永倉通夫の前検日検車レポート 10.11
明日、10月12日から大宮競輪では第58回サンケイスポーツ杯争奪戦(F2)が行われます。
今節も永倉通夫氏(元埼玉競輪選手)が大宮の選手前検日インタビューに行ってきました。
初日 11R 2番 箱田 優樹選手(青森98期)
大きな大宮バンクを自由に伸び伸びと駆け回る先行捲りに期待する。
前２場所の乱調は彼の力からは珍しい現象であるが、今回は立て直して来るだろう。
スケールの大きさは周知の通りだし力強い走りに主役を期待します。
初日 11R 3番 矢内 良和選手(群馬75期)
自在の矢内にも注目したい。
目標無ければ中団迄を確保して、自力も打てるし前々捌いても戦える安定感が有る。
先行は流石に無いだろうが、意表を突いてなら可能性は残す。
何れにせよ大宮向きの脚質に注目願います。
初日 11R 1番 大橋 直人選手(埼玉77期)
長らくS級の上位で活躍したが、今期はA級での戦いの中で揉まれている。
原因は集中力の低下だった！と自覚がある。
漸く闘争心にも火が着き地元での巻き返しを目論む。
困った時の一発逆転は此の男に任せます。
初日 5R 2番 石川 裕二選手(茨城99期)
勢いのある木村貴宏選手のグループで、芦澤兄弟や杉本正隆選手などと脚力に磨きをかけている。
戦法は位置を取ってからの捲りが主武器だが、不利と見れば逃げに出る。
要するに自在性は抜群です。
決勝で今回はキッチリと決められるか？優勝候補の一番手です！
初日 1R 4番 泉 慶輔選手(宮城99期)
ベガルタ仙台ジュニアユースから競輪選手へ転身した経歴を持つ。
抜群の運動神経は名選手だった父・豊さんの血統だろう。
前々に攻め上がり抜け出して来るミラクル戦法で、格上相手をも抜き去ってしまう。
配当的な旨味が有り穴党にお勧めします。
リポーター：永倉通夫