東日本発祥72周年 GⅢ 大宮競輪「倉茂記念杯」 レース情報『田淵浩一レポート』※1/17更新

田淵浩一 4日目最終日(1/17)推奨レース&展望
☆12レース「平原の完全V期待」
▲◎〇 × 注 △
412 36 95 78
関東ラインは、話し合いの末、
地元の森田-平原と
新潟の鈴木-茨城の河野で別線になり、
福島の佐藤は昨年からの連係実績を重視して、
平原の後ろを選択した。
南関東ラインは、
千葉の岩本-神奈川の東、山口の清水には、
熊本の合志がつく西日本ラインが出来上がり、
3対2対2対2の4分戦となった。
関東ラインは、
最初は埼玉の後ろに鈴木-河野の並びで、
4車結束するつもりだったが、
平原が「全員にチャンスがある」ように
別線で戦うことを提案したらしい。
別線となった以上は、
鈴木も割り切っての自力勝負。
今節、一番状態が良いだけに、
地元勢には驚異の存在になった。
清水は4車結束だと厳しいので、
総力戦も示唆していたが、
別線と聞いて、力勝負になる様子。
初日は「力が入らない、厳しい」と嘆いていたが、
2日目以降「100%とは言えないが、
修正できた」と戦える状態に戻したのはさすがだ。
自力型4車の中で積極性一番は、
森田で間違いないだろう。
地元記念の決勝戦で平原の前を走る以上、
「やることはひとつ」だが、
ただ先行するだけでなく、
自分が「勝つ」レースをしてもらいたい。
平原も「走るたびに強くなっている」と
全幅の信頼をしているので、
平原を振り切る気持ちで
先行逃げ切りを狙う走りを期待する。
清水と鈴木は、
位置取りをしっかりしてからの力勝負になり、
中団は欲しいはず。
岩本は「一発仕掛けるところがあるでしょう」と
混戦の一発狙いか?
森田の先行に乗る平原が、
番手から抜け出しV有力、
昨年に続き連覇達成とみるが、
底力ある清水と絶好調鈴木も好勝負。
<狙い目>
3連単
1-2.3.4.7-2.3.4.7
地元・埼玉支部所属選手 3日目(1/16)コメント
平原 康多選手(埼玉・87期)
「森田と決勝に乗れて良かった。
優勝狙って頑張る」
森田 優弥選手(埼玉・113期)
「地元記念決勝に乗れて良かった。
力出し切るだけ」
吉田裕全選手(埼玉・90期)
「補充だけど、
地元記念に走れて良かった。
これが最後の大宮記念に
ならないように頑張る」
田淵浩一 3日目(1/16)推奨レース&展望
☆12レース「平原の3連勝有力」
〇◎× △▲ 注
64 193 27 58
地元の森田-平原の後ろには、
神奈川の東がつけて本線を形成した。
熊本の中本には、
長崎の井上がつき九州ライン、
竹山-紺野の宮城ライン、
京都の山本には、
岡山の黒田がつき西日本ラインを形成し、
3対2対2対2の4分戦となった。
自力4車の比較は森田の積極性が断然で、
平原の前回りなら、
主導権は間違いなさそうだ。
ただ、初日・2日目「先行」の
コメントだった森田が準決勝戦は
「自力」のコメントに変更してきた。
これは、引き出すだけの先行ではなく、
平原と一緒に決勝戦に乗ることが使命と
感じているに違いない。
東がライン参加しての3車は有利で、
タイミングよく仕掛けて、
ライン独占を狙う。
中本、山本、竹山の3人は、
森田相手に主導権を取るタイプではなく、
好位キープから捲り狙いだろうから、
位置取りが鍵になるが、
平原の横を通過するのは至難の業だ。
平原の相手探しか?
<狙い目>
3連単
9-1.3-1.2.3.5.7
☆11レース「鈴木(庸)に展開の利」
〇△ ×注 ◎▲
728 91 4 635
山口の清水-久保田の後ろは、
熊本の島田がつき
西日本ラインを形成、
鈴木(裕)-中村の千葉ライン、
北海道の菊地は単騎戦を選択し、
関東ラインは東京の磯川に
新潟の鈴木(庸)-茨城の河野の並びで、
3対3対2対1の実質3分戦となった。
先行はS級昇級2戦目で、
記念初参戦の磯川が、
見せ場を作りたい。
番手の鈴木(庸)は、
連日好ラップの捲りで連勝と
状態は良さそうで、
清水や鈴木(裕)の動きと
磯川のかかり具合を見て、
番手発進でチャンスを掴むか?
