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RACE2018.5.24

5/24 田淵浩一の前検日検車レポート(F2)

明日、5月25日から大宮競輪では、
第10回e-SHINBUN賞争奪戦(F2)が行われます。

今節も田淵浩一さんが前検日インタビューに行ってきました。

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10R 2番 高橋 広大選手(埼玉・99期)

福島から移籍して4年、来期からは待望のS級昇級する高橋選手。

大宮バンクは、練習バンクでもあり「走りやすくて、相性も良い」と言う。
戦法は、追い込み基本だが、目標不在なら、総力戦でなんでもやるスタイル。

レースでは、「先行選手との呼吸を合わせて、
追い込み選手としての出来る仕事を、しっかりやる」事を心掛けている。

練習は、街道・バンクでのモガキとローラー練習で、
トップスピードを上げ、自力を出す練習を意識しているとのこと。

高橋選手の地元Vに期待。

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10R 3番 小原 唯志選手(茨城・101期)

A級最強の小原選手が、今期2度目の大宮参戦。

前回大宮は、惜しくも凖Vだったが、
今期V4、競走得点全国1位は立派の一言。

大宮バンクは、V歴もあり、
走りやすくて夏場の「軽いバンクは好き」と言う。

戦法は、先行基本の自力勝負。
来期S級戦に向けて、積極的に仕掛け、
「もっとバック数を増やす」事を心掛けている。

練習は、街道・バンクモガキとウエイトトレーニングで、
もっとタイムを出せるようスピード強化を図る。

小原選手の自力勝負に注目。

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10R 9番 夏目 新吾選手(静岡・103期)

交通事故による1年以上の長期欠場から、
奇跡の復帰を果たした夏目選手。

街道練習中にトラックにはねられ、
顎や肋骨を骨折する重症で、半年間入院。

今年から練習を始め、復帰3場所目の西武園で完全Vを、逃げ切りで飾った。
本人も「正直、ビックリしている。
状態はまだ完全ではなく、ラインの力」と無心の優勝だった様子。

大宮バンクは、2度目の参戦。
前回はチャレンジ戦で初Vを飾ったメモリアルバンク。

戦法は、先行基本の自力勝負。
500バンクなので、「考えて仕掛ける」と言う。

レースでは、「長い距離を踏んで、最終バックを取る」事を心掛けている。

練習は、基礎的な街道乗り込みとウエイトトレーニングで、
全体的な底上げとハイペースで長い距離を踏める事を意識している。

夏目選手の先行逃げ切りに期待。

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5R 4番 小林 裕一朗選手(千葉・111期)

来月久留米で行われる
レインボーカップファイナルに出場を決めた小林選手。

大宮バンクは、デビュー戦以来2回目の参戦。
デビュー戦は、プロの洗礼を受けて厳しい結果だったが、
充実した今の小林選手は、優勝候補の一人。

近況成績は、レインボーカップに向けて
勝つレースから、来期1.2班戦を見据えて、
押さえ先行基本のレーススタイルに変更して力をつけている。

戦法は、押さえ先行基本。
レースでは、3日間最終バックを取るレースを心掛けている。

練習は、街道・バンクモガキとウエイトトレーニングで、
押さえ先行からのスピードの立ち上げを強化して、
タイムも出せる事を目指している。

小林選手の先行逃げ切りに期待。

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4R 5番 坂本 拓也選手(福島・111期)

近況成績、決勝戦以外では安定している坂本選手。

高知で特別昇班に失敗してから、
どうも決勝戦で力を出し切れてない様子で、
「レースの組み立てが、中途半端になってしまい、失敗してます」とのこと。
しっかり修正して、今節チャレンジ戦の主役を務める。

大宮バンクは初参戦。
500バンクも「あまり好きではない」と言う。

戦法は、先行基本の自力勝負。
流れの中では、位置取りもできるオールラウンダータイプ。

レースでは、組み立てをしっかりして、
「力を出し切る」事を心掛けている。

練習は、バンクで400から600mモガキ中心とバイク誘導で、
立ち上がりのスピード強化を図る。

坂本選手の自力勝負に注目。

リポーター:田淵浩一