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RACE2017.6.14

田淵浩一の展望記事 6月21日~23日開催分

田淵 浩一展望記事 6.14
第13回 日本トーター杯争奪戦 F2
A級1・2班戦展望

1・2班戦は、井上選手 vs 埼京ライン!

【井上公利選手】
 今節の1・2班戦は、井上公利選手(宮城93期)の機動力が
 抜けている。

 前回取手のレインボーカップファイナルでは、
 惜しくもS級特進を逃したが、
 パワー溢れる先行・捲りで今年V4は戦歴断然。

 近況は、先行より捲りが多いが、
 シェイプアップ効果で踏み出しも良くなり、
 他の選手のマークが厳しくなる中でも結果を出している。

 3月の当所では、決勝戦は地元の女屋選手に敗れはしたが、
 初日特選、準決勝は捲りで圧勝している。

【大崎和也選手】
 マークする大崎和也選手(青森92期)も、2月当所の決勝戦で1.1.落も、
 前々回当所では完全Vを飾っており、大宮の相性は抜群。

【野中祐志選手】
 対するは、埼京ライン。

 地元の野中祐志選手(埼玉98期)は、前回奈良の落車が気になるが、
 近況は好調。

 馬場和広選手(埼玉98期)も先行基本に安定した成績を残している。

 西村行貴選手(東京92期)も2月当所で準優勝し、次の立川では
 優勝する等、高いレベルで戦歴も安定している。

 関東ラインで宇賀神浩幸選手(栃木73期)、朝秀忠選手(茨城68期)あたりもラインに加われば、
 更に強固なラインが出来上がる。

【他の有力選手】
 南関東勢は、北浦和人選手(神奈川105期)が軸になるが、
 落車欠場明けの前回千葉の動きを見ても、まだ本調子ではない気がする。
 大宮までにどこまで立て直してくるかが鍵になる。

 最後に地元の山崎輝夫選手(埼玉99期)にも注目したい。
 前々回千葉では、高校の同級生、馬場和広選手目標に完全Vを飾った。
 近況は自力自在性を発揮して、点数以上の活躍を見せている。
 野中選手、馬場選手とともに地元のパワーを見せて欲しい。

A級チャレンジ戦展望

  チャレンジ戦は、実力者揃うも傑出した選手はおらず、激戦模様。

【遠藤勝弥選手】
 近況一番は、遠藤勝弥選手(静岡109期)。

 今年優勝はないが、積極的なレースで1着ラッシュ。

 3月当所では、連日先行するも優出ならなかったが、
 当時よりも力をつけており、夏場の大宮バンクはバック追い風で
 先行有利なコンディションになることもあるので、中心に推す。

【奈良基選手】
 対する機動型は、奈良基選手(宮城109期)。

 病気欠場中で、出走可否未定だが、機動力は遠藤選手と互角か。

【服部正博選手】
 地元の服部正博選手(埼玉91期)も差はない。

 一時期の勢いはなくなった感もあるが、近況は積極的なレースが
 目立つ。

 しかし、服部選手の持ち味は、やっぱりスピードを生かした強烈捲り。
 109期両者の先行争いを誘えば、ひと捲りで一刀両断のシーンもある。

【他の有力選手】
 あとは自在性ある田原大広選手(北海道87期)。
 マーク戦確かな実力者、法月成祐選手(神奈川77期)、河合康晴選手(静岡68期)の
 ベテランも圏内。
 地元の楠野史尭選手選手(埼玉105期)が、前回伊東で抜群の動きを見せた。
 地元大宮で初優勝の可能性もある。