初日「何もいいところがない、
力が入らない」と嘆いていた清水だが、
朝練後にフレームとシューズを戻して
修正してきた。100%までではなさそうだが、
鈴木(庸)の判断ミスあれば、
ひと捲りのシーンも互角。
鈴木(裕)は、中団キープか
前々攻めるレーススタイル。
連日3着も自転車の伸びは抜群で、
ここからの狙いもある。
激戦だが、磯川目標の鈴木(庸)が
展開有利とみる。
<狙い目>
3連単
3=7-2.5.9
3-5.9-1.4.5.7.9
☆10レース「関東ライン優勢」
×△ 〇◎注 ▲
51 239 64 87
関東ラインは、
栃木の坂井に地元の宿口-武藤。
S級S班福島の佐藤には、
南関東単騎の千葉の岩本目標の
サプライズラインが出来上がり、
中部ラインは、話し合いの末に
谷口-不破の並び、
瓜生-合志の熊本師弟ラインが出来、
3対2対2対2の4分戦となった。
機動力タイプ揃ったが、
積極的に仕掛けそうなのは、
坂井か谷口か?
瓜生は後ろが師匠でも、
このメンバーでは、
前々攻めるレースになるだろう。
一番力がある岩本は、
カマシ・捲りに威力がある。
岩本と佐藤の連係実績について、
佐藤に尋ねると
「1着取らせてもらってる。
岩本の勝てるレースでいい」と
信頼している様子。
大宮相性良い谷口の先行に
ダッシュ力ある坂井が
カマシ・捲りで応戦し、
瓜生は総力戦で戦い、
最後に岩本が仕掛けてくる展開か?
ラインの厚みで、
坂井目標の番手宿口にチャンス到来。
もつれると岩本-佐藤で決まりそう。
不破も侮れない。
<狙い目>
3連単
3-2.9-1.2.4.7.9
5=1-3.4.7.9
地元・埼玉支部所属選手 2日目(1/15)コメント
平原 康多選手(埼玉・87期)
「思ったより厳しいレースになったが
ワン・ツー・スリーで決まって良かった」
宿口 陽一選手(埼玉・91期)
「森田と一緒に準決勝に乗れたのは最低限。
一戦一戦頑張るだけ」
武藤 龍生選手(埼玉・98期)
「集中できている。決勝目指して頑張る」
尾崎 剛選手(埼玉・79期)
「大宮記念の1着は記憶にない。
負け戦だけど、素直に嬉しい。
特秀目指して頑張る」
田淵浩一 2日目(1/15)推奨レース&展望
★12レース ニ次予選「平原の連勝期待」
注 ×◎〇 ▲△
69 351 8 724
関東ラインは、栃木の坂井に
地元の平原-武藤の並びで本線。
三重の伊藤には、
徳島の堤と長崎の井出がつき
西日本ラインを形成し、
竹山-紺野の宮城ラインと
千葉の須藤は単騎戦をして、
3対3対2対1の実質3分戦となった。
坂井と平原の連係実績は、
好相性らしく、
坂井も「残してもらっている」と言う。
初日予選で坂井を差した武藤が
3番手を固める関東ラインは、
いかにも強力。
坂井が出切れれば、
平原で問題ないだろう。
対する伊藤は、予選では、
鈴木庸之の捲りには敗れはしたが、
マイペースで先行して力を示した。
坂井相手に先行出来れば、
波乱の余地あり。
竹山はライン2車なので中団が理想。
須藤は切れ目からになりそうで、
坂井と伊藤の主導権争いに注目されるが、
ダッシュ力に勝る坂井が主導権握るとみて、
平原の連勝に期待する。
<狙い目>
3連単
5-1.2.3-1.2.3.6
★11レース 二次予選「西日本ライン優勢」
〇◎△ ▲× 注
257 419 836
山口の清水の後ろは、
長崎の井上と熊本の島田の九州勢がつき
西日本ラインを形成し、南関東ラインは、
千葉の山本に神奈川の東-成田、
関東ラインは、
群馬の三好-田村に
茨城の大薗の並びで、
3対3対3の綺麗な3分戦となった。
自力3車の比較は、
積極性は三好がややリードしているが、
力は断然清水だ。
その清水がピリッとしない。
レース後の記者会見場に現れると、
