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RACE2021.2.16

<2月14日~16日>大宮競輪 第10回日本シンライサービス杯 Fll「レース展望」※2/16更新

■ 第12レース「A級決勝戦」展望 ※2/16更新

 並び
 24 15 736

南関東ラインは、千葉の矢口に特選同様、
静岡の柏木と準決勝戦矢口とワンツーを決めた
静岡の平田がつき本線を形成。
関東の並びは、茨城の岩崎に地元の小島。
北日本は準決勝戦ワンツーの
尾形-相澤の宮城コンビが出来上がり、
3対2対2の3分戦になった。

岩崎は「なんでもやる」とコメントを出しているが、
自力タイプではなく、
実質は矢口と尾形の2分戦になる。

2日間の動きを見ると、矢口の強さが際立っている。
比較的楽に主導権を取れてはいるが、
連日カマシて、一周逃げ切りは「強い」の一言。
一昨年秋頃からヘルニアに悩まされてきて、
「ようやく良い方向に変わっている」と言ってたように、
矢口らしさが戻ってきた。

尾形は「落車の影響はないが、力がない」と
言っていたように、
準決勝戦押し切れなかったところを見ると、
まだ完調ではないように見える。

岩崎の「なんでもやる」は、先行はもちろん、
矢口の先行を捲るのは厳しいので、
番手勝負か脚を溜めての突っ込みのどちらか?

矢口と尾形の比較は、積極性に勝る矢口が、
押さえるかカマシて先行する可能性が高い。

尾形は、矢口の後ろが競り合いなら、
捲り一発狙いになるが、
自ら番手飛びつき策も十分ありだろう。

最終的には、矢口が主導権を取って、
番手柏木が無風で回れるか?のレースになりそうだ。

実力的にも展開的にも、矢口のVチャンスとみるが、
番手無風なら、柏木の差し切りは押さえたい。

岩崎が番手勝負なら、尾形の捲り一撃も魅力ある。


■ 元競輪選手 解説者 田淵浩一氏 3日目(2/16)推奨レース ※2/16更新

 ★7レース「北日本ライン有力」

  ◎〇× 注  △
  145 2 376

 ★8レース「牧田の機動力中心」

  ◎〇△  ×注
  5127 346


■ 大宮ガールズ戦展望 ※2/13更新

石井貴子(千葉106期)の機動力が中心だ。
ガールズGP3年連続出場、
昨年8月名古屋ガールズドリームレース優勝と
戦歴は断然上位。今年はまだ優勝こそないが、
ダッシュを生かした捲り・カマシの威力は抜群。
大宮は 2018年7月完全V、
昨年3月1.1.②着の準Vと相性も良く、
500バンクの仕掛け処も熟知している。
冷静に自分のタイミングで仕掛ければ V奪取有力。

対するは、太田美穂(三重112期)。
先行力を武器に目下ブレイク中の1人。
取手のガルコレトライアルでは、
先行して高木真備(東京106期)、
石井貴子(千葉106期)を破り準Vで出場権獲得、
地元四日市では、展開の助けもあったが、
久米詩(静岡116期)、石井貴子(千葉106期)相手に
逃げ切りV奪取と内容も文句なし。
大宮は 2018年6月4.4.1着と
最終日逃げ切り勝ち以来2度目の参戦になるが、
現状の充実度なら 500バンクでも好勝負になる。

新人の永禮美瑠(愛知118期)と
下条未悠(富山118期)の2人にも注目したい。
永禮はすでにV1準V2回、
ガルコレトライアルでも優出しており、
近況は成績も安定してきた。
下條はすでにV2準V3回と力はあるが、
成績が安定していない。
前回高松準Vで好気配だったので、
楽しみな1人。ともにスピードタイプだが、
下條の方が航続距離が長そうだ。
500バンク初参戦となるので、
走り方が難しくなるが、
優勝争いには加わってくるだろう。

ほかには、地元の野本怜菜(埼玉114期)に期待する。
前々回別府落車欠場で状態不安も、
前回名古屋準Vなら問題なさそうだ。
大宮はホームバンクで過去3戦全て優出しており、
好走のイメージしかない。
先行力あり、走り慣れたバンクでアドバンテージも大。
今節は強力な同型揃うが、一発あっても不思議ではない。

大宮得意の板根茜弥(東京110期)、
レースセンスある高橋朋恵(東京108期)、
先行力ある成田可菜絵(大阪112期)あたりまでは争覇圏内。

スピードと経験値に勝る石井貴子が中心とみるが、
今年、石井との対戦成績3勝1敗の太田の先行力は差はない。
上記以外にも、競走得点差が少なく、激戦模様。