、欠場明け2場所目となる吉澤選手。

前回京王閣ダービーの走りを尋ねると
 「脚はまだ戻ってないです。7-8割位ですかね」
と言い、今はどうですか?と尋ねると
 「もう少し良いです」
とのこと。
高いレベルでの評価だと思うので、私は十分戦える状態だと思います。

レースでは
 「ただ先行するだけではなく、流れの中で立ち回り、勝てる自力が理想」
がモットー。

一戦一戦走りながら力をつけて、
G1で師匠の武田豊樹選手(茨城88期)や平原康多選手(埼玉87期)と一緒に戦いたいと熱い思いを語ってくれました。

吉澤選手の自力勝負に注目です。

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 10R3番 取鳥雄吾選手(岡山107期)

先行主体に売り出し中の取鳥選手。
前回広島では待望のS級初V。直近3場所中7勝と抜群の成績での参戦。

大宮初参戦も、500バンクに苦手意識はないという。
直線長い大宮も「いつも通りのレースをする」と迷いはない。

レーススタイルは、先行基本に勝てる自力勝負。
ダッシュが得意で、前がつまったら仕掛けることを心掛けているとのこと。

練習は父の取鳥敬一選手(岡山69期)とマンツーマンで
街道練習やモガキ中心にウエイトトレーニングも取り入れ、さらに上を目指している。

今回もG1で活躍している自力型が揃ってるが、
勝ち上がり「勝負できるように頑張る!」と熱く語ってくれました。

取鳥選手の自力勝負に期待します。

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 6R3番 伊藤亮選手(埼玉92期)

いつも地元戦は、安定した成績の伊藤選手。
大宮戦も常に優出するも、未だ優勝はないと少し寂しい。

今回は、来期S級昇級に向けて勝負の地元戦。地元優勝を飾り点数アップをもくろむ。

2年位前から、高校の同級生、平原康多選手(埼玉87期)と
一緒に練習するようになり、刺激を受け成績も上昇中。

練習は、街道練習メインにバンクでもモガキ中心とウエイトトレーニングで結果も出てきている。
レースでは、追い込みに変わり
 「踏み出し、追走技術が課題」
と言い、前回西武園ミッドナイトの反省もふまえ大宮初Vを目指す。

伊藤選手の地元優勝に期待します。

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 6R9番 今泉薫(群馬89期)

近況、絶好調の今泉選手。
好調の要因を尋ねると
 「絶好調?まだ上積みがありますよ」
と言い、半年前位から大宮のジムに通うようになって、
身体の使い方や姿勢、歩き方等を学び、結果自転車にうまく力が伝わるようになったとのこと。

レースでは、心も身体も「脱力」を心掛け、
自然体で距離に関係なく「行けるところから仕掛ける」と語ってくれました。

練習は、やはり半年前にロードレーサーを新調して、街道練習での乗り込みと、
バンクではモガキとバイク誘導でのスピード練習をしている。
タイムも出ているし、手応えがあると自信たっぷりに語ってくれました。

今泉選手の自力勝負に期待します。

リポーター:田淵浩一