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RACE2022.11.25

<11月23日~25日>大宮競輪 第27回テレ玉杯 Fll「レース展望」※11/25更新

競輪解説者 田淵浩一氏による「A級戦決勝展望」


並び
17 426 35

中部近畿ラインは特選同様
大阪の谷に石川の坂上。
注目された関東ラインは
予選で一緒だった
安彦-高瀬の地元コンビと
栃木の幸田が別線となったので
幸田後位を特選で連係した佐々木が主張
佐々木後位の三ツ井まで続きライン3車となり
2対2対3の3分戦となった。
関東ラインは、最終レース終了後に
埼玉の2人が話し合って
高瀬はどうあれ安彦後位
準決勝戦イン粘りを見せた安彦に
幸田と連係するかの判断が委ねられたが
さすがにデビュー間もない121期だけに
迷わず自力を選択した。
特選で幸田と連係し、1着だった佐々木は
三ツ井の承諾を得て、幸田目標となった。
若手自力型で積極タイプ3人揃い
主導権争いは必至。
安彦は今回から、養成所時代の
フレームを使っていて、初日は末を欠き
準決勝戦はイン粘りだったので、
状態はわかりづらい。
谷も福井を胃腸炎で当日欠場してから
今一つのようで、準決勝戦も
「展開が向いただけ」とあまり良くはなさそう。
幸田も練習不足もあり
「少し反応が遅れている。
気持ちの問題」と言い、優出したことで
思い切りの良いレースができるかどうか。
中心は、佐々木。
準決勝戦、目標不在も位置取って
捲り快勝とA級では格が違う印象。
初日同様、幸田目標から抜けだし
V奪取濃厚とみる。
自力型3人の中では
やはり幸田がタイムも良く力上位も
後ろが佐々木だと押し切りは厳しいか。
逆転あれば、実績ある中部近畿ラインだが
大宮でチャレンジ戦完全Vから特昇した安彦に
地の利も加味して期待したい。

競輪解説者 田淵浩一氏による「3日目最終日(11/25)推奨レース」

★10R A級チ決勝「真鍋が特別昇班を決める」

 ◎  × ○  △注
 26 1 53 47

★12R A級決勝「佐々木の完全V期待」

 ○◎△  × 注
 426 17 35

競輪解説者 田淵浩一氏による「大宮F2戦展望」


実力伯仲で、上位陣の競走得点も差がなく
混戦ムードの中、
地元 野本怜菜(埼玉114期)を抜擢したい。
5月弥彦で落車、鎖骨骨折で負傷欠場後も
コンスタントに優出、10月奈良では
奥井迪(東京106期)を差し切りVと
確実に状態は上がってきている。
以前ほどの積極性はなくなったが
位置取り含め、戦法の幅が広がってきた。
大宮は前回今年3月大本命の奥井迪を差し切り
待望の地元初Vを飾った。
ホームバンクのアドバンテージもあり
決勝3着2回、優出率も高く相性は良い。
地元連続Vに期待したい。

対するは、先行力ある加瀬加奈子(新潟102期)。
今期V2、10月函館完全Vを
逃げ切りで飾った先行職人。
121期の男子選手3人を弟子に持ち
弟子の滝本幸正(新潟121期)いわく
「カッコいい。真似できる走りをしたい」と
言われる走りは素晴らしいの一言。
大宮は長走路だけに
あまり良績は残していないが
勝つ時は逃げ切りとスタイルは変わらない。
今節も弟子の小榑佑弥(新潟121期)の
目の前で逃げ切りを決めるか。

実績NO1の石井貴子(千葉106期)も好勝負必至。
5〜6月に腰痛で欠場後は、
以前のパフォーマンスは見られないが
安定感は抜群。近況成績Vなく
1着も少ないのが気になるが
潜在能力は1番。
大宮は、過去3戦V1準V2回
7勝2着2回と得意バンクの1つ。
自力基本にV候補の一角。

永禮美瑠(愛知118期)も争覇級。
前受けからの飛び付き、先行策もあり
優勝こそないが、今期準V4回と
決勝戦の良績が目立つ。
大宮は、昨年2月3.3.④着、
今年7月2.4.⑤着と大崩れはない印象。
自力自在戦で、V争いに加わってくる。

あとは、伊藤のぞみ(北海道116期)が安定感ある。
追走技術あり、1着のイメージはないが、
3連対率が高く、優出は必至。初V目指す。
地元のアドバンテージある
野本怜菜に期待も激戦必至。