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RACE2018.6.3

6/3 田淵浩一の前検日検車レポート(F1)

明日、6月4日から大宮競輪では、
埼強グランプリ 第31回デイリースポーツ賞・第15回楽天Kドリームスカップ争奪戦(F1)が行われます。

今節も田淵浩一さんが前検日インタビューに行ってきました。

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11R 4番 山崎 芳仁選手(福島・88期)

今節の実績NO1山崎選手。
大宮はV歴もあり、相性は良く、500バンクも「好き」と言う。

戦法は、位置を取っての捲りが主戦法だが、
最近は番手をまわるレースも多い。
番手戦は「慣れてきた」と言うが、
先行選手との車間が空いてしまう事もあるので、
ダッシュでうまく追走することを心掛けている。

練習は、街道モガキとウエイトトレーニング。
「一戦一戦頑張ります!」と笑顔で答えてくれた。

山崎選手の捲り・捌きに注目。

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11R 5番 吉田 拓矢選手(茨城・107期)

関東期待の若手、吉田選手が大宮初参戦。
大宮バンクのイメージも特になく、指定練習で確かめる。
500バンクは「嫌いではない」と言う。

戦法は、先行基本の自力勝負。
レースでは、
 「力を出し切って、攻めるレースをする」ことを心掛けている。

落車が続いて、身体の状態とともに、
自転車も新車を導入して、次回の高松宮記念杯に向けて調整中とのこと。

練習は、バンクモガキとウエイトトレーニングの他、
ワットバイク等あらゆるトレーニングを取り入れている。

「いいレースをして、流れを良くしたい」と語ってくれた。
吉田選手の自力勝負に注目。

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11R 6番 阿部 大樹選手(埼玉・94期)

前回川崎で、外国人選手相手に優勝し、地元参戦の阿部選手。
 「自分で動いて、位置を取れたことが勝因」と言う。

大宮バンクの相性は、良くも悪くもなく、
地元Vもまだない。500バンクも「苦手ではない」とのこと。

戦法は、先行含みの自力勝負だが、位置取りにも拘り、総力戦で戦う。
レースでは、「無心で臨む」ことを心掛けている。

練習は、街道・バンクが半々でモガキ中心メニューと
ウエイトトレーニングで肉体改造とパワーアップを図る。

阿部選手の地元Vに期待。

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6R 3番 志佐 明選手(神奈川・107期)

A級戦抜群の成績を残す志佐選手。
前回4月大宮の優勝を含み今年V7は、断然の戦歴。

大宮バンクも前回優勝とイメージも良く、
500バンクも「好き」と言う。

戦法は、先行基本の自力勝負。
位置取りにも意欲的で、
 「内容重視も、ラインで決められるように仕掛ける」ことを心掛けている。

練習は、バンクモガキ中心に、
来期S級戦に向けて、全体的な底上げを図る。

志佐選手の自力勝負に注目。

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6R 9番 上吹越 俊一選手(鹿児島・99期)

近況成績安定している上吹越選手。

大宮バンクは初参戦。
500バンクは、「直線の長い500バンクは得意」とのこと。

近況好調の要因を尋ねると、
今年前半の成績がよくなかったので、
 「来期に向けて練習量を増やした効果が出た」と言う。
来期どころか今期S級点を獲得できる勢いだ。

脚質は、スプリンタータイプで、カマシ・捲りが得意。
レースでは、「ペースが緩めば仕掛ける」ことを心掛けている。

練習は、街道モガキで長めの距離をインターバルで行い、
力まず走ることを意識している。

上吹越選手のスピードある捲りに注目。

リポーター:田淵浩一