<7月13日~15日>大宮競輪 第2回TIPSTAR杯 Fll「前検日検車レポート」
明日、7月13日(水)より大宮競輪では
第2回TIPSTAR杯【Fll】が開催されます。
今節も地元埼玉の競輪解説者 田淵浩一さんに
前検日インタビューを行っていただきました。
ぜひ、車券購入の参考にご覧ください。
初日 12R 1番 渡邉 晴智選手(静岡・73期)
今期、26年振りにA級戦を走る
実績最上位の渡邉選手。前回弥彦準Vと
A級初戦を走った感想を尋ねると、
「A級も強い。甘くない」と言う。
息子の渡邉雅也(静岡117期)選手と
娘の渡邉栞奈(静岡122期)選手が
競輪選手になり、
何か変わった事は?の問いには、
「競輪場でふざけられなくなった」と
笑顔で答えてくれた。
大宮バンクのイメージは特にないが、
500バンクは「好き」とのこと。
戦法は、追い込み。
レースでは「汚いレースはしたくない。
恥ずかしくないレースをする」と
渡邉晴智らしいレースを心掛けている。
練習は娘の渡邉栞奈選手と一緒に、
街道モガキ中心とウエイトトレーニング。
今期のS級点獲得が、当面の目標。
渡邉選手の格上の捌きに注目。
初日 11R 1番 中島 詩音 選手(山梨・119期)
先行力を武器に売り出し中の
新人、中島選手。
大宮バンクは、特別昇班を決めた
メモリアルバンクでイメージは良い。
まだ、1.2班戦Vはなく、
初Vについて尋ねると、
「もちろん、初Vは欲しいが、
スタイル変えずに内容重視で
獲れたら良い」と言う。
脚質はスプリンタータイプ。
戦法は先行基本の自力勝負。
レースでは「最終バックを取って、
ラインで決める走り」を心掛けている。
練習はバンクモガキとバイク誘導と
ウエイトトレーニング。
末脚強化が課題。
中島選手の先行逃げ切りに期待。
初日 7R 1番 荒川 ひかり 選手(茨城・110期)
的確な位置取りと
差し脚切れる荒川選手。
近況も9場所連続優出中と
安定した成績を残している。
大宮バンクは、準V歴もあり、
イメージは悪くないが、
前回失格しており、
リベンジ戦に燃えている様子。
500バンクは「苦手意識ない」とのこと。
戦法は位置取り重視の追い込み勝負。
今節は、力差ない動ける選手多く、
「難しい」と言う。レースでは
「車券に貢献する走り」を心掛けている。
練習はバンクモガキと
バイク誘導とワットバイク。
昨年11月岸和田以来のV奪取が目標。
荒川選手の直線強襲に注目。
初日 7R 6番 小泉 夢菜 選手(埼玉・122期)
在所成績2位、ルーキーシリーズV2の
埼玉期待の新人、小泉選手。
本格デビュー戦を地元大宮で
迎えることについて尋ねると
「すごく緊張してますが、
先輩達と走れるのが楽しみです」と言う。
大宮バンクはルーキーシリーズの
斡旋はなかったが、
ホームバンクなので問題ない。
脚質は地脚タイプ。
戦法は自在戦で位置取りには拘る。
レースでは「お客様に車券を買いたいと
思われるレース」を心掛けていく。
練習は、バンクモガキと街道モガキ・
先頭交代とウエイトトレーニング。
トップスピードを上げることが課題。
小泉選手の地元Vに期待。
初日 5R 7番 安彦 統賀 選手(埼玉・121期)
高校時代から中距離で
活躍している地元安彦選手。
前回伊東の本格デビュー戦
1.2.②着について尋ねると
「先行できたが、展開が下手。
500バンクで練習しているので、
333バンク難しかった」と言う。
大宮バンクは、
ルーキーシリーズ決勝3着。
ホームバンクでもあり、問題なし。
脚質は地脚タイプ。
戦法は先行基本の自力勝負で、
学生時代から中距離をやってきたので、
ペース配分は得意。レースでは
「力を出し切る」ことを心掛けている。
練習はバンクモガキと街道乗り込みと
ウエイトトレーニング。
上半身の力を抜く事と練習と
レースのギャップを埋めることが課題。
安彦選手の地元Vに期待。
初日 4R 4番 五十嵐 綾 選手(福島・121期)
ルーキーシリーズで2度の優出、
本格デビュー戦準Vと在所時を越える
活躍をみせる五十嵐選手。前回青森の
本格デビュー戦4.1.②着について尋ねると
「初日は緊張して、
仕掛けが中途半端になってしまった。
決勝戦は番手競りを凌げたのは良かったが、
差し切りたかった」と言う。
大宮バンクはルーキーシリーズ優出で、
イメージは良い。
脚質は地脚タイプ。
戦法は先行基本に流れの中の自力勝負。
レースでは「力を出し切る」ことを心掛けている。
練習は街道モガキ中心とウエイトトレーニング。
師匠の金成和幸(福島88期)選手からは
「優勝狙ってこい」と
ハッパをかけられたとのこと。
全体的な底上げが課題。
五十嵐選手の自力勝負に注目。