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RACE2020.1.19

東日本発祥71周年 GⅢ 大宮競輪「倉茂記念杯」 注目のレース展望 ※1/19更新

最終日(1/19) 推奨レース

 ★4レース「宮本の機動力上位」

     ◎〇 ×注   △
  38 51 296 47

 ★5レース「埼玉ライン優勢」

  ◎〇  ×△   注
  156 972 834

開催展望

 今シリーズの断然の主役は、
 平原康多(埼玉87期)が務める。
 当所記念は過去10年中5Vと
 圧倒的な強さを誇る。
 近況もグランプリ3着、
 立川記念準Vと優勝こそないが、
 自転車の伸びは良く、
 仕上がり状態は良さそうだ。

 売り出し中の同県の後輩、
 黒沢征治(埼玉113期)、
 植原琢也(埼玉113期)や
 自在性ある木暮安由(群馬92期)、
 昨年の覇者で大宮記念V2の
 神山拓弥(栃木91期)と
 関東ライン充実しており、
 断然のV候補。

 対抗格は三谷竜生(奈良101期)と
 村上義弘(京都73期)の近畿ライン。
 三谷は昨年は落車や失格の影響で、
 なかなか流れに乗れなかったが、
 後半は立ち直りを見せ、
 前回の伊東記念Vと
 復活を感じさせる走りだった。
 大宮は一昨年の記念3.9.5.4着以来の
 参戦となり、
 あまり良績は残していないが、
 前々攻めるアグレッシブな走りは驚異だ。
 村上は前回の立川記念では、
 二次予選で平原に先着するなど、
 決め脚は鋭い。
 大宮は2012年の覇者で、
 昨年は5.1.5.2着。
 自力勝負はもちろん、
 目標あると確実に伸びてくる。
 連係実績ある三谷との近畿ラインは強力。

 あとはもう1人の
 S級S班中川誠一郎(熊本85期)。
 昨年はG1を2勝と充実した一年だった。
 レース展開に注文がつくが、
 2月別府の全日本選抜での
 単騎カマシ逃げ切りVは
 圧巻の走りだった。
 大宮は2012年1月5.2.①以来、
 久しぶりの参戦となるが、
 地元熊本と同じ500バンクなら、
 一発の可能性も十分ある。

 最後に地元のルーキーとして注目の
 黒沢征治(埼玉113期)と
 植原琢也(埼玉113期)の2人に注目したい。
 2人ともすでにF1戦V歴はあり、
 初の地元記念に燃えている。
 黒沢は地脚タイプで長い距離を踏め、
 長走路も苦にしない。
 植原はダッシュを生かした
 カマシ・捲りが得意だが、
 近況は航続距離も長くなってきた。
 タイプは違う2人だが、
 ホームバンクの大宮で、
 G3初優出を果たし、
 平原の前を走る姿を見てみたい。
 ポテンシャルも高く、要注目だ。

 地元記念に滅法強い平原に援軍揃い、
 3年振りの戴冠に期待する。