7/1 田淵浩一の前検日検車レポート(F2)
明日、7月2日から大宮競輪では、
第9回アサヒビール杯争奪戦(F2)が行われます。
今節も田淵浩一さんが前検日インタビューに行ってきました。
12R 2番 小野 裕次選手(千葉・95期)
近況成績、好調キープの小野選手。
夏は「大好き!」で、身体の状態は良いとのこと。
大宮バンクの相性も、V歴もありイメージは良い。
戦法は自力勝負基本に位置取りもこなす。
最近は目標がいての番手戦も、「慣れてきた」と言う。
レースでは前々に攻めて、力を出し切る事を心掛けている。
練習は街道モガキとパワーマックスで、
来期のS級戦を見据えて、「自在性を身につけたい」と語る。
小野選手の自力自在戦に注目。
12R 7番 小島 雅章選手(埼玉・83期)
前期S級の実力者、地元の小島選手。
昨年A級戦では、V5と実績は抜群。
大宮バンクの相性も、V歴もあり良いイメージ。
戦法は追い込み基本もメンバー次第では、
自力含みの自在戦で戦う。
レースでは体調の変化に合わせて、戦うことを心掛けている。
練習はバンクモガキとウエイトトレーニングに
最近はランニングも取り入れて、脚力の底上げを図る。
小島選手の通算400勝達成と地元Vに期待。
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12R 9番 市川 健太選手(東京・82期)
スピードある自力勝負で活躍中の東京支部長、市川選手。
大宮バンクは久しぶりの参戦だが、
特性は掴んでいるとのこと。
最近は公務が忙しく、思うような練習が出来てない様子だが、
近況成績は安定している。
戦法は先行基本の自力勝負で、
常に主導権取るつもりでレースに臨んでいるとのこと。
自分のタイミングが来たら、仕掛けることを心掛けている。
練習はバンクモガキとウエイトトレーニングで、全体的な底上げを図る。
市川選手の自力勝負に注目。
7R 4番 石井 菜摘選手(栃木・114期)
今節デビュー戦を迎える石井選手。
今の気持ちを尋ねると、
「緊張するが、自分らしいレースをする」と語る。
中学の時にガールズサマーキャンプに参加し、
高校では自転車部に入って選手を目指した。
脚質は地脚タイプ。
レースでは先行含め、「自分で動くレースをしたい」と言う。
練習は街道・バンクモガキとウエイトトレーニングで、
ダッシュ力強化とトップスピードを上げる事が課題。
石井選手の自力自在戦に注目。
6R 3番 野本 怜菜選手(埼玉・114期)
今節デビュー戦を迎える、地元期待の野本選手。
適性出身で在校成績2位の逸材。
高校では陸上部で棒高跳びの選手だったが、
ガールズサマーキャンプに参加し、
初めて乗ったレーサーに「スピードが出て楽しい」と感じたとのこと。
大宮はホームバンク。地元デビュー戦について、
「地元でデビューできる事は嬉しい。緊張するが、いい方向にしたい」と語る。
脚質はスプリンタータイプ。
レースでは自分のタイミングで仕掛けることを心掛ける。
練習は、バンクモガキとウエイトトレーニングで、
踏み直せる脚をつけることが課題。
目標は「地元V狙う」とキッパリ。
野本選手の地元Vに期待。
6R 6番 橋本 佳耶選手(熊本・114期)
今節デビュー戦を迎える橋本選手。
今の気持ちを尋ねると、「緊張してます」と語る。
ホームバンクが熊本なので、500バンクの不安はない。
高校では陸上部で7種競技の選手。
テレビでガールズケイリンを見て興味を持ち、選手を目指した。
レースでは先行して力試しをして、
勝って「目立ちたい」と言う。
練習は街道・バンクモガキとウエイトトレーニングで、
得意のダッシュを生かして、全体的な底上げを図る。
橋本選手の先行力に注目。
5R 2番 黒沢 征治選手(埼玉・113期)
今節デビュー戦を迎える、地元期待の黒沢選手。
今の気持ちを尋ねると、「不安はあるが、楽しみです」と語る。
社会人野球出身で、自転車経験はないが、
競輪学校在校中から素晴らしいタイムを出し、将来性豊かな黒沢選手。
今節は、師匠の細沼健治(埼玉89期)選手が一緒なのも心強い。
脚質は地脚タイプで、長い距離を踏めることが強み。
レースでは先行してラインで決めるレースを心掛ける。
練習は街道・バンクモガキとウエイトトレーニングでダッシュ力強化を図る。
黒沢選手の地元Vに期待。
1R 5番 山田 諒選手(岐阜・113期)
今節デビュー戦を迎える山田選手。
今の気持ちを尋ねると
「メチャクチャ緊張しますが、練習はバッチリやってきたので、成果を出すだけです」と語る。
小学5年生の時に自転車に乗って、それから選手を目指すようになり、
高校では自転車部に入って、インターハイで1000m優勝と輝かしい成績を残した。
脚質は地脚タイプ。
レースでは、先行基本の自力勝負で、
「新人らしく、行きっぷりのいいレースを見せたい」と言う。
練習はバンクモガキと街道乗り込みと
ウエイトトレーニングで、ダッシュ力強化が課題。
山田選手の先行逃げ切りに期待。
リポーター:田淵浩一