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RACE2020.7.17

<7月15日~17日>大宮競輪 第21回アサヒビール杯Fll「レース展望」 ※7/17更新

■ A級決勝戦展望 ※7/17更新

並び

 142
375  6

栃木3人の並びは、金子-隅田-神山で即決した。
神山に「一番前はないの?」の質問に
「ないです。三番手で」と即答。
地元両者は、話し合いの末、
柿沼が「番手勝負」、
佐山が「柿沼さんの後ろで勉強したい」と言い、
群馬の2人は、手島は佐山との連係実績を重視して、
「埼玉の後ろから」とコメントし、
須藤は悩んだ末に「決めず」単騎戦を選択、
動ける佐山が、柿沼マークになった為、
実質金子の先行一車となった。
準決勝戦後の金子は、
「今日のレースは内容がなかった。
前を見過ぎてしまい、仕掛けが遅れた。
だが脚の状態は、前回より全然良い。
決勝戦は、しっかり仕掛けたい」と
戦法に迷いはない。
金子の番手を回る隅田も、
「準決勝戦は久しぶりの自力で緊張したが、
勝てて良かった。初日は余裕があったので、
ここを凌げれば特進も見えてくる」と完全Vを狙う。
地元の柿沼は「今後は追い込みになりたいので、
地元だし隅田には悪いが番手で勝負する」と
こちらも腹は決まっている。
群馬の2人もやりづらそうだが
単騎戦の須藤の出方が鍵になりそうだ。
初手で栃木ラインが前受けなら、
柿沼は金子ジカ付けで外競りになり、
誘導使っての金子の先行策。
ほかに動きがあるとすれば、
須藤の追い上げくらいか?
2日間のレースを見ても、
金子と隅田の脚力が抜けている。
S級上位と遜色ないだろう。
番手無風なら金子がどこから仕掛けても
隅田の差し切りVと見ていたが、
地元柿沼との競りで、
どれだけ脚を使わされるかがポイントになりそうだ。
競輪祭出場に一戦も落とせない隅田の気迫に期待して、
隅田の差し切りV上位とみたが、金子の押し切りVも互角。
地元の意地で柿沼の抵抗次第では、
波乱の可能性もあるが、栃木両者のV争い濃厚とみる。


■3日目(7/17)推奨レース ※7/17更新

★2レース「阿久津の先行力中心」

 ◎〇△ 注   ×
 731 2 5 46

★9レース「栃木ライン強力」

  ×注
  142
 〇◎△  
 375  6


■ 大宮F2戦展望記事 ※7/14更新

前期S級の栃木両者が中心。
隅田洋介(栃木・107期)は、
6月青森G3を優勝と勢いは一番。
以前は徹底先行タイプだったが、
近況は自在性あり、安定感もアップしている。
大宮は2017年5月A級戦3.7.3着、
今年2月S級戦9.9.8着と全て先行しており、
良績はないが戦法に幅が広がった現状なら、
問題はないだろう。
同県の金子幸央(栃木・101期)との連係になるが、
近歴から判断すると金子マークの可能性が高い。
金子ー隅田の並びなら隅田の差し切りVに期待する。

金子幸央(栃木・101期)のスピードある自力も互角だ。
久しぶりのA級戦となった前回の青森では、
決勝戦、番手が離れてしまう強烈なダッシュ力で、
惜しくも優勝逃すもスピードの違いを見せていた。
大宮は2014年6月S級戦3.3.⑨着以来、
久しぶりの参戦となるが、
宇都宮がホームバンクなので500バンクは苦にしない。
隅田洋介とは練習仲間でもあり、
呼吸も合いそうで両者のワンツーに期待する。

自力対抗格は山崎寛巳(新潟・93期)。
前回の立川こそ優出逃すも、
立川の前4場所は、全て準決勝戦自力で突破しており、
近況は成績上昇中。
大宮は昨年10月3.8.1着と
準決勝戦は坂井洋(栃木・115期)に敗れたが、
最終日は捲って1勝を挙げた。
徹底先行タイプではないが、
仕掛けのタイミング来れば、
しっかり自力発進出来るので注目の一車だ。

あとは、地元勢。
前期S級の柿沼信也(埼玉・91期)と
安定感ある伊藤亮(埼玉・92期)がV争いに加わる。
両者ともに地元戦は好走するイメージがあり、
栃木勢と連係もしくは、
東京の新人、鈴木薫(東京・115期)、
寺沼拓摩(東京・115期)が勝ち上がれば、
目標に戦うことになりそうだ。
特に鈴木薫は今年3月大宮チャレンジ戦、
完全Vを逃げ切りで飾っており、
イメージは良いはず。
鈴木薫柿沼信也は、
すでに前回立川の準決勝戦で連係しており、
注目ルーキー菊池岳仁(長野・117期)相手に
最後まで抵抗しての柿沼3着、鈴木4着だった。

埼京連係なら、強力な栃木ラインを脅かすか?

実績とスピードに勝る、
栃木両者が断然のV候補で、
金子前回りとみて、
隅田洋介差し切りV有力とみるが、
金子幸央も仕掛け次第では
押し切りも可能。両者のV争い有力とみる。