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RACE2022.4.30

<4月28日~30日>大宮競輪モーニング7 第24回アサヒビール杯 Fll「レース展望」※4/30更新

競輪解説者 田淵浩一氏による「A級チャレンジ戦決勝展望」

並び
325 4167

北日本ラインは、
秋田の門脇に宮城の加美山、
福島の松本が3番手を回り、
宮城の相澤が4番手を固めライン4車。
中部単騎の佐藤には、
神奈川の吉原-静岡の河合の
南関東ラインが付き、
即席ラインを形成し、
4対3の2分戦となった。
北日本の並びは、
まずは4車結束を確認して、
連日先行している門脇の後ろは、
点数上位の加美山が回り、3.4番手は、
準決勝戦同様の並びで松本-相澤となった。

即席ラインは、準決勝戦を逃げ切り、
決勝戦も自力で戦うつもりだった吉原に、
佐藤の後ろが空いている事を伝えると
「河合さんと相談します」と言い、
結果、佐藤後位を選択した経緯があった。
ラインの先頭を任された佐藤と門脇は、
2日間逃げ切り、状態は良さそう。

門脇は前回函館7欠を取り返すべく、
気合いも内容も良い。

佐藤は連日後位競りで、
ラインを連れ込めないのが不満のようで、
初の大宮と500バンクの仕掛けの難しさを
感じている様子だったが、
脚力的には上位だ。

門脇はライン4車結束なら、
先行に迷いはないだろう。

佐藤は先行に拘りはあるが、
後ろが吉原だけにどうか?

ラインが出来る以上は先行基本も、
捲りにも自信持っているようで、
今節完全Vなら、
次回特昇がかかってくるので、
無理駆けはないか?

ラインの厚みある門脇の先行を
佐藤がカマシ・捲りで応戦するとみて、
佐藤のVに期待。

佐藤の仕掛け次第では、吉原の差し切りは十分。
佐藤不発なら、門脇の番手加美山の出番もあり。

競輪解説者 田淵浩一氏による 3日目最終日(4/30)推奨レース

☆3レース「村瀬の逃げ切り有力」

 ◎○△ ×注
 351 246

☆7レース「佐藤の完全V期待」

 ◎○△ 注×
 325 4167

競輪解説者 田淵浩一氏による「大宮F2 L級ガールズ戦展望」

尾崎 睦(神奈川108期)の実績上位だ。
今年V5で近況も11連勝含み
目下4連覇中と戦歴は断然。
先行基本も近況は捲りが多いが、
巻き返しも早く航続距離も長い。
大宮は久しぶりの参戦となり、
2018年7月完全V
2019年1月1.2.③着で
地元の細田 愛未(埼玉108期)に
敗れたが、脚質的にも
500バンクは合っている。
動けるタイプ揃うも、
脚力・戦歴共にワンランク上で
V候補筆頭に推す。

対するは、山口 真未(静岡120期)の機動力。
近況はガールズフレッシュクイーンを
除き3場所連続準V。
2月に大宮で初V以後は
高いレベルで安定しており、
前回の函館初日のような
思い切りの良い仕掛けも魅力ある。
大宮は3度目の参戦となり、
前々回2021年9月1.3.⑥着、
前回今年2月2.1.①の初Vを
後方から捲る久米詩(静岡116期)に
切り替え、差し切りと俊敏な動きを見せ、
大宮初戦では細田 愛未(埼玉108期)を
激しい先行争いの末、
振り切る力強い走りも見せている。
前々攻めるレーススタイルで逆転を狙う。

地元の細田 愛未(埼玉108期)と
高橋 梨香(埼玉106期)もV候補の一角。
細田は安定感を
欠くレースが続くが、
前々回川崎では捲り合戦を
制してV奪取。
思い切りの良いレーススタイルは
一発の魅力十分。
大宮はV歴も有り相性も良い。
高橋は優勝こそないが、
今年1月連続準V始め、
優出率は高く安定感ある。
自力自在戦で
位置取りも上手く、
後手は踏まないタイプ。
大宮は準V1回、
前回2021年4月2.3.③着と
地元初Vも狙えるか。

當銘 直美(愛知114期)も差はない。
今年V1、準V2回と
高いレベルで安定している。
的確な位置取りと
差し脚はシャープで、
500バンクも脚質に合うはず。
大宮は過去3戦、準V1回、
決勝戦3着1回と相性も良く、
V争いに加わる。

あとは、先行力ある石井 貴子(東京104期)と
大宮好走する中嶋 里美(愛知110機)、
マーク堅実な奈良岡 彩子(神奈川104期)までが
争覇圏内。

近況と実績からも
尾崎睦がV候補筆頭。
機動力あり、大宮V歴ある
山口真未と細田愛未は逆転候補。
位置取り上手い
高橋梨香と當銘直美も争覇級とみる。