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RACE2020.9.17

<9月15日~17日>大宮競輪 第93回スポーツニッポン新聞社杯 Fl「レース展望」 ※9/17更新

■ S級決勝戦展望 ※9/17更新

 並び
 315 26 74

準決勝戦3個レースともにラインで決まり、
それぞれ準決勝戦同様の並びで、
朝倉-木暮-岡の関東ラインが本線。
成清-三住の南関東ラインと
神田-今藤の中部近畿ラインは、
目標不在のメンバーになり、
3対2対2の3分戦も実質朝倉の先行一車になった。
神田は「自力自在に何でもやる」とコメントし、
番手戦は?の問いには、
「番手戦も含みです」と答えた。
成清は「何かやります」とコメントし、
ジカ競りは?の問いには、
「余程のことがない限り、
今は、ジカでは競らないです」と答えた。
成清も神田もレースの流れ次第では、
番手戦も考えてはいるが、
はっきり「競る」とはコメントはしなかった。
朝倉は先行一車のレースは、
あまり経験がないので、
戸惑いはありそうだが、
油断せずに主導権を取れば、
S級初Vの可能性もあり得る。
関東ライン前受けなら、
中近か南関東が一度は動き、
朝倉は突っ張るか下げてカマシて行くか?
ライン決着を考えれば、
突っ張り先行の方が良さそうで、
下げると番手追い上げや飛び付きもあり、
レースはもつれそうだ。
ラインの厚みがあり、実績的にも格上で、
朝倉の番手を回る木暮のV有力とみるが、
成清が「簡単に木暮が勝つレースにはしたくない」と
言った言葉が気になり、
波乱含みの一戦になるか?戦い方に注目したい。


■ 3日目(9/17)推奨レース ※9/17更新

 ★5レース「窓場の2勝目期待」

  ×注   〇◎△
  25 1 374 6

 ☆8レース「金子のスピード上位」

  ◎〇注 ×  △
  573 14 26


■ 大宮F1戦展望

木暮 安由(群馬・92期)の実績上位。
自力自在に何でも出来、F1戦は安定感抜群。
大宮は今年1月の記念9.4.2.④と
決勝戦4着だったが、F1戦ではV歴もあり、
相性は良く、500バンクも木暮向きだ。
目標関係なく、V候補筆頭に推す。

木暮には地元の岡 光良(埼玉・93期)が続き
本線を形成する。
岡も派手さはないが、堅実なタイプで、
大宮は今年の記念1.3.5.3と好走しており、
地元戦は割増が必要だ。
地元同士の一戸 康宏(埼玉・101期)や
朝倉 智仁(茨城・115期)もおり、
揃った関東ライン優勢。

対抗格は近畿ライン。
徹底先行タイプの藤井 栄二(兵庫・99期)が
好調キープしている。
大宮は昨年2月3.3.⑦着で、
準決勝・決勝戦では一周先行を見せている。
自力ある川村 晃司(京都・85期)と
マーク戦堅実な神田 紘輔(大阪・100期)が
藤井目標から逆転を狙う。

南関東ラインは成清 貴之(千葉・73期)が軸になる。
大宮は連続V歴もあり、得意バンクの一つ。
同県染谷 幸喜(千葉・111期)が、
近況G3で力強いレース内容をしており、
チャンスは十分。
嶋津 拓弥(神奈川・103期)も復調気配で、
番手戦から抜け出しV奪取に挑む。

あとは、関東期待のルーキー、
朝倉 智仁(茨城・115期)に注目したい。
まだルーキーチャンピオンV以外のS級優勝はないが、
ポテンシャルが高く、長い距離を踏めるタイプで
直線の長さも気にならない。
大宮は昨年10月チャレンジ戦ながら、
有言実行の完全Vを果たしている。
S級のレースに慣れてくれば、V争いも可能だ。

ライン的にも厚みがある木暮が、
実績的にもV候補有力だが、
積極性ある近畿ラインと
南関東ラインも差はないとみる。