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RACE2020.10.4

<10月2日~4日>大宮競輪 第25回テレ玉杯 Fll「レース展望」 ※10/4更新

■A級決勝戦展望 ※10/4更新

並び
25 61 47 3

関東ラインは、地元埼玉の荒木-土屋と
栃木の福田には
新潟の川村がつき2つに分かれた。
北日本ラインは、準決勝戦同様の並びで
前川-宇佐見の福島ラインに
岩手の後藤は単騎自力戦となり、
2対2対2対1の4分戦となった。
若手自力型揃い、
位置取りと仕掛け処が
鍵を握るレースになるだろう。
先行は同県の先輩の前回る荒木と
前川のどちらかが有力だが、
2日間のレース内容から、
前川が主導権は渡さないだろう。
荒木は連勝で勝ち上がるも
2日間先行出来ていないし、
後ろは高校の先輩土屋だけに、
先行に拘ると先行争いは激しくなる。
後藤はバック数多く、
長い距離も踏めるが、
単騎なので仕掛けは早くないだろう。
福田は自力型の中では、
一番航続距離が短い
スピードタイプだけに、
捲り追い込みが理想か?
前川は先行に迷いはないが、
荒木の出方がポイント。
先行争いすると後藤や福田の
捲り頃になるが、
地元で初優出だけに見せ場は作りたい。
最終的にはダッシュ力に勝る前川の
主導権とみて、番手宇佐見に絶好の展開か?
準決勝戦の宇佐見の番手3着はいただけないが、
前川とは函館の準決、決勝戦連係して
連勝と相性も良く決勝戦は勝ちに徹するだろう。
最終4角番手とみて宇佐見のVチャンスとみるが、
捲る後藤と福田の一発、
脚をためる土屋の強襲は十分ある。


■ 3日目(10/4)推奨レース

 ☆2レース「片桐の2勝目有力」

  ◎〇△ ×   注
  175 42 36

 ☆7レース「埼京ライン優勢」

  〇◎注  ×△
  2456 317


■ 大宮F2戦展望

宇佐見裕輝(福島94期)の自力自在戦に期待する。
今期2年半振りにA級降級後2連覇を飾り、
順調なスタートを切ったが、
直近3場所中2回の落車で、
一時の勢いはなくなった感あり、
加えて欠場明けとなる今節だが、
練習十分で、万全の状態での参戦、
スピード、500バンクの適性度を加味して、
中心に期待する。
大宮は今年2月S級戦1.8.6着、
2017年7月A級戦1.1.⑨着と捲りが冴えている。
徹底先行タイプの同県の前川大輔(福島113期)や
スピードある自力で初V狙う後藤悠(岩手115期)もおり、
目標得れば、より有利な戦いになるだろう。

対抗格は、原田亮太(千葉115期)。
徹底先行タイプで、
前回静岡無念の決勝戦1着失格だったが、
レースでは逃げ切っており、
かなり力をつけた印象。
大宮はチャレンジ戦2回走り、
優勝戦は2戦ともに単騎戦となり敗れているが、
ライン出来れば、早めの先行でも押し切り可能。

関東ラインは小林申太(茨城101期)に
追加参戦となった牛山貴広(茨城92期)の茨城コンビと
地元の土屋壮登(埼玉101期)に
近況好調な菅谷隆司(東京96期)の埼京ラインができる。
小林・土屋・菅谷は自力基本に
何でも出来る器用なタイプ、牛山貴広(茨城92期)は
膝の半月板手術による長期欠場後、
前回西武園で復活Vを飾り存在感を示した。
実績ある選手が揃い、侮れない。

最後に寺沼拓摩(東京115期)に注目したい。
地脚タイプで、長い距離を踏めるが、
前回立川1.1.②着ではスピード感ある捲りも見せて、
攻め幅も広がり、本格化の気配を感じた。
大宮は昨年8月チャレンジ戦1.1.②着、
今年7月1.2班戦2.5.2着とイメージは良いはず。
埼京ラインの先頭で戦えば、
北日本ラインや南関東ラインと互角の勝負になる。

戦歴とラインの厚みで、
宇佐見裕輝(福島94期)中心とみるが、
原田亮太(千葉115期)、後藤悠(岩手115期)、
福田滉(栃木115期)、寺沼拓摩(東京115期)の
115期生が今節のカギを握るシリーズになりそうだ。