7/24 田淵浩一の前検日検車レポート(F2)
明日、7月25日から大宮競輪では、
第18回アサヒビール杯争奪戦(F2)が行われます。
今節も田淵浩一さんが前検日インタビューに行ってきました。
前期S級の実力者、柿澤選手が大宮参戦。
大宮バンクの相性は良く、500バンクも嫌いではない。
降級後2場所走り、前回準決勝敗退も、6戦3勝は実績上位。
A級戦は、スピードの緩急に対応した走りを意識するとのこと。
戦法は、自力自在戦。
レースでは「前々に攻めて、力を出し切る事」を心掛けている。
練習はバンクモガキとウエイトトレーニングで、全体的な底上げを図る。
柿澤選手の自力自在戦に注目。
———————————————————————————–
11R 5番 吉田 昌司選手(茨城・111期)
今節、S級特進がかかる吉田選手。
前々回の宇都宮で待望の初Vを飾ると、前回の函館も完全V。
いよいよ関東期待の大型ルーキーが、
大宮バンクでS級特進なるか?注目される。
大宮バンクは初参戦。
イメージも特になく指定練習で確かめる。
500バンクは苦手意識はないが、仕掛け処が「難しい」と語る。
特進は「特に意識しないで、いつも通りのレースをする」とのこと。
戦法は先行基本に流れの中での自力勝負。
脚質は地脚。
レースでは「力を出し切る事」を心掛けている。
練習はバンクモガキとウエイトトレーニングで、
ダッシュ力強化とパワーアップを図る。
吉田選手の完全VとS級特進に期待。
———————————————————————————–
10R 1番 門脇 翼選手(秋田・111期)
近況成績上昇中の門脇選手。
大宮バンクはデビュー戦含め3度目の参戦。
まだ優出はないが、1着が多いイメージ。
500バンクは得意ではないが、大宮は「走りやすい」とのこと。
脚質はスプリンタータイプで、
ダッシュを生かしたカマシ・捲りが得意だが、
今は押さえ先行基本の自力勝負で戦っている。
レースでは「最終バックを取り、ラインで決める」ことを心掛けている。
練習は街道でのゆるやかな登りモガキ、
500mを5-6本とウエイトトレーニングで、持久力強化を図る。
今期の目標は、1.2班戦初VとS級点の確保。
同期吉田選手の特進も「阻止する」とキッパリ。
門脇選手の自力勝負に注目。
———————————————————————————–
7R 3番 比嘉 真梨代選手(沖縄・114期)
沖縄初のガールズ選手、
比嘉選手がデビュー2戦目を迎える。
500バンクは「見たこともない」と言い、指定練習で確かめる。
デビュー戦は、優出するも納得するレースが出来ず、
「悔しくて猛練習してきた」と言う。
高校時代は陸上競技の走幅跳・走高跳の選手。
大学の職員をしていたが、シェイプアップ目的で入ったジムで
パワーマックスをやって、数値が上がるのが楽しくなるうちに、
競輪に興味を持つようになり選手を目指したとのこと。
脚質はスプリンタータイプ。
戦法は、自力勝負基本。
レースでは自分で動いて、
一回レースを動かす事を心掛けている。
練習は、街道・バンクモガキとウエイトトレーニングで、持久力強化を図る。
———————————————————————————–
7R 5番 石井 貴子選手(千葉・106期)
5月のガールズケイリンコレクションを制し、
近況成績安定している石井選手。
大宮バンクは初参戦も、
2月に大宮でトークショーに来て「大宮走りたい」と思っていたとのこと。
500バンクも久しぶりの参戦だが、
「仕掛け処があり、相性良い」と言う。
戦法は自力基本にどれだけ粘れるかのスタイル。
レースでは
「自分のタイミングで仕掛け、力を出し切る事」を心掛けている。
練習は街道での先頭交代とモガキ中心メニューで、
心肺機能とトップスピードを上げる事がテーマ。
石井選手の自力勝負に注目。
———————————————————————————–
6R 7番 長澤 彩選手(愛知・106期)
自力勝負で戦歴上位の長澤選手。
大宮は初参戦。
500バンクは「特に意識しない」と言うが、
「カントの浅いバンクのほうが好き」とのこと。
戦法は自力勝負基本。
レースでは
「人に頼らず、最終バックを取り、力を出し切る事」を心掛けている。
練習はバンクモガキとウエイトトレーニングで、
ダッシュ力強化とトップスピードを上げることがテーマ。
前回のガールズケイリンフェスティバルでは、
上位で戦うには力不足を感じ、練習方法等試行中とのこと。
長澤選手の自力勝負に期待。
———————————————————————————–
5R 4番 植原 琢也選手(埼玉・113期)
デビュー2戦目を地元で迎える植原選手。
大宮はホームバンクで初参戦の不安はない。
デビュー戦は
「無駄な動きが多く力を出し切れなかったが、2.3日目は、リラックスしてうまく走れた」と言う。
脚質はスプリンタータイプ。
戦法は自力勝負基本に、流れの中で出来ることをする。
レースでは
「流れみて、自分のタイミングで仕掛けて、力を出し切る事」を心掛けている。
練習はバンクモガキとウエイトトレーニング、
ワットバイクで、得意のスピードアップを図る。
植原選手の地元Vに期待。
———————————————————————————–
4R 3番 尾崎 悠生選手(埼玉・113期)
デビュー2戦目を地元で迎える尾崎選手。
大宮はホームバンクで「走りやすく、直線の長さも気にならない」とのこと。
デビュー戦は
「緊張して力んでしまい、力を出し切れなかった」と言う。
脚質は、地脚。
戦法は、先行。
レースでは
「リラックスして力を出し切り、最終バックを取って逃げ切る」ことを意識している。
練習は街道・バンクモガキとウエイトトレーニングで、ダッシュ力強化を図る。
尾崎選手の先行逃げ切りに期待。
リポーター:田淵浩一