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RACE2022.6.13

<6月11日~13日>大宮競輪 競輪ルーキーシリーズ2022 スピードチャンネル・スカパー賞 Fll「レース展望」※6/13更新

競輪解説者 田淵浩一氏による「A級男子新人決勝戦展望」


並び
71 2 4 3 6 5

ラインが出来たのは、地元ラインのみ。
決勝進出を確認した地元両者は、
山口後位に安彦で即決。
南関東単騎の静岡の日高は単騎自力戦。
愛知の纐纈は、四日市同様、
中部別線の単騎自力戦。
注目された三重コンビは、
自力宣言の真鍋後位を小西が回らず、
小西も自力戦を選択、
三重の並びを確認した福島の五十嵐も
単騎自力戦を選択し、
2対1対1対1対1対1の細切れ戦となった。
長走路の細切れ戦ということもあり、
捲りでの勝ち上がりが目立っていて、
決勝戦も位置取りが鍵になりそう。
先行は、唯一ラインが出来た
地元の山口と考えるのが自然。
車番的には、纐纈が3番手理想も、
位置取り上手い五十嵐と小西は、
好位を狙うだろう。
状態が良さそうなのは真鍋と日高。
真鍋のスピードが光り、
四日市に続く連覇を狙う。
日高は「周りが見えている」と言い、
前回松戸の決勝戦、
後手を踏んだ経験を踏まえ、
前々攻めるレースをする。
卒記チャンピオンの纐纈も
「初日より上向き」と表情は明るかった。
地元の2人は、地元のプレッシャーからか?
幾分動きが硬く見える。
正直、どこからも狙えて難しいが、
卒記チャンピオン纐纈の
勝負強さに期待する。
日高の捲りも差がない。
真鍋は状態一番とみるが、
車番的に厳しくなるか。
後続の仕掛けが遅く、
航続距離が短くなり、
動き修正出来れば、
地元ラインのV争いも十分ある。

競輪解説者 田淵浩一氏による「3日目(6/13)推奨レース」

☆7レース A級男一般「大川の機動力中心」

 ○ ◎ 注   △ ×
 7 2 1 3 5 6 4

☆8レース A級特選「下岡の機動力断然」

 ◎○  △  ×注
 156 37 24

競輪解説者 田淵浩一氏による「大宮F2戦展望」


下岡将也(三重111期)の機動力が中心になる。
ダッシュを生かしたカマシ・捲りを武器に
近況成績上昇中。先行しての末の粘りも良く、
捲りも巻き返しは早い。
昨年12月小倉で1.2班戦初Vを完全Vで飾り、
今年V3全て完全Vと本格化してきた。
大宮は初参戦となるが、夏場の軽いバンクなら、
押し切れるとみる。

マーク坂上忠克(石川71期)は、
5月川崎V、前回名古屋準Vと安定感あり、
中部ラインが強力。

対するは 中嶋宣成(長野113期)の先行力。
徹底先行タイプで長走路も苦にしない。
やはり、ダッシュを生かした
カマシ・捲りが得意も押さえ先行もこなし、
先行のバリエーションは豊富。
前回京王閣逃げ切りVは、
中嶋らしさの出たレース内容だった。
大宮は、昨年1月1.5.1着、10月6.2.④着、
今年2月7.2.④着と先行出来れば力は出せている。
時期的にも軽い大宮バンクなら
逃げ切りVも可能だ。

地元の荒木貴大(埼玉115期)と
小玉勇一(埼玉113期)も好調キープしている。
特に荒木は、前々回伊東を逃げ切りV、
前回松山1.2.⑥着は、
決勝戦組み立てを失敗したが、
勝ち上がりでは状態の良さを
感じさせる走りを見せていた。
大宮はチャレンジ戦V2含め、
1.2班戦も常に優出しており、
滅法強いイメージがある。
小玉は前回青森決勝戦は、
マーク戦も甘さを見せて惜敗したが、
荒木となら、呼吸は合うはず。
地元連係なれば、地元両者のV争いも十分。

北日本ラインは高木翔(岩手105期)と
伊藤勝太(福島95期)の前期S級コンビが軸になる。
高木は以前ほどの自力策は減ってきたが、
位置取り上手く、好位キープからの仕掛けなら、
上位争いも可能も、
病気欠場明けで状態面に不安がある。
伊藤は縦脚タイプの追い込みが基本。
大宮は今年1月1.1.④着と
鋭い差し脚を見せていたが目標が欲しい。
先行力ある井上公利(宮城93期)か
状態次第も高木が好位キープ出来れば
直線伸びてくる。

最後に119期の新人、
福元啓太(大阪119期)に注目したい。
今年3月特昇を果たすと、
1.2班戦初戦の4月岸和田を完全V奪取、
前回函館は決勝戦大敗も
積極的なレースを見せていた。大宮は初参戦、
500バンクも1戦のみと未知数ながら、
先行基本に流れ次第では、
なんでも出来る器用さもあり、
今節の台風の目になるか? 近況の充実度から、
下岡将也の機動力がリードしており、
マーク坂上忠克との中部ラインが本線。

先行力ある中嶋宣成と好調キープで
大宮得意の地元荒木貴大が逆転候補。
伊藤勝太の差し脚と新人福元に警戒したい。