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RACE2018.1.5

田淵浩一の展望記事 1月8日~10日開催分

田淵 浩一展望記事 1.5
第22回テレ玉杯争奪戦 FⅡ


A級1・2班戦展望

1.2班戦は、小原唯志中心に関東ライン優勢!

【小原唯志選手】

 1.2班戦のシリーズリーダーは、小原唯志(茨城・101期)が務める。

 スピードスケートでバンクーバーオリンピック出場、
 在校成績1位と鳴り物入りでデビュー。

 S級でも活躍していたが、落車・失格で無念のA級降級になるも、
 近況では調子は戻ってきている。

 降級初戦の地元取手では未勝利ながら、
 自分のタイミングで仕掛けられているので、
 調子に問題なさそうで、V候補筆頭。

 マークする黒崎直行(栃木57期)も堅実で栃茨ライン優勢。

【野中祐志選手】

 地元の野中祐志(埼玉98期)も近況成績も良く、
 6月当所では準Vとホームバンクで仕掛けどころも熟知している。

 今期2班ながら、高橋泰裕(埼玉107期)も捲りを武器に急上昇中。

 前期S級の松根真(東京90期)も降級初戦の地元京王閣で
 優勝を飾った。
 埼京ラインも含め関東ライン上位。

【他の有力選手】

 他の機動力型では、S級下がりの泉文人(福島99期)と
 堀兼壽(岐阜105期)がいるが、近況成績が良くない。A級戦に戻りどうか?

 むしろベテランの坂木田雄介(千葉78期)が前回取手で連勝で勝ち上がり、元気いっぱい。
 8月当所でも3日間バックを取る積極的なレースをしていた。

 あとは、2班ながら自力自在戦で、前回松阪で1.2班戦初Vを飾った
 峰重祐之介(岡山100期)にも注目したい。

 追い込み勢は、前期S級の実力者、松永晃典(静岡76期)、浦崎貴史(北海道75期)と
 近況成績抜群の安定感ある小林卓人(大阪79期)が力あり、
 目標次第も大宮の長い直線なら、自ら捌いて突っ込んでくる。


A級チャレンジ戦展望

  チャレンジ戦は、地元の菱沼元樹に期待も111期生が揃い、激戦とみる。

【菱沼元樹選手】

 中心は、菱沼元樹(埼玉111期)に期待する。

 11月大垣で初Vを飾ると12月取手では逃げ切りVと
 一皮むけてきた。
 もう少しトップスピードが欲しいが、先行しての粘りは強力。

 地元戦、まだ良績はないが、今の菱沼なら地元優勝を狙える。

【高橋大輝選手】

 高橋大輝(秋田111期)は先行力あり、
 8月当所でも先行して準Vと長い直線も苦にしないタイプ。
 戦歴は菱沼以上だが、初の冬季を迎えて、仕上がり具合がどうか?

【出澤拓也選手】

 出澤拓也(神奈川111期)は、捲り・捌きで前期V4。
 スピードは最上位で後手は踏まないタイプ。互角以上の勝負。

 内田淳(千葉111期)は、まだ優勝歴はないが、近況3連続優出と好調だ。

【他の有力選手】

 他の機動力型では、降班組の平川雅晃(長野107期)と
 高橋明久(宮城98期)がいるが、両者ともに1.2班戦では苦戦した。
 高橋明久は、今回、高橋大輝と連係なら、チャンスはありそうだ。

 追い込み勢は、競走得点トップの吉澤賢(千葉94期)と白川将太(青森93期)が、
 目標掴めば優勝争いに加わってくる。