「何もいいところがない、
力が入らない」と呟いた。
S級S班なので修正はしてくるはずだが、
完調ではなさそうだ。
チャレンジャーの三好が先行、
位置取り出来る山本が中団で、
最悪7番手に置かれても、
力の違いで捲り切るとみるが、
番手井上の差し切りを狙いたい。
<狙い目>
3連単
5=2-1.7
5-1.7-1.2.4.7
地元・埼玉支部所属選手 1日目(1/14)コメント
平原 康多選手(埼玉・87期)
「自分の役割を果たし宿口とワンツーが
決まって良かった」
宿口 陽一選手(埼玉・91期)
「長島の頑張りに尽きる。
平原さんの前を任せてもらえたのが
良い経験になった」
武藤 龍生選手(埼玉・98期)
「地元記念で勝てて安心した。
残り3日間も頑張ります」
森田 優弥選手(埼玉・113期)
「勝てて一安心。状態は良い。
明日以降も頑張る」
植原 琢也選手(埼玉・113期)
「展開が向いて、
関東で勝ち上がれて良かった。
セッティングを微調整する」
田淵浩一 初日(1/14)推奨レース&展望
☆12レース特選「地元平原中心」
▲× 〇 △ 注◎
358 17 9 642
南関東3車は、千葉の岩本-鈴木に
神奈川の東ですんなり決まり、
山口の清水に熊本の中本が続き
西日本ラインを形成。
注目の関東ラインは
栃木の長島を先頭に
地元の宿口-平原の並びになり、
福島の佐藤は決めず単騎戦を選択し、
3対3対2対1の実質3分戦となった。
関東の並びは、
長島が前回りを志願して、
埼玉両者は平原が宿口に
「前で頑張れ」と言ったらしい。
任された宿口は「責任重大な位置」と、
今から緊張の様子。
自力3車の比較は、やはり長島が
一番積極的に仕掛けるだろう。
清水は「位置取り含めの自力」と
コメントしており、中団が理想か?
岩本は得意のカマシ・捲りで
活路を開きたい。
長島の先行が有力だが、
番手の宿口も平原が後ろなら、
別線に合わせて
早めの仕掛けになるだろう。
3番手回りだが、
平原中心のレースとみる。
好位から仕掛ける
清水の一発と岩本先制なら、
番手鈴木の抜け出しも十分あり。
<狙い目>
3連単
2-1.4.9-1.4.5.7.9
1-2-5.7.9
5-2-1.3.9
★11レース予選「関東ライン優勢」
◎〇△ ×▲ 注
517 924 6 38
関東ラインは地元の森田に
群馬の木暮-田村で本線。
福岡の吉本-熊本の島田の九州勢に
香川の森安がつき
西日本ラインを形成し、
広島の吉永は決めず単騎戦を選択、
大阪の酒井に京都の武田で
近畿ラインが出来上がり、
3対3対2対1の実質3分戦となった。
自力3車の中で、
はっきり「先行」と宣言したのは、
森田ただ1人。
初の地元大宮記念で気合い満点だ。
リップサービスだろうが、
優勝宣言まで飛び出した。
仕上がりは万全とみた。
番手の木暮も
「森田を信頼する」と磐石の布陣。
近況の充実度と
地元のアドバンテージを加味して、
森田の押し切りに期待したい。
もちろん木暮の逆転も互角。
実績ある九州ラインにも一考。
<狙い目>
3連単
5=1-2.3.7.9
地元・埼玉支部所属選手 前検日コメント
平原 康多選手(埼玉・87期)
「今年はGl優勝目指して頑張る」
宿口 陽一選手(埼玉・91期)
「決勝戦に乗りたい」
武藤 龍生選手(埼玉・98期)
「最善を尽くす。Gレースに出て結果を出したい」
森田 優弥選手(埼玉・113期)
「メチャメチャ気合が入ってる。優勝します」
白岩 大助選手(埼玉・84期)
「支部長として初めて大宮記念を走るので、
他の選手の思いも感じながら
気持ちの伝わるレースをする」
植原 琢也選手(埼玉・113期)
「去年の後半の終わり方は良かったので
今年のスタートをしっかり切りたい」