＜7月13日～15日＞大宮競輪 第2回TIPSTAR杯 Fll「ﾚｰｽ展望」※7/15更新
競輪解説者 田淵浩一氏による「Ａ級戦決勝展望」
並び
７２６ ４１ ５３
南関東ラインは初日特選同様、
飯田-渡邉の静岡コンビ。
注目された関東ラインは、
茨城の早坂と山梨の中島が別線を選択し、
地元の高橋は準決勝戦同様、
中島の後ろを選択した。
目標不在の北日本は、
元宮城で連係実績ある
早坂の後ろを迷わず指名。
早坂(茨城)-小橋(青森)-相澤(宮城)の
即席ラインが出来上がり、
2対2対3の3分戦となった。
関東ラインの並びは早坂が、
準決勝戦で栃木の秋本と
連係しなかった経緯から、
決勝戦で中島に付く選択肢はない事を
高橋と中島に伝えたると、
初日特選で早坂、準決勝戦で
中島の後ろだった高橋は困惑していたが、
早坂から中島の後ろに行くよう
進言されて決めた様子。
早坂は自分にもラインできれば、
全力で戦う旨も伝えていた。
先行はチャレンジャーの立場の中島が有力。
早坂は｢A級は結果も求める｣と言っていたので、
得意のカマシ・捲りだろう。
飯田は最近は先行していないので、
あまり長い距離は、踏みたくない様子だが、
後ろが練習仲間のタイトルホルダー渡邉晴智なので、
後手には回れない。
渡邉に飯田との連係実績について聞いてみると、
｢いつも飯田が仕掛けてくれるので、
僕の方は成績が良い｣と言い、
飯田に聞いてみると｢緊張します｣と一言だった。
早坂の前受けを飯田が押さえて、
中島が先行態勢に入り、
後方に下げた早坂は、
中島のペース上がらなければカマシ、
駆けてしまえば、準決勝戦同様、
脚を溜めての捲り追い込みか？
飯田は、中団から仕掛けたい。
中島の番手の高橋は、
体調を最終日に合わせているらしく、
セッティングも｢調整の余地あり｣と言うが、
地元戦の成績があまり良くないのが気になる。
中島の先行、中団に飯田とみて、
静岡コンビが中心。
実績上位でコース取り巧みな
渡邉の差し切りに期待する。
先行の番手よりは、
中団からコースを探す方が結果は出そう。
飯田の押し切りも十分。
逆転候補は早坂の一発と早坂カマせば、
小橋の出番もあるか。
競輪解説者 田淵浩一氏による「3日目最終日（7/15）推奨レース」
★第4レース「樋口の1勝機」
△ ○◎× 注
２６ ４３７１５
★第7レース「浅見の機動力中心」
注△ ◎○×
７１３ ４ ５６２
競輪解説者 田淵浩一氏による「大宮F2ガールズ戦展望」
傑出者なく、混戦模様だが、
地元期待の新人、
小泉夢菜(埼玉122期)を抜擢したい。
在所成績2位、ルーキーシリーズは
3戦2Vと期待通りの活躍を見せた。
先行よりは位置を取っての自在タイプ。
ルーキーシリーズ2戦目松山決勝戦は、
狭いスペースも臆することなく、
追走する技術は、ルーキーらしからぬ
勝負根性を見せていた。
大宮はルーキーシリーズの斡旋がなく、
初出走となるが、ホームバンクなので、
走り方はわかるはず。むしろ、
地元のプレッシャーで、
実力を発揮できるかどうか？の不安はある。
まずは一走して、緊張と雰囲気に慣れれば、
チャンスありとみて、地元期待感も含め、
V候補筆頭に推す。
対するは、篠崎新純(千葉102期)の自力自在戦。
前受けからの飛び付き、
先行含め前々攻めるスタイルは、安定感抜群。
前回伊東では予選2で突っ張り先行2着、
決勝戦は番手飛び付きからの番手捲りV奪取と
内容も結果も申し分ない走りを見せた。
大宮は昨年10月1.3.③着以来の参戦となるが、
2019年7月完全V歴もあり、相性も良い。
デビュー10年、経験値も豊富で逆転のV候補。
もう1人の地元、高橋梨香(埼玉106期)も
V候補の一角。自力自在戦で、
1着は少ないが、戦歴も安定。
前回伊東決勝戦は、先行して3着と
内容ある走りを見せた。
大宮は優出を外したのは1回のみ、
準V1回、決勝3着1回と
地元Vも狙える戦歴を残している。
小泉との地元V争いにも期待したい。
あとは戦歴上位の荒川ひかり(茨城110期)。
位置取りも追走技術も上手く、
差し脚もシャープだ。
大宮は前回今年1月3.失.欠と
準V歴もあるがあまり良績は残していない。
自力タイプではないだけに、
位置取りが鍵になるだろう。
動ける神奈川トリオ、佐藤亜貴子(神奈川108期)、
高木佑真(神奈川116期)、永塚祐子(神奈川118期)と
高尾貴美歌(長崎116期)までが争覇圏内。
特に永塚祐子は、前回大宮昨年10月の
決勝戦落車失格のリベンジ戦。
怪我が多く能力を出し切れていない現状だが、
ポテンシャルは高く、万全ならV争いも必至。
地元期待の新人、小泉夢菜に期待する。
経験値に勝る篠崎新純と
地元高橋梨香が逆転候補。
位置取り上手い荒川ひかりと
ポテンシャル高い永塚祐子も要警戒だ。