<1月31日~2月2日>大宮競輪 第17回ブリヂストンサイクル杯 Fll「レース展望」※2/2更新
競輪解説者 田淵浩一氏による 大宮FⅡ A級戦決勝戦展望
並び
21 5 6 347
地元の野中に福島の伊藤がつき即席ライン。
もう1人の福島の関根は、
純粋な北日本ラインではないので、
単騎戦を選択し、
ライン4車となった南関東ラインは、
長考の末、特選同様、
巴-荻野-長田の神奈川ラインと
千葉の田頭に分かれて、
2対1対1対3の細切れ戦となった。
南関東ラインは、始めは、
巴が田頭の番手回りも視野に入れていたが、
S級下りの先輩2人の事を考えた巴が、
田頭との別線を選択、
荻野と長田も番手を巡り、
お互いに主張していたが、
結局は特選同様の並びに落ち着いた。
福島の伊藤は、目標が欲しいらしく、
南関東ラインの並びが決まらない中で、
地元の野中を指名した。
神奈川勢とは別線となった田頭は、
単騎自力戦、関根は同県伊藤の後ろも
田頭の後ろの選択肢もあったが、
あえて単騎戦を選択した。
先行はラインのできる野中か巴のどちらか?
田頭は単騎なので、捲り狙いとみる。
関根は主導権ラインに乗っていきたい。
野中は初日に長い距離を踏んだがライン2車なら、
自分の持つ距離からの仕掛けになるか。
巴は後ろが同県の先輩2人付きライン3車なので、
先行策は十分考えられるが、
2日間の動きはピリっとしない。
調子が良さそうなのは、福島の2人。
伊藤は展開に恵まれてはいるが、
番手からしっかり勝ち切れているのはさすが。
関根も準決勝戦の伸びは抜群だった。目立たないが、
荻野と長田も差し脚とコース取りは確かだ。
野中目標の伊藤のVに期待する。
野中先行なら、番手で仕事して抜け出し、
野中捲りでも勢いをもらえば、
直線伸びてくるだろう。
神奈川ラインが相手になる。
巴の捲り一撃と巴の先行なら、
荻野-長田の差し比べも好勝負。
単騎勢は、田頭は、混戦なら一発あり。
関根は、伊藤後位ならチャンスありか。
競輪解説者 田淵浩一氏による 大宮FⅡ戦 3日目最終日(2/2)推奨レース
☆4レース「松本の機動力上位」
×注 △ ◎○
73 5 1462
☆8レース「大矢の1勝機」
○◎△ × 注
523 7 146
競輪解説者 田淵浩一氏による「大宮Fll戦展望(ガールズ)」
久米詩(静岡116期)の
自力自在戦が中心になる。
昨年V7、今年もすでにV2と勝負強く、
近況は自転車競技にも挑戦しており、
スピードがついてきた印象。
先行力はもちろん、
捲りの切れが増してきており、
位置取り含め何でもできるのが強み。
大宮は初Vを飾ったメモリアルバンク。
前回昨年9月6.1.③着では、
決勝戦差されはしたが、
先行して別線を封じた走りは、
負けて強しの内容だった。
好位キープからの捲りなら、V候補有力。
対するは、地元の細田愛未(埼玉108期)の自力戦。
近況1着が少なかったが、
前回小田原1.1.⑤着と勝ち上がりで
連勝と上昇気配を感じた。
大宮はV歴も有り、近況は連続準V、
前回昨年9月2.5.②着では、
決勝戦最終バック最後方から、
インコース強襲する執念の走りを見せていた。
走り慣れた地元バンクのアドバンテージもあり、
逆転のV候補。
岩崎ゆみこ(茨城116期)の先行力も魅力ある。
前回小田原では、今節一緒の細田愛未、
地元のエース尾崎睦(神奈川108期)相手に
圧巻の逃げ切りVと先行基本に力をつけてきた。
大宮は昨年10月7.2.⑥着、
高木真備(東京106期)に力負けしたが、
先行して粘るレースが合っている。
冬の大宮500バンクを考え、割り引いたが、
すんなり主導権取れれば、好勝負可能だ。
山口真未(静岡120期)も差はない。
まだ本戦でのV歴はないが、
和歌山のルーキーシリーズを
単騎カマシで逃げ切ったレースは
インパクト大の走りだった。
前回宇都宮のガルコレTRでは優出逃すも
最終日の逃げ切り勝ちは、
今後につながる走りで将来性を感じた。
大宮は昨年9月1.3.⑥着。
決勝戦は久米詩との先行争いに敗れたが、
初日は、細田愛未に踏み勝っている。
タイミングよく踏み出せば、初Vの可能性もある。
あとは近況1着多く、
大宮3連続優出中の地元藤田まりあ(埼玉116期)、
マーク堅実な荒川ひかり(茨城110期)、
アグレッシブなレースする板根茜弥(東京110期)までが、
争覇圏内。
大宮V歴有り、総合力に勝る久米詩中心とみるが、
地元バンクのアドバンテージある細田愛未、
近況、力をつけてきた岩崎ゆみこと
新人山口真未も差がなく、激戦模様。