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RACE2021.3.17

<3月15日~17日>大宮競輪 第59回東京中日スポーツ杯 Fl「レース展望」※3/17更新

■ S級決勝戦展望

並び
341 6 752

南関東ラインは千葉の根田-山賀と
静岡の大石に神奈川の東に分かれて、
千葉ライン後位に福島の伏見、
大石-東の後位に地元の岡がつき、
新潟の藤原は単騎戦となり、
3対3対1の実質2分戦になった。
2日間の走りを見て、
状態の良さは東が1番良く見える。
初日の伸びは抜群だったし、
準決勝戦も競りを凌いでの2着は好内容。
根田は展開に恵まれた感はあるが、
準決勝戦13秒5の上がりタイムは秀逸。
大石は初日の3着は案外だったが、
バンクコンディションを考えると
仕方なしかも。
地元の岡は展開厳しい中、
よく凌いでいて、伸びも良い。
伏見も藤原も展開が向けば
モノにできる感じ。
山賀は連日踏み出しで
口があいているのが気になる。
先行は、バック数互角だが、
チャレンジャー大石の
主導権とみるのが妥当か?
大石先行なら、番手東に展開は向く。
大宮記念でも優出しており、
「大宮は、流れがいいですね」と
東は、相性も良さもアピールしていた。
根田がカマシ・捲りになると
山賀の追走がどうか?
山賀に根田との相性を聞いたところ、
「優勝獲らせてもらってるし、離れてもいる」と
笑っていたので、追走出来れば、
500バンクを考慮すると、
差し切りまでありそうだ。
大石の先行を根田が捲る展開とみて、
根田と東のV争いとみる。
根田の先行なら、
番手山賀の差し切りVも一考。


■ 田淵浩一氏 3日目(3/17)推奨レース

 ☆10レース「伊東の完全V期待」

  ×◎〇 注 △
  715 2 463


■ 大宮F1戦展望 ※3/14更新

根田空史(千葉94期)の機動力に期待する。
ダッシュを生かしたカマシ・捲りが主戦法で、
前々回G1全日本選抜でも先行して、
準決勝戦進出しており、
近況は主導権を取って粘るレースが多い。
大宮は久しぶりの参戦となり、
前回2019年1月記念企画レースでは、
上がりタイム13秒8と冬場のバンクでは
規格外のタイムで捲り快勝、2017年3月7.2.③着で
決勝戦は先行して同県成清貴之(千葉73期)の
Vに貢献する走りをしている。500バンクは、
千葉がホームバンクだったので、
問題はないはず。今節の中心に推す。

縦脚ある同県山賀雅仁(千葉87期)、
今年の大宮記念優出した、
信頼できるマーカー東龍之介(神奈川96期)、
積極的なレーススタイルで力をつけてきた、
大石剣士(静岡109期)と揃った南関東ライン優勢。

対するは、実績上位の稲垣裕之(京都86期)。
欠場明けの前回G1全日本選抜では1勝を挙げた。
もちろん自力でも戦えるが、
目標あるレースが増えていて、
今節も昨年9月当所3日間先行している
藤井栄二(兵庫99期)、
前回地元奈良記念優出の中井俊亮(奈良103期)と、
積極的なタイプがおり同乗なれば、
チャンスは広がるだろう。
笠松信幸(愛知84期)との中部近畿ラインも強力だ。
大宮は2019年12月6.2.③着、
2017年1月記念6.2.2.③着で、
本人曰く「好きなバンク」で逆転を狙う。
実績最上位の伏見俊昭(福島75期)は、
目標次第になる。
北日本ラインでは、
スピードある坂本貴史(青森94期)との
連係になるが、機動力タイプが手薄なので、
東日本での連係になるか。

最後に地元阿部大樹(埼玉94期)に期待したい。
前回平では久しぶりのV奪取を果たし、
近況は、高松記念でも優出と
好調キープしての地元参戦となる。
大宮はブフリ(オランダ)に
抜かれるまでのバンクレコードホルダーで、
捲り・差しの威力は脅威だ。
今節は、同県一戸康宏(埼玉101期)や
朝倉智仁(茨城115期)、小原唯志(茨城101期)、
伊早坂駿一(茨城105期)の
茨城勢に機動力タイプが揃い、
勝ち上がり次第となるが、
目標あれば地元Vの可能性もある。

スピードある根田を中心に南関東ライン優勢とみるが、
実績ある稲垣率いる中部近畿ラインも互角、
揃った茨城勢が関東ラインを牽引すれば、
面白い戦いになるだろう。