7/18 田淵浩一の前検日検車レポート(F1)
明日、7月19日から大宮競輪では、
第90回スポーツニッポン新聞社杯争奪戦・
グランドチャンピオン500in大宮(F1)が行われます。
今節も田淵浩一さんが前検日インタビューに行ってきました。
【田淵浩一レポート】
積極的なレースでG1戦線で活躍中の竹内選手。
今回は外国人選手も参戦して、日本のエースとして迎え撃つ立場だが、
「意識せず、自分のレースをする」と冷静に答えた。
大宮は特に印象はないと言い、長い直線も意識しない。
現在の状態を尋ねると、
「身体の状態は問題ないが、レース運びがうまくいかない」と言い、
レースで心掛けていることは、「力出し切る事とレース運びの勉強する事」と
上位で戦う選手は、求めるものが違う。
練習は、街道練習とバンク練習、ウエイトトレーニングと
さまざまなメニューで総合力アップを図る。
竹内選手の先行勝負に注目。
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9R 2番 ブフリ選手(オランダ)
今年、10戦9勝2着1回2連対率100%という
完璧な成績で大宮参戦のブフリ選手。
昨年10月の大宮でも上がりタイム13秒3という
バンクレコードに迫る捲りで完全優勝を飾り、
大宮のイメージも良い。
本人に尋ねても「覚えている」と言い、
「バンクレコードよりライン重視の走りをしたい」と答えてくれました。
バンクの周長も全く気にならないとのこと。
練習環境もドミトリエフ選手同様に
競輪学校でバンク練習とウエイトトレーニングをしている。
トレーニング以外でも、小さなことでも変化を求めると言ってました。
例えば、毎回違うレストランを探したり、オーダーするメニューを変えたり。
ここでもそのチャレンジャー精神に期待。
来日3回目で、日本の生活を尋ねると
「オランダより良い!」と答えてくれました。
レースでは、「レース展開を考えて戦う」と言い、
大宮での意気込みを尋ねると「ベストを尽くす」と大宮連続優勝を目指す。
ブフリ選手のスピードあふれる自力勝負に期待。
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8R 5番 ドミトリエフ選手(ロシア)
圧倒的な力で、今年も好成績を収めているドミトリエフ選手。
来日4回目となり、8カ月の長男と奥様も
一緒に伊豆で生活をしているとのこと。
日本での生活も、「楽しい」と言う。
現在の練習環境は、ナショナルチームと一緒に競輪学校で、
バンク練習とウエイトトレーニングをしている。
ハードな練習以外では、週3回ロシアから来ている
トレーナーによるマッサージや趣味のウォーキング、
ショッピングでリフレッシュしている。
また、好きな食べ物を尋ねると「味噌ラーメン」と答えてくれて、
話が止まりませんでした。
大宮は初出走も、500バンクは仕掛けるポイントがあり、
自身に向いていると不安はない。
富山決勝戦での敗戦も、
「作戦ミスで力出し切れなかった」と問題なさそう。
ドミトリエフ選手のパワーあふれる自力勝負に期待。
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5R 1番 宇佐見裕輝選手(福島・94期)
前回弥彦で、同じ北日本地区で
A級最強クラスの井上公利選手(宮城・93期)と
別線力勝負で捲って優勝と絶好調の宇佐見選手。
好調の要因を尋ねると、
「30才を過ぎて、このままでいいのか?」と奮起して、
合宿等に積極的に参加して、いろんな選手と練習し、
刺激を受け結果も出てきたとのこと。
大宮バンクもあまりイメージはないが、
500バンクは「大好き」と言う。
レースでは、来期昇級出来そうなS級戦を意識して、
積極的な仕掛けを心掛けている。
「前のペースが緩めば仕掛ける、引けなければ何でもやる」
と総力戦で戦う。
普段の練習は、街道練習メインに
バンクでのロングモガキで自力勝負に磨きをかける。
宇佐見選手の自力自在戦に注目。
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5R 3番 台和紀選手(埼玉・83期)
近況、安定した成績で地元戦を迎える台選手。
大宮バンクの相性は「普通です」と答え、
地元優勝は?と尋ねると「大宮はないですね」とのこと。
レースでは、常に確定板に載ることと、
目標とする選手が不発の時も
対応できる組み立てをすることを心掛けている。
練習は、街道練習でのモガキ中心に
大宮バンクにも入ると言う。
意気込みを尋ねると「地元優勝を目指す!」
と優勝宣言してくれた。
台選手の地元優勝に期待。
リポーター:田淵浩一