6/3 田淵浩一の前検日検車レポート(F1)
明日、6月4日から大宮競輪では、
埼強グランプリ 第31回デイリースポーツ賞・第15回楽天Kドリームスカップ争奪戦(F1)が行われます。
今節も田淵浩一さんが前検日インタビューに行ってきました。
11R 4番 山崎 芳仁選手(福島・88期)
今節の実績NO1山崎選手。
大宮はV歴もあり、相性は良く、500バンクも「好き」と言う。
戦法は、位置を取っての捲りが主戦法だが、
最近は番手をまわるレースも多い。
番手戦は「慣れてきた」と言うが、
先行選手との車間が空いてしまう事もあるので、
ダッシュでうまく追走することを心掛けている。
練習は、街道モガキとウエイトトレーニング。
「一戦一戦頑張ります!」と笑顔で答えてくれた。
山崎選手の捲り・捌きに注目。
11R 5番 吉田 拓矢選手(茨城・107期)
関東期待の若手、吉田選手が大宮初参戦。
大宮バンクのイメージも特になく、指定練習で確かめる。
500バンクは「嫌いではない」と言う。
戦法は、先行基本の自力勝負。
レースでは、
「力を出し切って、攻めるレースをする」ことを心掛けている。
落車が続いて、身体の状態とともに、
自転車も新車を導入して、次回の高松宮記念杯に向けて調整中とのこと。
練習は、バンクモガキとウエイトトレーニングの他、
ワットバイク等あらゆるトレーニングを取り入れている。
「いいレースをして、流れを良くしたい」と語ってくれた。
吉田選手の自力勝負に注目。
11R 6番 阿部 大樹選手(埼玉・94期)
前回川崎で、外国人選手相手に優勝し、地元参戦の阿部選手。
「自分で動いて、位置を取れたことが勝因」と言う。
大宮バンクの相性は、良くも悪くもなく、
地元Vもまだない。500バンクも「苦手ではない」とのこと。
戦法は、先行含みの自力勝負だが、位置取りにも拘り、総力戦で戦う。
レースでは、「無心で臨む」ことを心掛けている。
練習は、街道・バンクが半々でモガキ中心メニューと
ウエイトトレーニングで肉体改造とパワーアップを図る。
阿部選手の地元Vに期待。
6R 3番 志佐 明選手(神奈川・107期)
A級戦抜群の成績を残す志佐選手。
前回4月大宮の優勝を含み今年V7は、断然の戦歴。
大宮バンクも前回優勝とイメージも良く、
500バンクも「好き」と言う。
戦法は、先行基本の自力勝負。
位置取りにも意欲的で、
「内容重視も、ラインで決められるように仕掛ける」ことを心掛けている。
練習は、バンクモガキ中心に、
来期S級戦に向けて、全体的な底上げを図る。
志佐選手の自力勝負に注目。
6R 9番 上吹越 俊一選手(鹿児島・99期)
近況成績安定している上吹越選手。
大宮バンクは初参戦。
500バンクは、「直線の長い500バンクは得意」とのこと。
近況好調の要因を尋ねると、
今年前半の成績がよくなかったので、
「来期に向けて練習量を増やした効果が出た」と言う。
来期どころか今期S級点を獲得できる勢いだ。
脚質は、スプリンタータイプで、カマシ・捲りが得意。
レースでは、「ペースが緩めば仕掛ける」ことを心掛けている。
練習は、街道モガキで長めの距離をインターバルで行い、
力まず走ることを意識している。
上吹越選手のスピードある捲りに注目。
リポーター:田淵浩一