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RACE2023.3.26

<3月24日~26日>大宮競輪モーニング7 第8回チャリ・ロト杯 Fll「レース展望」※3/26更新

競輪解説者 田淵浩一氏による「A級チャレンジ決勝戦展望」


並び
145 26 73

九州ラインは準決勝戦同様
熊本の松本に福岡の片折。
中四国ラインは準決勝戦同様
愛媛の森本に岡山の川本。
関東ラインは準決勝戦同様
地元の加藤に栃木の佐藤
さらに3番手を栃木の伊藤が
固めライン3車となり
3対2対2の3分戦となった。

121期生3人が
それぞれ連勝で勝ち上がり
準決勝戦をライン決着で決めたので
決勝戦もラインができ
互角の一戦となる。
3人の勝ち上がりの内容で
1番積極的に動いているのは
松本で逃げ切り連勝。
加藤は準決勝戦、展開が向いたが
仕掛けのタイミングは良かった。
森本は準決勝戦、大宮バンクの
セオリーで正解だと思うが
ちょっと構えすぎの印象。
3人ともに徹底先行タイプではないが
流れに応じた柔軟な走りができ
位置取りが重要になってくる。
1番器用なのは加藤か?
いざとなれば
コースを探して突っ込んでこれる。
航続距離が長いのはおそらく松本。
森本は今節の前検日も
2月西武園でも言ってた通り
見過ぎる傾向がある。
車番的にも松本が押さえて先行策か。
加藤は特昇かかるだけに
無理せず総力戦もライン3車の
アドバンテージは大きい。
森本も第3ラインなら
前回高知のように
思い切って駆ければ面白い。
ライン3車と地の利を生かし
加藤の完全V、特別昇班に期待する。
番手の佐藤は前回松戸でも
3日間加藤マークだっただけに
離れはないだろうが追走までとみて
動きに無駄がなく
戦歴上位の松本が逆転候補。
森本もチャレンジャー精神なら
まとめて撃破も可能。

地元加藤が今回こそ地元Vとみるが
121期生3人の力勝負に注目したい。

競輪解説者 田淵浩一氏による「3日目最終日(3/26)推奨レース」

★第4レース A級チ選抜「高橋の機動力中心」

 注×  ◎○△
 425 1736

★第6レース A級チ選抜「森田の差し切り期待」

 注△   × ○◎
 157 62 34

競輪解説者 田淵浩一氏による「大宮競輪 レース展望」


地元の加藤将武(埼玉121期)の
機動力に期待する。
目下2場所連続完全V、
今節完全Vなら特別昇班となる。
特昇への挑戦は2度目。
前回も大宮で8連勝して
決勝戦6着に敗れているだけに
今節の地元戦はぜひとも決めたい。
先行基本も位置取りもでき
後手は踏まない。
レースセンスもあり
近況は積極的なレースが多い。
大宮はルーキーシリーズ失格、
昨年11月1.1.⑥着、特昇失敗と
結果は出せていないが
ホームバンクなので
走り方は熟知している。
地の利を生かして
特別昇班を目指す。

相手筆頭格は松本秀之慎(熊本121期)。
前回高知で特昇に失敗
1月広島でも特昇逃すも今年すでにV4
20勝を挙げ、戦歴は最上位だ。
先行基本もレースに柔軟性があり
航続距離も長い。
大宮初参戦で500バンクも前回高知しか
走っていない分割り引いたが
ホームバンクが熊本なら問題ないかも。
加藤将武と互角のV候補。

森本佳太郎(愛媛121期)も差がない。
今年V3、2月西武園で特昇逃すも
前回高知で松本秀之慎の特昇阻止する
逃げ切りVと内容ある勝ち方をしている。
先行基本に流れの中の自力で
スピードをもらってからの方が
持ち味が出るタイプ。
大宮は初参戦となるが
バンクの形状は違うが
前回高知を逃げ切っており
500バンクの不安はないだろう。
V候補の一角に挙げる。

121期生以外では
来期A1班の片折勇輝(福岡95期)が
さすがに安定感ある。
先行含めなんでもできるタイプで
元埼玉登録なので大宮は走り慣れている。
松本秀之慎マークから逆転を狙う。

佐藤謙(栃木90期)と伊藤一貴(栃木72期)は
マーク戦確かで差し脚も切れる。
佐藤謙は前回松戸で3日間
加藤将武マークの準Vと連係実績あるので
加藤将武マークからV争いに加わってくる。

先行力ある三浦大輝(宮城111期)は
1月広島で松本秀之慎の特昇阻止する
逃げ切り初Vを飾り、近況は1着も多く
好調をキープしている。
今期降班の縦脚光る
森田達也(福島88期)との
北日本ラインも侮れない。

あとはもう1人の121時生
小榑佑弥(新潟121期)はまだV歴ないが
11月大宮で2勝を挙げており
安定感は欠けるが一発あっても面白い。

特別昇班かかる地元の加藤将武に期待も
松本秀之慎と森本佳太郎の121期3人の
V争いは熾烈になるとみる。