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RACE2022.5.27

<5月25日~27日>大宮競輪 第95回スポーツニッポン新聞社杯 Fl「レース展望」※5/27更新

競輪解説者 田淵浩一氏による「S級戦決勝展望」


並び
4726 15 3

北日本ラインは、
宮城の櫻井に福島の飯野-渡部、
さらに北海道の山田が4番手を回り、
鉄壁なライン4車。
地元の太田には、
神奈川の福田が付き東日本ラインを形成し、
中部単騎の岐阜の吉田は、
単騎自力自在戦となり、
4対2対1の3分戦となった。
ラインの先頭を走る櫻井と太田は、
117期の同期対決。
前回函館記念最終日に対戦しているが、
太田は何も出来ずに敗れているだけに
リベンジしたいところ。
先行は、櫻井と太田のどちらかだが、
ライン4車の厚みと絆を加味すると、
櫻井の先行が有力。
櫻井は、連日先行して粘っており、
準決勝戦の上がりタイム13秒6は秀逸だった。
本人も驚いていたが、絶好調ではないと言う。
太田もライン2車なので、
無理駆けするよりは、
タイミングよく仕掛けたい。
地元で、S級初優出なので、
見せ場は作りたいところ。
単騎の吉田は、準決勝戦イン粘りをしたので、
北日本分断もあるか?聞いてみたが、
あくまで準決勝戦は、引けずに勝負しただけで、
決勝戦は縦脚勝負を示唆した。
太田ライン追走か、
中団からのレースになるだろう。
櫻井の番手を回る飯野は、初日逃げ切り、
準決勝戦は番手差し切りで、
連勝の勝ち上がりを決め、
調子は良く、余裕もある。
3番手の渡部は、
中1日の追加の疲れはないようだが、
落車でエースフレームを壊してしまい、
今あるフレームの中で、試行錯誤している様子。
最終的には、櫻井の先行を太田が
カマシ・捲りで応戦するレースになるとみて、
番手飯野がV最短。
早めに踏むようなら、渡部の逆転もあり。
穴なら、太田次第も、大宮得意の福田の一発。

競輪解説者 田淵浩一氏による 3日目最終日(5/27)推奨レース

☆10レース S級特選「関東ライン強力」

  注   ×◎○△
 62 5 7143

☆12レース S級決勝「北日本ライン優勢」

 △◎○  注×
 4726 15 3

競輪解説者 田淵浩一氏による「大宮F1戦展望」


傑出者不在の中、2班ながら、
近況好調な佐藤一伸(福島94期)の
自力自在戦に期待する。
2月伊東、3月前橋で落車したが、
4月武雄記念で1勝を挙げると、
前々回平塚完全V、前回大垣1.1.④着と
抜群の動きを見せている。
位置取り上手く、縦脚も切れ、
後手は踏まないタイプ。
大宮は昨年11月5.2.5着、4月3.3.6着、
1月2.5.1着と優出ないが決め脚は確かだ。
過去には、F1戦準V歴もあり、
近況の充実度なら、V争いをリードする。

飯野祐太(福島90期)の機動力も魅力ある。
前々回地元のG1日本選手権でも1勝を挙げ、
F1戦では、主力メンバーの1角。
前回、大垣準決勝戦で、
佐藤一伸の後ろ回りだったので、
佐藤を上位にしたが、勝ち上がり次第では、
並びにも注目したい。
大宮は今年の記念5.8.2.7着、
昨年4月7.5.1着と最終日
佐藤一伸不発も直線だけで届いていた。

直前の追加参戦となるが、
渡部幸訓(福島89期)が競走得点トップ。
3月宇都宮G2ウイナーズカップで落車失格、
負傷欠場明けの5月G1日本選手権でも落車、
直前の宇都宮記念3.3.5.4着を見る限りでは、
落車の影響はなさそうだが、
中1日の追加はどうか?
ただ、目標には困らなそうで
V争いには加わるか。
徹底先行タイプで
力をつけた櫻井祐太郎(宮城117期)
目標にもできそうで、強力福島ラインが主力。

対するは、久木原洋(埼玉97期)、
池田勇人(埼玉90期)の地元ライン。
久木原はスピードあるカマシ・捲りを武器に
昨年から成績上昇中。
前回は初のG1戦も経験して内容も良かった。
大宮は前回2月2.1.②着で脇本雄太(福井94期)の
準Vと地元Vも狙える力をつけてきた。
池田は近況、戦法を追い込みにチェンジ。
3月川崎落車失格、負傷欠場明けの
前回四日市2.2.⑤着と優出しており、
縦脚兼備の差し脚は魅力ある。
大宮は前回昨年10月負傷欠場明け
初戦5.1.1着と予選敗退も2勝を挙げ、
過去にはV歴もあり、
いつも好走のイメージしかない。

地元期待の新人太田龍希(埼玉117期)、
復調途上も力ある金子哲大(埼玉95期)、
関東ラインでは、埼玉で練習している
吉田昌司(茨城111期)と積極タイプ揃い、
地元ラインも差はない。

南関東ラインは、
福田知也(神奈川88期)が軸になる。
縦脚兼備の追い込みタイプで、
大宮は昨年1月記念5.5.1.3着、
一昨年2月2.1.②着の準V、
過去にも1着多く、直線長い当所は
得意バンクのひとつ。

同県後輩の佐々木眞也(神奈川117期)、
徹底先行タイプの注目ルーキー
鈴木浩太(千葉119期)目標なら逆転も可能。

中部近畿ラインは、吉田茂生(岐阜98期)、
鷲田幸司(福井92期)、
筒井裕哉(兵庫89期)あたりが
中心になるが、近況成績あまり良くなく、
狙いを下げた。
援軍揃う福島ライン強力で、
好調佐藤一伸が中心。
久木原洋-池田勇人の地元ラインも互角。

直線伸びる福田知也は、目標不在でも要注意。
地元の太田龍希と119期鈴木浩太には、
台風の目になるか?注目したい。